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RG3が先発復帰へ

 次のMIN戦でRG3が先発に復帰するようです。ワシントン・ポストは金曜日に最終判断すると、まだ確定していない書き方をしているけど、ギリギリに判断するメリットなんてないので、おそらくRG3が先発する方向なんでしょう。

 このニュースを聞いて素直に喜べない自分がおります。決してRG3がイヤってわけじゃなくて、ダラス戦でコルトの魂のこもったプレーに感動し、正直、もう少しコルトを見たかった、というのが強いです。個人的には、MIN戦はコルトでいって、バイ明けにRG3復帰、というシナリオを描いていました。

 コルトがスターターのタマであるかどうかは、まだ半信半疑。それでも、2試合のパス成功率86%って、マグレじゃできないと思うんですよね。また、リリースの速さがすばらしい。ラッセル・ウィルソンの魅力はクイックリリースにあるとワタシは思っているので、コルトにも可能性を感じてしまいます。そして、何度も書いているけど、メンタルの強さは文句なし。

 でもまあ、ウチはRG3のチームなので、復帰をずらす理由はないです。目先の勝利にこだわるならコルトのほうがいいのかもしれないけど、長期的にはRG3を早く先発復帰させて当初のプランを軌道に乗せるのが得策でしょう。不安のほうが大きいけど、復帰戦に勝って自信をつけてもらいたいです。

幸せだ。。。

 しびれました。久しぶりにスキンズファンであることに幸せを感じました。この1週間、幸福感に陶酔したまま過ごせそうですw

スキンズ 20ー17(OT) カウボーイズ

ディフェンス
 ゲームプランがこんなにハマった試合はほとんど記憶にないです。3rdダウンシチュエーションになったらひたすらフルブリッツ。ダラスの強力OL陣が相手では1対1では歯が立たないので、数で圧倒するという捨て身の戦法。これが見事なまでにハマって6サックを浴びせました。

 いつもはフルブリッツをかけても交通渋滞になることが多いのに、昨日は見事なほどにレーンができました。やみくもにフルブリッツをかけるのではなく、レイトブリッツや片方のサイドで人数を増やしたりと、様々なバリエーションを試したのが良かったんでしょう。DCハズレット、GJ!

 パスラッシュと同等に素晴らしかったのが、アマーソンとブリーランドのCBコンビ。フルブリッツをかければ、当然、後方が手薄になってビッグゲインを許すリスクが高まるわけだけど、ほとんどやられませんでした。

 特にブリーランドはすごかった。デズ・ブライアント相手に完勝といっていいんじゃないですかね。エンドゾーンでブライアントへのパスを2回たたき落としてTDを防いだのは圧巻。試合最後のPDも完璧なカバーでした。ワタシがゲームボールをあげるとすれば、ブリーランドですね。

 長年弱点だったCB陣に、生え抜きの若手が台頭してきたのはホントうれぴい。来年、ケガから復帰するDホールをニッケルに回せられたらいい布陣になりそうw

 デマルコ・マリーは速かったですなあ。ランを抑えてパスでやられるというワタシの予想とは真逆の展開になりました。ウチはランに苦しんでいたのに、ダラスは6対4の割合でパスで攻めてきたので助かりました。後半、常にリードする展開に持ち込んだのが良かったんでしょう。

 ロモが一時負傷退場し、ウィーデンが出てきた時は、「勝った!」って思ったんですが、サクサクとTDドライブを決められちゃいました。ちょっとなめてました。コルトにしろ、ウィーデンにしろ、CLEのQB、すげーじゃん。

コルト
 何と言っても勝負強さがスバラシイ。OTのドライブは、目の覚めるパスをビシビシ決めたって感じではなく、ショートパスをコツコツ通して前進するって感じだったけど、緊張する場面でも動じない落ち着きぶりが頼もしかった。カズンズだったら絶対無理。ちなみにスタッツは、25/30(83.3%)、299ヤード、0TD、1INT、RTG94.3。

