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W7 コルトで連敗脱出

 4連敗もしていると、ネガティブシンキングにどっぷりつかっており、試合中ずっと「結局負けちゃうんだよね~」などと思いながら観てました。最後の決勝FGも、あの距離でさえ「これを外すのがスキンズクオリティ」と思っていたので、心臓バクバクでしたw

スキンズ 19―17 タイタンズ

QBスイッチ
 これが試合のターニングポイント。後半からコルトを投入したことが吉と出ました。最初のパス、ガーソンに8ヤードのショートを通した、と思ったら、相手守備陣の緩慢な動きで、あれよあれよとそのまま70ヤードTD。あんなこともあるんだ~。ラッキーとしかいいよがないけど、あれでモメンタムが来ました。

 コルトは最後の逆転FGもお膳立てしたんだけど、決してすっげー良かったってわけじゃない。デザインされたショートパスをコツコツ通していった、そんな感じ。でも、カズンズとの大きな違いはその落ち着きぶり。勝負所で逆噴射するカズンズだったら、負けていたでしょうねー。

 コルトになってショートパスがサクサク通ったのは、リリースが早いからじゃないかと思いました。リリースが早い分、レシーバーにもボールが早く届くので、RACでさらに前進できる。ガーソンへの70ヤードTDパスも、コルトのクイックリリースが影響したんじゃないかと。

 それにしても、コルトは良くやった。シーズン前は彼に出番が来るなんて思ってもみなかったけど。

 一方のカズンズ。前半のあのINTはないでしょう。守備陣がINTを奪って、さあこれからって時に、モメンタムをぶち壊すポカ。カズンズのINTっていつもモメンタムをぶち壊すんだよなー。ワタシもあのINTでコルトにスイッチすべきだと思ったので、グルーデンの判断には100%同意。

ラン不調
 なかなか改善されませんねえ。中央に突っ込ませるばかりでなく、もっと左右に広くストレッチさせたらいいのにと思うんだけど、どうでしょう。

デショーン
 コイツはやっぱりただ者じゃない。ただスピードがあるだけでなく、際どいボールを必ずもぎとってくれるキャッチング力と集中力がスバラシイ。最後のドライブも、相手のパスインターフェランスで一気に前進できたのも、デショーンのスピードがあればこそ。

TEナイルズ・ポール
 ゲームボールはこの男にあげたいですね。最初の50ヤードレシーブもよく走ったし、パントファンブルをリカバーしたプレーも値千金。それぞれFGに結び付いたので、6点の価値。こういう泥臭く頑張る選手っていいですなあ。

ディフェンス
 ホワイトハーストにジェイク・ロッカーのように走力がないのが助かりました。パスラッシュがあと一歩届かないという場面ばっかりで、ロッカーだったら危なかったと思う。

 パスラッシュでもう少しプレッシャーをかけられたら楽な展開になっていたと思うけど、今までのように誰かが穴になって狙われることはなく、全体的にはかなりイイ内容でした。

グルーデン
 QBスイッチはナイスな判断だったけど、レッドゾーンでのプレーコールには大いに不満。特に、前半、2度目のFGに終わったドライブだったかな、エンドゾーンまで13ヤードくらいあったのに、RBへのショベルパスは引きました。意表を突くコールだとは思うけど、3rdダウンで出すコールじゃないでしょーよ。観客もブーイングしてたけど、大いに同意。

 また、3rd&1からFBヤングのランでダウン更新した時があったけど、何でももっとヤングのランを使わないんだろう。ウチは3rdダウン更新率がリーグで下から2番目。グルーデンのコールにも問題があると思う。


 こんなに接戦になるような相手だとは思わなかったけど、勝てて何より。久しぶりに気分が軽やか~w