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Cooley's List

 今年は辛うじてブラックマンデーを回避できました。一時は今年もHC交代確実かと思ったんですが。グルーデンは会見で、ハズレットを引き留めたいと発言したようですが、どうでしょう。さすがに今シーズンの成績では、誰も責任を取らずに済むとは思ってないでしょう。先輩コーチの顔を立てるコメントだとワタシは受け止めましたが。

 さて、今や超激辛スキンズ専門アナリストとして名を馳せているのが、クリス・クーリー。そのクーリーが来季に絶対残すべき選手、サヨナラすべき選手をそれぞれ10人ずつ挙げています。我々凡人とはちょっと異なる見方が満載で、ヒマなオフの妄想ネタとしてとっても興味深いのでご紹介します。

キープすべき10人(契約下にある選手も含む)
1. Keenan Robinson 2. Trent Williams 3. DeSean Jackson 4. Bashaud Breeland 5. Kirk Cousins 6. Kory Lichtensteiger 7. Ryan Grant 8. DeAngelo Hall 9. Trent Murphy and Ryan Kerrigan 10. Tress Way.

 ふ~む、ILBキーナン・ロビンソンがトップですか。地味な選手なのでちょっと意外な感じがする半面、分かる気がする。タックルの上手さ、パスカバーのできるサイズとスピード、リーダーシップと、どれを取っても一級品。ケガが多いのが玉に瑕だけど、守備陣は彼が中心になっていくんでしょうね。

 この後、LTトレント、WRデショーン、CBブリーランドと順当に続き、びっくりなのが、カズンズの5位ランクイン。うはっ。クーリーはカズンズの潜在能力を高く買っているんでしょう。本人はトレードで他チームに出たがっているみたいだけど、グルーデンはどう評価しているんでしょうか。

 6位にCリクテンスタイガー。OL陣はトレントを除いて総入れ替えが必要だと思っていたので、リクテンスタイガーの高評価はちょっと意外。ワタシはOLの見方がよく分からないので、ああそうなんだって感じ。

 7位は今季ちょっとしか出番がなかったルーキーのWRグラント。確かにプレシーズンの活躍を見る限り、かなり楽しみな選手。絶不調ガーソン、期待外れロバーツに代えてどんどん使って欲しいです。

 アキレス腱を2度断裂したホールが8位。コンディション、戻るんですかねえ。

 ワタシがリストを作るなら、ケリガンを1位に持ってきますが、クーリーの目には9位と低め。これまた意外だ。

 RBモリス、TEリードといった主力選手が入っていないのも意外。ホント辛口ですわ、この人。

サヨナラすべき10人
1. Ryan Clark 2. Andre Roberts 3. Josh LeRibeus 4. E.J. Biggers 5. Brandon Meriweather 6. Roy Helu Jr. 7. Robert Griffin III 8. Leonard Hankerson 9. Tyler Polumbus 10. Logan Paulsen and Niles Paul

 クラーク、ビガーズ、メリウェザーのベテランDB陣が上位にランクイン。クーリーはシーズン中からクラークにボロクソでした。ワタシ的には、クラークはウチのDB陣では悪くないように見えましたけどねー。プロの見方は全然違うようです。

 FA加入のWRロバーツが2位。2位というのはちょっと厳しすぎる気がするけど、期待ハズレという点では激しく同意。とにかくドロップ多すぎ。サンタナ・モスのほうがはるかにいいと思う。何が良くてロバーツを獲ったのか、さっぱり分からない。

 RBヘルーが6位というのも意外。今季はキレキレに見えましたが。ブリッツピックが下手みたいです。確かに開幕戦でパントブロックをくらったのはヘルーの責任でしたね。

 RG3が7位。クーリーは反RG3派なわけですね。あんだけRG3をボロクソに言っていれば当たり前か。

 10位にポールセン、ポールの両TE。プロボウルTEから見ると、2人とも相当イマイチなわけですね。


 とまあ、素人的な見方とはかなり違っていて、とっても興味深いです。この際、クーリーをフロント入りさせて、チーム編成に関与させたら面白いと思うんだけど、どうでしょう。まあ、反RG3派であるという点でそれはあり得ない話ではありますが。