 デショーンに通したロングボム2発もお見事。肩が弱いと言われているけど、ボールの弾道はかなりいいように見えました。

ありがとう、ダラス
 相手が宿敵ダラスだったからか、選手たちは純粋に勝つことだけに集中していたように見えました。試合を通してウチのほうが気迫で勝っていた気がしますね。今までダラスって憎いとしか思ったことがなかったけど、問答無用に勝ちたいと思えるライバルがいることは実にありがたいことであります。

 先週、TENに勝った時も嬉しかったけど、ダラス戦勝利の嬉しさはちょっと異次元ですね。こんな幸福感を味わえるのも、ダラスというライバルがいればこそ。

 どうでもいいけど、試合中、ESPNのインタビューに応えたジェリー・ジョーンズがロモを絶賛した直後に、ロモはサックを浴びて負傷退場。チームは絶好調でも、この2人はやっぱりネタキャラコンビなんだよなあ。




久しぶりのプレビュー

 久しぶりに勝って気分がポジティブになったので(単純)、久しぶりに試合のプレビューをしてみます。

対ダラスオフェンス
 パスハッピーからランヘビーのチームに変貌を遂げたダラス。まずはリーグナンバーワンのランオフェンスをどう抑えるかが最優先課題。ランでリズムをつくられたら、もう手の打ちようがなさそう。

 RBデマルコ・マリーがキレキレなのは間違いないけど、それを支えるOLもスバラシイ。LTタイロン・スミス(2011年)、Cトラビス・フレデリク(2013年)、ザック・マーチン(2014年)と、過去4年間で3人もドラフト1巡でOLを指名。地味に見えるけど、お手本のような補強ですね。悔しいけど、ジェリー・ジョーンズ、GJです。

 ただ、ウチのチーム、弱い割にランではそんなにやられてないんですよ。パーソネル的にランに強い選手が多いことが大きいと思うのですが。なので、ランでやられ放題、という展開にはならないんじゃないかと予想します。

 で、次の課題はロモをどう抑えるか。ランヘビーによってロモの負担が減り、ポカも減る、という好循環が生まれているので、簡単には止まらないでしょうねー。正直、ウチのセカンダリーがダラスのパスアタックを止める図がさっぱりイメージできないです。

 右サイドはCBアマーソン、ウィッテンはILBロビンソンがそこそこ抑えてくれるとして、カギを握るのはやはり左サイドのCBブリーランド。ルーキーにデズ・ブライアントとマッチアップさせたくないけど、他にいないんだからしょうがない。ブリーランド自身も少しずつ良くなっているので、頑張ってもらうしかないです。

 あとは、オラクポの代役、トレント・マーフィーがどこまでやれるか。タイロン・スミスに軽くあしらわれるだけだろうけど、ドラ2の片鱗を少しでも見せて欲しいところ。

 大変だろうけど、勝機を見出すには、守備陣のターンオーバーが必須。根性見せて欲しいです。

対ダラスディフェンス
 去年のダラスディフェンスはボロボロだった上に、ウェア、ハッチャーが移籍し、ショーン・リーも負傷離脱。明らかに戦力ダウンに見えるんだけど、今年の守備スタッツが悪くないのはなぜなんだ。

 チームのトータルサック数は6つとかなり少なめ。パスラッシュはそんなに強くない感じなので、手も足も出ないという展開にはならないでしょう。

 RG3が「チームは自分を急かしていない」と言っているので、スターターはおそらくコルト。この1週間でファーストチームとの連携は深まりましたかね。TEN戦でコルトのクイックリリースはかなりのものだと思ったので、個人的にはかなりやってくれそうな予感がしますw

Beat Dallas!!!

 今週はダラスウィーク(こちらではダラス戦の前の週をこう呼びます)。実力的に勝ち目がないとしても、「プ」の望みがないとしても、たとえ消化試合だったとしても、ダラス戦だけはそんなの関係ナシ。純粋に勝つことのみに集中できるのはダラス戦だけでしょう。宿命のライバルがいるというのは、実にありがたいことであります。

 で、見るだけで「ダラスに勝ちたい!」と思いたくなる写真を2枚ほど。




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(写真はスキンズ公式ブログより)

 あと、ILBキーナン・ロビンソン、週間MVPおめ。CBバシャード・ブリーランドもルーキーの週間MVPにノミネートされ、若手が台頭してきたのは嬉しい限りです。

オラクポシーズンエンド&コルト先発へ

さらばオラクポ?
 オラクポが胸筋断裂でシーズンエンドとなりました。試合のどの時点で負傷したのか気付かなかった。今季0.5サックと絶不調でしたが、悪い時は悪いことが重なるもんで。胸筋断裂はこれで3度目。

 今季はフランチャイズ指定で11.45ミリオンの1年契約。バリバリ活躍して今オフ、大型契約を狙っていただろうから、本人にとっては相当ショックでしょう。ディフェンスの顔として低迷期を支えてきてくれましたが、生産性が低い上にケガも多いとあっては、再契約の可能性は相当低いでしょう。

 オラクポが2試合でシーズンエンドになった2012シーズン、皮肉にもスキンズは地区優勝してるんですよ。毎年2ケタ前後のサックを記録する安定感のある選手ではあったけど、相手LTを圧倒するような選手ではなかったですね。

 少し前のエントリでも書いたけど、総合力ではオラクポより上のケリガンとの再契約が優先でしょう。オラクポと再契約する可能性はゼロではないと思うけど、単年2~3ミリオンがせいぜいじゃないかと。

 オラクポをフランチャイズ指定して11.45ミリオンもの高額サラリーを払ったフロントに批判も出ているけど、オフの時点ではベストの選択だったとワタシは思います。代役がいない状況で、昨年10サックを記録した選手をそのまま放出できる余裕なんてなかったし。むしろ、長期契約を見送ったフロントの判断を評価したいですね。

 代役を務めるのは2巡ルーキーのトレント・マーフィー。ここまでローテーションでちょこちょこと出てるけどインパクトなし。スピードもパワーも中途半端な選手なので、個人的にはかなり懐疑的ですが、ポストオラクポ時代の来シーズンを見据える上でも伸びてもらわないと困りますね。

コルトが先発昇格
 グルーデンがRG3が間に合わなければ、コルトを先発させると明言しました。RG3復帰の可能性はゼロじゃないみたいだけど、おそらくコルトで行くことになるでしょう。

 QB論争が起きていたけど、コルトをファーストチームで練習させ、連携を高めるために、とっとと決めたのは正しい判断だと思います。TEN戦でのコルト、すっげえシンプルなプレーばかりだったもん。コルト頑張れ。

W7 コルトで連敗脱出

 4連敗もしていると、ネガティブシンキングにどっぷりつかっており、試合中ずっと「結局負けちゃうんだよね~」などと思いながら観てました。最後の決勝FGも、あの距離でさえ「これを外すのがスキンズクオリティ」と思っていたので、心臓バクバクでしたw

スキンズ 19―17 タイタンズ

QBスイッチ
 これが試合のターニングポイント。後半からコルトを投入したことが吉と出ました。最初のパス、ガーソンに8ヤードのショートを通した、と思ったら、相手守備陣の緩慢な動きで、あれよあれよとそのまま70ヤードTD。あんなこともあるんだ~。ラッキーとしかいいよがないけど、あれでモメンタムが来ました。

 コルトは最後の逆転FGもお膳立てしたんだけど、決してすっげー良かったってわけじゃない。デザインされたショートパスをコツコツ通していった、そんな感じ。でも、カズンズとの大きな違いはその落ち着きぶり。勝負所で逆噴射するカズンズだったら、負けていたでしょうねー。