シーズン終了

 今シーズンを締めくくるのにふさわしい無様な負けっぷりでありました。

スキンズ 17―44 カウボーイズ

 ありがたいことにDALは本気モードで試合に臨んでくれました。で、露わになったのは、チーム力の根本的な差。オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム、コーチング、全て相手が格上。まあ、中途半端に善戦して「オレたち意外とやるじゃん」ってうぬぼれるよりも、自分たちの無様さを自覚したほうがいいオフが過ごせると思って前向きに受け止めます。

 DALは12勝目を挙げたのに結局第3シード。ザマミロ。1回戦で消えちまえ。

 RG3はあんなもんでしょう。レッドゾーンでINT2発はびっくりしましたが。それより、CBアマーソン、もうダメだ。試合を通じて右サイドを狙われっぱなし。あいつがスターターである限り、どこにも勝てないと思う。


 結局4勝12敗で終わり、去年よりわずか1勝の上積みで終わりました。ワタシの目標だった8勝は遠かった。それでも、去年よりははるかに楽しめるシーズンではありました。地区内で2つ勝ったし、その勝ち方も良かったし(って期待値低すぎ)。

 ドラフト順位は5位らしいです。トップファイブには入りたいと思っていたので、まあ良かった。

 オフシーズンの動きとしては、前回のエントリで書いたように、早くDC交代のニュースを聞きたいです。あとはフロントの強化をして欲しいですね。特にプロパーソネル担当。昨オフは、FA補強を果敢に行ったけど、当たったのはデショーンくらい。あとはハッチャー、ロバーツ、ロヴァオ、ポーターとことごとくハズレ。これだけ外しまくれば、勝てんでしょうよ。大金注ぎ込んでこのザマは腹立たしい。

 皆さん、今年も辛いシーズンになりましたが、応援お疲れ様でした。




プロボウルほか

 スキンズからプロボウルに選出されたのはLTトレントのみ。今シーズン、抜かれるシーンが結構あったように思うんですが、常連メンバーの強みなのか、3年連続3回目の選出となりました。

 残念だったのはOLBケリガン。リーグ5位の13.5サックで漏れるなんて。6サックのタンバ・ハリが選ばれてるのに。補欠には入っており、最終的にはプロボウルに行ける可能性はあるけど、正式に選出されるのと補欠繰り上げは天地の違い。

 あと、RBモリスが補欠に入ってます。今年の成績で補欠なら上出来。

 WRデショーン、FBヤング、Pウェイも、プロボウルレベルだと思いますが、補欠にも入りませんでした。ウェイはいけそうな気がしてたけどなあ。実質ルーキーで知名度が低かったですかね。

 DAL戦が終わったら、すぐオフシーズンの動きが始まるので、今のうちにワタシの願望を書いておきます。

 HC、RG3もともに残留の方向に落ち着きつつあるので、今オフはDC交代を切望。ハズレットを5年間も使い続けたことが今さらながら不可解としか言いようがないです。で、後任でワタシが希望するのは、DALの元HCウェイド・フィリップス。HCとしては勝負所で弱いイメージがありましたが、3-4のDCとしては秀逸。

 実は今シーズンから、ウチにフィリップスの息子がTEコーチとして在籍してます。最初、息子の入閣を聞いた時、親父さんをDCとして招聘する布石かと思いました。なので、DCとして招聘できるチャンスはかなり高いんじゃないかと。

 フレッチャー大先生は昨オフ、ラヒーム・モリスDBコーチの昇格を推してたけど、個人的にはあまり気乗りしないです。モチベーターのキャラは魅力的ですが、ディフェンス低迷の責任の一端を負うべき人物を昇格させるのはどうかと。

 てことで、シーズン終了後に、ハズレット解任、フィリップス招聘を予想(予言?)します。

DALとはガチで勝負したい

 PHIはプレーオフ戦線から脱落し、見事、スポイラーとなることができました。パチパチパチ。

 ただ、最終戦、DALとはガチで勝負がしたかっただけに、DALの地区優勝が決まってしまったのはちょっと残念。大一番にとてつもなく弱いロモが青ざめながらプレーする姿を見たかったし。