 コルトになってショートパスがサクサク通ったのは、リリースが早いからじゃないかと思いました。リリースが早い分、レシーバーにもボールが早く届くので、RACでさらに前進できる。ガーソンへの70ヤードTDパスも、コルトのクイックリリースが影響したんじゃないかと。

 それにしても、コルトは良くやった。シーズン前は彼に出番が来るなんて思ってもみなかったけど。

 一方のカズンズ。前半のあのINTはないでしょう。守備陣がINTを奪って、さあこれからって時に、モメンタムをぶち壊すポカ。カズンズのINTっていつもモメンタムをぶち壊すんだよなー。ワタシもあのINTでコルトにスイッチすべきだと思ったので、グルーデンの判断には100%同意。

ラン不調
 なかなか改善されませんねえ。中央に突っ込ませるばかりでなく、もっと左右に広くストレッチさせたらいいのにと思うんだけど、どうでしょう。

デショーン
 コイツはやっぱりただ者じゃない。ただスピードがあるだけでなく、際どいボールを必ずもぎとってくれるキャッチング力と集中力がスバラシイ。最後のドライブも、相手のパスインターフェランスで一気に前進できたのも、デショーンのスピードがあればこそ。

TEナイルズ・ポール
 ゲームボールはこの男にあげたいですね。最初の50ヤードレシーブもよく走ったし、パントファンブルをリカバーしたプレーも値千金。それぞれFGに結び付いたので、6点の価値。こういう泥臭く頑張る選手っていいですなあ。

ディフェンス
 ホワイトハーストにジェイク・ロッカーのように走力がないのが助かりました。パスラッシュがあと一歩届かないという場面ばっかりで、ロッカーだったら危なかったと思う。

 パスラッシュでもう少しプレッシャーをかけられたら楽な展開になっていたと思うけど、今までのように誰かが穴になって狙われることはなく、全体的にはかなりイイ内容でした。

グルーデン
 QBスイッチはナイスな判断だったけど、レッドゾーンでのプレーコールには大いに不満。特に、前半、2度目のFGに終わったドライブだったかな、エンドゾーンまで13ヤードくらいあったのに、RBへのショベルパスは引きました。意表を突くコールだとは思うけど、3rdダウンで出すコールじゃないでしょーよ。観客もブーイングしてたけど、大いに同意。

 また、3rd&1からFBヤングのランでダウン更新した時があったけど、何でももっとヤングのランを使わないんだろう。ウチは3rdダウン更新率がリーグで下から2番目。グルーデンのコールにも問題があると思う。


 こんなに接戦になるような相手だとは思わなかったけど、勝てて何より。久しぶりに気分が軽やか~w




W6 やっぱり勝てない

 過去14戦13敗。今までは基本的にその日のうちに試合の感想を書いていましたが、だんだん気力が失せてきました。今回は感想を書こうと思うまで丸2日を要しました。。。

スキンズ 20―30 カージナルス

CBバシャード・ブリーランド
 カージナルス戦で狙われた穴は、IR入りしたDホールの代わりに先発しているこのルーキー。試合序盤は相手レシーバーに対し「15ヤードくらいあるんじゃねーの」と思うくらい広いクッションを取っていて、あたり前のごとくパスを通されました。WRフロイドに通された先制TDパスも、素人のワタシが見てもパスカバーの基本ができてないと分かりました。

 コーチから指示が行ったのか、途中からタイトにカバーするようになり、随分良くなりました。が、ルーキーにフィッツジェラルドをカバーするのはちときついでしょう。ただ、パスインターフェランスを取られたプレー、あれはファウルには見えなかったぞ。あれがファイルじゃなければ、試合展開も変わっていた気がする。