 ただ、DALは現在、第3シードで最終週の結果次第ではファーストラウンドバイの可能性が残っており、手を抜かないでやってくれるかもしれないです。

 で、DALに残されたシナリオはこんな感じ。

Dallas clinches home-field advantage throughout NFC playoffs with:

1) DAL win + ARI loss or tie + DET/GB tie

Dallas clinches a first-round bye with:

1) DAL win + SEA loss or tie + ARI loss or tie OR
2) DAL win + DET/GB tie OR
3) DAL tie + SEA loss + ARI loss OR
4) DAL tie + SEA tie + ARI loss or tie + DET/GB does not end in a tie

 引き分けになることはないでしょう。なので、DALがファーストラウンドバイになる唯一のシナリオは、SEAとARIがともに負けるケース。QB陣にトラブルが発生しているARIが負ける可能性は十分ありそうだけど、SEAが負けるなんてことはあるかな。

 かすかな可能性を信じてウチに全力で勝ちにくるか、無理せず主力選手をある程度休まてスキンズ戦を事実上のバイにするか。う~ん、難しい判断だけど、ワタシがコーチなら後者を選ぶかな。主力をある程度休ませても、ウチが相手なら勝てる可能性は十分ありそうだし。

 DALとガチンコ勝負ができないのは残念だけど、地区内ライバルに2連勝フィニッシュでお願いします。ドラフト順位が下がるのが引っ掛かりますが。

久しぶりの勝利

 生きる喜びを感じておりますw RG3ではもう二度と勝てないと思っていたので、ウルっときました。

スキンズ 27―24 イーグルス

Game Ball : CBバシャード・ブリーランド
 試合終盤に値千金のINT。PHIの攻撃、時間を消費しながらじりじり進まれて、FGで負けちゃうんだろうな~、と思いながら観ていたら、まさかまさかのターンオーバー。思いっきり絶叫しちゃいました。ご近所の皆さん、スミマセン。この後、オフェンスもしっかり進んで決勝FGを決めたのも偉かった。

 ブリーランドはエースのマクリンにもそんなに仕事をさせていなかったし、ウチのしょぼいセカンダリーでは間違いなくエースコーナーですね。逆サイドのアマーソンはダメだ。

Season Best : RG3 
 16/23(69.6%)、220ヤード、1INT、RTG81.8
 レーティングは平凡だけど、間違いなく今シーズンのベストパフォーマンス。とにかくポケット内でのもっさりした動きがなかったのが良かった! パスプロは相変わらずだったけど、早め早めの判断を意識したのか、サックは2つですみました。あんなふうにてきぱきとターゲットに投げ込めるんだ~。やればできるじゃん。ああゆうクオーターバッキングをもちょっと早くやってほしかった。

 デショーンにもディープを2発通したのも収穫。ともにデショーンのキャッチに助けられたけど、自信になったでしょう。デショーンへのディープを奪われたINTはしゃーない。思い切って投げ込んだので、あきらめがつきます。いつものように途中で投げるのをやめてサックをもらうほうがダメージはでかいです。

初勝利おめ! : 対チップ・ケリー
 4戦目にしてチップ・ケリーに初めて勝てたのがかなりウレシイ。チップ・ケリーは第2のベリチックになれる天才だとワタシは思っているので、苦手意識を取り除く上でも価値ある勝利。このままプレーオフから滑り落ちてくれたらもっとウレシイ。

 チップ・ケリーのオフェンスはすごいと思うけど、やっぱりデショーンを放出したのは勿体なかった気がするけど、どうでしょう。去年まではデショーンが存在するだけで、とてつもない脅威だったもん。

来季の課題 : TEザック・アーツ対策とセカンダリー
 アーツに15キャッチ、115ヤードとやられまくりました。ILBキーナン・ロビンソンが欠場だったとはいえ、やられすぎ。サイズがあってパスカバーのできるLBとSの補強は絶対に必要です。

 ウチのセカンダリー、やっぱりしょぼすぎる。3rd&25を平気で更新されたりると、ガクッとくる。ブリーランド以外は、PHIレシーバー陣に全く太刀打ちできていなかった感じ。

Strong Finish : ダラスにも勝とう!
 ここまで来たらダラスにも勝って、気持ちよくオフを迎えたい! 特に新米コーチのグルーデンにとっては大きな自信になると思うので。




もう試合? 土曜日にPHI戦

 次のPHI戦は日曜日ではなく、土曜日。この時期って土曜日も試合ありましたっけ。今シーズン、もうどうでもよくなってるんですが、とりあえず不規則な曜日の試合なので、見逃さないように気をつけなくては。

 残り2試合はプレーオフ争いをするPHIとDAL。せめてどちらかをワイルドカードから引きずり下ろすspoilerになりたいところです。チーム内にそこまでの気力が残っているか甚だ疑問ですが、悲惨なシーズンの最後、両方ホームゲームだし、ちょっとくらい根性を見せてください。

 RG3にとっては消化試合ではなく、キャリアが懸かる2試合になります。「意外といけるじゃん」くらいの印象を最低残さないと、来季、スターター争いにも入れてもらえないかも。OLがあれだけザルだと、もう誰がやっても活躍するのは至難の業だけど、まあ頑張って下さい。

相変わらずの試合内容&グルーデン続投情報

スキンズ 13―24 ジャイアンツ

 先発したコルトはFGで終わった最初のドライブで再び首を負傷し、ベンチに。残りをRG3が引き継ぎました。18/27、236ヤード、1TD、RTG106.4と、スタッツはいいんだけど、やっぱりダメ。特にポケット内でのモタモタぶりは相変わらず見苦しかった。

 勝敗を左右したのが、前半最後のプレー。RG3がダイブしてタッチダウン!と思ったら、レビューでファンブルの判定。あれがTDだったら、勝つチャンスはかなりありました。ルーキーイヤー時代の「持ってる男」は、今や完全に「持ってない男」と化しています。

 あのプレー、ワタシはRG3がスクランブルをチョイスしたこと自体が不満。タイムアウトが残っていなかったので、素直に投げ捨ててFGで3点を取りにいくべきだったと思う。確実にエンドゾーンにいけるスペースがあるなら話は別だけど、あの際どい状況は無謀じゃないかと。RG3のフットボールIQの低さを改めて感じさせられたプレーでした。

 で、首を負傷したコルトはIR入りの可能性も。どこまで重傷か分からんけど、キャリア的にやばいかも。首に不安を抱えるQBを取りたいと思うチームは少ないと思うんで。来季もコルトをつなぎの先発QBで使ったらいいと思っていましたが、この構想も崩れたかも。コルトもつくづく持ってない男だ。。。

 結局、次の試合、RG3が先発することになりました。まあ、これはしょうがないです。

 さて、試合結果よりもっと重要なニュースがありました。夕方、NBC系のローカルニュースを見ていたら、スポーツ担当のDianna Marie Russiniが、来季もグルーデン続投という速報を流していました。このねーちゃん、スクープをよく飛ばすなあ~。

 これが事実なら、フロントはRG3と決別する覚悟を固めたということでしょうか。もう少し詳しい情報が出てくるのを待ちたいと思います。

THE END OF GRUDEN ERA?

 2~3週おきくらいに「今度の先発QBは誰なんだろう?」とやきもきするのが今シーズンの習慣になってますw 野球の先発ローテーションじゃあるまいし。

 首を負傷したコルトを下げ、RG3を先発に復帰させる可能性もありましたが、どうやらコルトで行くようです。怪我を名目にQBを交代する絶好のチャンスでしたが、グルーデンはこれを拒みました。

 これでフロントとの対立は一段と深まり、かなりの確率でグルーデンは解任されるとワタシは予想します。次の試合でもRG3を復帰させなければ、もう決まりでしょう。2年連続でブラックマンデーが来るとは思わなんだww

 ワタシは大いなる勘違いをしていました。グルーデンがRG3を先発から降格させる決断を下した時、フロントは黙っていたので、グルーデンの判断を支持したのだと解釈しました。なので、ワタシは THE END OF RG3 ERA と理解し、地元メディアもそう報じていました。

 しかし、フロントが黙っていたのは、グルーデン支持ではなく、その逆だったと最近気付きました。つまり、RG3の先発降格に断固反対だけど、それを言ったら権限逸脱になるから黙っている、というのがフロントの本音だったのではないかと。本当にグルーデンの判断を支持しているなら、どこかでそういう声明を出しているはずですが、一切出てきません。GMアレンもメディアのインタビューを拒み続けています。