 逆サイドのスターター、アマーソンも脳震盪で途中退場。CB陣、もう死亡寸前。

ILBウィル・コンプトン
 ペリー・ライリーの代役で初先発。ライリーのようにパスでちんちんにやられることはなかったので、まあ合格点ですかね。相手が意図的にTEを使わなかったのか、コンプトンのカバーが良かったのか、ワタシにはよく分からないけど、無難にプレーできるなら、今後もコンプトンでいいんじゃないですかね。

OLBライアン・ケリガン
 守備陣で孤軍奮闘の活躍でした。タックルを確実に決めるパワーは素晴らしいの一言。RBに対しても走り負けないし、サイズ的にパスカバーは大変なのにパスでやられることもない。JJ・ワットのようなオールプロクラスのバケモノではないし、サック王を争うパスラッシャーでもないけど、総合力なら十分プロボウル級でしょう。

 今オフ、絶不調のオラクポとはサヨナラし、ケリガンとの契約延長を優先することになりそう。

オフェンス
 ディフェンスはあの布陣では良くやったほう。あとはオフェンスが爆発するしかないのに、爆発できない。デショーン、ロバーツがキレキレで、TEジョーダン・リードも復帰してこのザマじゃ情けない。これはもうコーチングの責任でしょう。

ラン機能不全
 2試合連続でランが完全に封じ込められました。これだけ出ないとオフェンスが進まないのは当然。OLが弱いのは事実だけど、シャナハン時代はほぼ同じ布陣で、ランはそれなりに出てましたからねえ。ゾーンブロッキングでOLを外にストレッチさせ、モリスがその切れ目を抜けるシャナハン得意のプレーがえらく減ったような。個人的にはグルーデンのランのコールが悪いんじゃないかと思うんだけど、どうでしょう。

カズンズ
 NYG戦の悪夢を想起させる試合終盤のINTラッシュ。勝負所でこんなにポカを連発するようじゃ、お話しにならないです。メンタル的にカズンズがスターターの器でないことは、99%確信しました。

ホーチュリー
 このクソ審判、どこ見てんだ。試合のモメンタムをぶち壊すロバーツのファンブル、どう見てもニーダウンが先でしょうよ。映像をレビューしてそのままってどういうことよ。

 審判陣がストライキした時、偉そうに英雄気取りしてたけど、もともと誤審の多いテキトーな審判だと思ってました。アウェー戦で審判がホーチュリーだと知って嫌な予感がしていたけど、見事に的中。てめえ、二度とウチの試合で笛吹くな。

W5 負け犬根性

スキンズ 17―27 シーホークス

 大きなミスがなかった分、試合にはなりました。3ポゼッション差を覚悟していたので、よくやったほうかと。期待値を思いっきり下げると、負けてもショックはないので、精神衛生的にはいいかもw

 カズンズはまずまず。NYG戦の悪夢からよく立ち直りました。SEAの厳しいディフェンス相手にノーインターセプトなら上出来。

 相手は常に8メンボックスを敷いてきて、モリスのランはシャットアウトされました。相手ディフェンスをストレッチするためにパス主体で攻めたんだろうけど、あの強力セカンダリーの前にデショーン以外、歯が立ちませんでした。プレーアクションを使っても、ターゲットが見つからないシーンが何度あったことか。個人的には、もう少し我慢してランを使っても良かったと思う。

 それにしても、SEAのLB陣のパスカバー能力すげえ。ショートパスはほとんど通らなかった感じでした。ウチはスロットやTEにやられまくっているので、ああゆうの欲しいっす。

 今年突如ブレークしたTEポールはほとんど目立たず。脳震盪の影響がありましたかねえ。

 守備陣は頑張っていたけど、相手オフェンスのファウル連発がなければ、TDもう2、3個くらっていたと思うぞ。

 試合の感想はここまでにして、ちょっと気になる話が。試合後、ロッカールームで選手たちは負けたのにヘラヘラ笑っていたらしいです。「俺たち、SEA相手に良くやったんじゃねーの」なんて話していたんでしょうか。選手たちまでがワタシと同じように期待値を下げて、ちょっと善戦して満足していたなんて、かなりショック。