 で、結局、正確には THE END OF RG3 ERA ではなく、THE END OF GRUDEN ERA だったわけです。つまり、決別するのはRG3ではなく、グルーデンのほうだった、というのが水面下で進行している流れだったわけです。

 グルーデンを解雇した場合、残り4年16ミリオンの支払いが生じるため、さすがに1年でクビにしないでしょ、と高をくくっていました。これも THE END OF RG3 ERA と解釈した大きな理由です。

 しかし、最近見かけた分析では、HCの契約にもオフセット条項があるらしいです(知らなかった~)。つまり、再就職先を見つけた場合は、その新たなサラリー分を支払わなくて済むわけです。グルーデンはOCとして評価高かったので、ウチをクビになってもOCとして引く手あまたでしょう。(ミシガン大からHCのオファーが来ているというウワサもありましたが、代理人が否定してます)

 で、16ミリオンのうち実際に支払うのは半分くらいになる可能性もあるらしいです。8ミリオンなら、解雇をためらうほどの額じゃないです。フロントがRG3支持派であることに加え、残りの支払額がそれほどでもないことを考えると、やっぱりグルーデン解任の方向で進むのが自然と考えます。

 わずか1年、しかも今季3勝では評価しようがないけど、もう少しやらせたいコーチではありましたね。グルーデン好みのQBを据えて、DCも代えれば、随分良くなる気がするので。残念です。

 次のHCはどうすんですかねー。すぐにクビになる可能性があるし、めんどくさいQBはいるし。誰もやりたがらないでしょう。レーン・キフィンくらいですかね、引き受けてくれそうなのは。あとは、NFLから遠ざかっていて、後のキャリアを気にする必要のないおじいちゃんとか。

 とまあ、ダラダラ書いてきましたが、すべてワタシの予想で、まだどうなるか分かりません。また大いなる勘違いをしている可能性もあるので、あまり気にしないで下さいw




W14 劣化の新たな高みを極めた試合

スキンズ 0―24 ラムズ

 完封負け。しかもホームで。3勝だった去年がボトムだと思ってましたが、まだ劣化する余地があったとは。劣化の新たな高みを極めた、そんな気分であります。

 ラムズ戦のチケットが最低3ドルから販売されていると話題になってましたが、この試合、3ドルの価値もないですね。わざわざスタジアムまで足を運んで、高くてまずいファストフードを食わされて、3時間以上も寒い思いして、寒い試合を見せられる。逆に50ドルくらいくれたら行ってやってもいいかな、そんなレベル。ちなみに、ハイスクールの試合の入場料は10ドルです。

 今日は遊びでサッカーをしていたため、試合を見たのは前半終了間際から。いい試合展開だったら、誰かに録画映像を借りようかと思ったんですが、その必要もなかったです。

 コルトが試合終了間際に負傷し、RG3がちょっとだけリリーフ登板。RG3コールをしていたファンにとっては、唯一盛り上がれた時間帯ということで良かったんじゃないでしょうか。

 試合はともかく、このチームどうしたらいいんですかね。てつさんが前回のエントリのコメントで書かれてましたが、グルーデンの解任の可能性、ワタシはあると思います。

 今のままだと、今オフ、フロントはRG3を取るか、グルーデンを取るか、の二者択一の選択を迫られることになります。チケットの価値が3ドルまで下落した今、来季もグルーデン&コルト体制で行くなら、シーズンチケット販売がヤバイことになるのは明白。フロントの興業優先体質を考えると、グルーデンに残り4年分のサラリーを支払ってでも、RG3を選ぶことは十分ありえるかと。4年分のサラリーといってもたかだか16ミリオン。それを惜しんでRG3と決別するなんて、あのオーナーが認めるとはちょっと思えないです。

 とはいえ、フロントとしてもHCを1年でクビにする事態は避けたいところ。てつさんの言うとおり、こんなチームでHCをやりたい奇特な人を探すのは困難を極めるでしょうから。