 負け犬根性が染みついてますな。今年に限ったことではなく、過去20年くらいずっとこんな感じなのかも。この負け犬カルチャーを変えない限り、強くなれないと感じます。

 スクールウォーズで109対0で負けた後、山下真司と選手たちが「悔しくないのかぁ~!」 「悔しいですっ」と泣き叫ぶシーンがあったけど、ウチもああゆうのがないとダメなんじゃないですかね。選手たちにはぜひこの感動の名場面を見て欲しいw





デスパレートなスキンズたち

 MLBプレーオフ、ワシントン・ナショナルズが延長18回で負けたことに大ショック。その後すぐ寝たせいか、夢に出てきてうなされましたw これで0勝2敗、5回戦制なのでもう後がなくなりました。

 サースデーナイトでボロ負けしてから、スキンズを応援するモチベーションがプッツンしてしまい、次の試合への関心が全く湧き上がってきません。もともとSEA戦はノーチャンスと思っていたので、それがさらにモチベーションを下げる要因になっています。シーズン序盤からこんな気分になるのは珍しいかも。

 なので、カズンズはどうだとか、リンチをどう抑えるかとか、シャーマンをどう打ち破るとか、思考停止の今のワタシでは何も考えられない状況です。

 SEA戦ははっきり言ってノーチャンスだと思うのですが、唯一、光明を見出すとすれば、ワシントン・ポスト(電子版)に出ていたTrent Williams says desperate Redskins can beat Seahawksという見出しの記事。

 “Can we beat them? Yeah,” Williams said, nonchalantly. “At the end of the day, they’re not robots. They’re human beings and nobody’s perfect. Nobody plays perfect every Sunday. They have been beaten before. It’s not like they’re unstoppable. They’re a great team, no doubt about it, but anything is possible in the NFL.”

 Asked to describe the level of desperation within the locker room, Williams said, “It’s rising. It’s not at an all-time high desperate level, but sense of urgency has to pick up. Everybody understands that. We know that’s the only way we’re going to be able to get this thing going in the right direction; for everybody to pick their sense of urgency up.”

 NFL全体でシーズンに1、2回はあり得ないアップセットが起きますが、それを起こすにはdesperate になるしかないでしょう。勝ち負けはさておき、全国中継なんだから、desperate な試合を見せてほしいです。あ、意味不明の記事のタイトルは、某ドラマのパクリですw

レジェンドとの遭遇

 ワタクシ事ですが、先週の土曜日にウレシイことがありました。仕事でワシントン市内のホテルに行ったんですが、次の用事まで2時間以上ありました。退屈だなあと思っていると、元レッドスキンズ選手で連邦下院選挙に出馬しているクリント・ディディアという人の政治イベントがそのホテルで開かれることを知りました。誰でもオープンな感じだったので、行ってみました。

 このディディアという人、ワタシは名前すら聞いたことがなかったんですが、TEとしてレッドスキンズでは1982年から87年までプレーし、SBリングを2個ゲットしています。87年のSBではTDも決めています。

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 こんな感じで生サインといただいちゃいました。右手にギラギラ輝いているのは、SBリングだと思います。

 これだけでも超ラッキーと充実感に浸っていたんですが、もっとすごい人が出現!

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 ジョン・リギンズ!!! スーパーボウルMVP&ホール・オブ・フェイマー、スキンズのレジェンドRBであります。3人で一緒に写真を撮っていただいちゃいました。

 リギンズのジャケット、首の部分が皮になっていて、パンツはジーンズ。ちょい悪オヤジって感じでカッコイイっす。2人ともいいおっさんなのに、見事な逆三角形スタイルでした。

 サースデーナイトの惨劇で打ちのめされたハートが癒やされるひとときでありました。