 で、結局、フロントにとってベストシナリオといえるのが原点回帰、つまり、グルーデン&RG3体制の復活。これならグルーデン解任に伴う無駄金を払わなくて済むし、RG3もチームの顔として来季もプレーできる。前回のエントリで紹介したアダム・シェフターの情報も、この方向に持っていきたいフロントの意向を示すものなのだと思います。

 で、問題はグルーデンが「スターターはRG3」というフロントに突き付けられた残留条件を飲むかどうか。「RG3とはやってらんねえ」と言って、16ミリオンもらってチームを去るか。HCキャリアを延命させるためにフロントの条件を飲むか。

 そんな中、ラムズ戦でコルトが負傷しました。ケガの程度は不明ですが、コルトからRG3に再スイッチしてもエクスキューズできる最高のタイミングが生まれました。これでRG3再登板となれば、グルーデンはフロントの条件を飲んだ表れ、コルト続投ならグルーデン解任の方向に一気に進む、というのがワタシの予想(予言?)です。

 どうでもいいけど、課題はQBだけでなく、ほぼ全ポジションであり、地道にチーム作りをしていくしかないのに、毎年、こんなドロドロの話ばかり。最近、このブログで試合やプレーのことをほとんど書いてないんですけど。

気になるウワサ



 はぁ、何を今さら~。RG3に未練たらたらのフロントサイド(特にオーナー)の意向のように見える。腰が定まらずに右往左往するのが一番良くないと思うけどなあ。

W13 情けない試合

 コルツ戦前にRG3を先発降格させておいて良かったと心底思う。RG3が先発し、ラックとの明暗分かれるパフォを見せつけられる試合展開になっていたらと思うと恐ろしい。RG3がラックに引導を渡されることになっていたら、惨めすぎてさすがにワタシも耐えられません。

スキンズ 27―49 コルツ

及第点:コルト
 31/47、392ヤード、3TD、0INT、RTG113.1
 まだまだ物足りないけど、及第点だと思う。特に、RG3の時は完全に消えていたデショーンとジョーダン・リードに見違えるようにパスが通ったのは良かった。ゲームをマネージする能力は十分あることが分かり、RG3復帰待望論はしばらく出ないでしょう。

 ただ、DAL戦もそうだったけど、スロースタートがなんとかならんものか。前半奪った3つのターンオーバーからの得点はたった3点。試合序盤でモメンタムを掴めていれば、もうちょっともつれていたのに。チャンスを生かせない、弱いチームの典型です。

お前らカレッジか:セカンダリー
 レシーバーをどフリーにしまくって、軽々TDの繰り返し。まるでカレッジのランキング上位校と圏外の大学の試合を見ているようでした。情けねー。

 セカンダリー間のカバーするレシーバーの受け渡しとでもいうんでしょうか、それがお話しにならないくらい滅茶苦茶。セカンダリーに怪我人続出で、経験不足の若手を使わざるを得なかったとはいえ、一応、プロなんですけど。同じミスを繰り返す選手たちもそうだけど、全く修正できないコーチ陣の無能さも腹立たしい。セカンダリー間でまともな連携ができないなら、ゾーンをやめてマンにしたほうがマシだと思うんだけど、試合途中で変えられないもんですかねー。

Worst Play:後半の4thダウンギャンブル
 あの場面、ワタシも勝負に行くべきだと思いました。が、サック→ファンブル→リターンTDと最悪の結果に。これで試合が決まっちゃいました。こんな漫画のような逆噴射っぷりは、ネタチームとしかいいようがないです。

 4th&インチだったから、素直にQBスニークで良かったと思うけどなあ。グルーデンの記者会見によると、最初はパワープレーのコールだったけど、相手がタイムアウトを取ったため、プレーアクションからのパスに切り替えたそうです。が、左サイドからのパスラッシュをピックする選手は誰もおらず、そのまま一直線にサック。スナップの前に、これじゃまずいぞって誰か気付かないもんですかねー。一番大事な場面でアサインメントミスって情けねー。

なんとW2以来!:10ヤード以上の3rdダウン更新
 試合の解説を聞きながらふいたのは、10ヤード以上残した3rdダウンを更新したのはW2以来なんだそうです! 3rd&ロングはほとんど更新してねーなと思っていたんですが、まさかそんな長いことしてなかったとは。こりゃ勝てねーわ。