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W3結果 これが現実

 今日、ワシントン市内のホテルで開かれた会議に参加して、あることに気が付きました。「あ、去年と一緒だ!」と。去年、同じ会議に参加した前日もサースデーナイトでNYGにボロ負けし、レッドスキンズのネックストラップ(IDを首からかけるやつ)をつけているワタシを見た見知らぬ人から「昨日はひどかったねー」と言われたことを思い出しました。去年ほど大差ではなかったので、「ひどかったねー」とまでは言われなかったけど、「負けちゃったねー」と声をかけられましたw

 ※u-daiさん、詳しいプレビューをしていただいたのですが、レスできずすみませんでした。

スキンズ 21-32 NYG

嗚呼、カズンズよ
 う~む、厳しいなあ~。ルーキーがこの内容なら仕方ないけど、もう4年目だぞ。

 判断が悪い 1本目のINTは、ガーソンが内側に入ってくるタイミングが予定より遅れた可能性もあるけど、後方からCBが迫っていたので、投げてはいけなかったですね。2本目は、1人でRBにボールをハンドオフするような仕草をしていたけど、回りにRBの姿はなし。おそらくRBが勘違いしたと思うのですが、これで慌ててしまったのか、カズンズは投げ急いでINT。判断力の悪さは直るのかなあ~。

 長いパスのコントロールが悪い TEリードが相手DBをぶち抜いて、きちんと投げればTDだったのに、アンダースローではたかれるシーンがありました。もちろん簡単に通せる長さではないけど、パスプロが完璧な場面であれを通せないはきつい。エリートQBだったら、確実に通していたでしょう。試合を通じて、長めのパスは不安定でした。

 動きながらのコントロールが悪い u-daiさんが指摘していたように、ブーツレッグからロールアウトしながら投げたパスがまた乱れました。WRグラントはフリーだったので、あそこは確実に通さないといけないでしょう。

 運が悪い INTは2つとも致命的な結果に。持ってるQBだったら、ターンオーバーしても守備陣が踏ん張って事なきを得る、てなことになるんだけど、カズンズの場合、いっつも試合を破壊する結果になる。相変わらず、持ってないんだよなあ。

 交代論が出るほどのひどさではなかったけど、さすがにコイツは将来を託せるQBなのか、という疑問が生じたのは事実。次の試合勝てばそんな疑問は吹き飛ぶんだろうけど、カズンズはいったん歯車が狂うと引きずるからなあ。このままズルズル行くのか、這い上がることができるのか、次の試合が正念場です。

攻守のラインが完敗
 オフェンスはランは出ないし、パスでも常にプレッシャーにさらされました。RBジョーンズがロスタックルをくらいこともあったし、かなり研究されているような印象を受けました。また、積極的に入れてくるブリッツに試合を通じて悩まされました。

 ディフェンスはほとんどプレッシャーをかけられず、イーライを気持ちよくプレーさせてしまいました。プレッシャーをかけてINT、なんて絵を想像してましたが、ターンーバーはおろかサックもゼロ。ビッグプレーが出ないからずるずるとドライブを進められ、時間を消費された上で得点される、という嫌な流れを最後まで断ち切れませんでした。ケリガンが相手OLに軽くあしらわれているように見えましたが、ヒザを手術した影響でしょうか。

ST
 試合開始早々パントブロックでセーフティーだなんて。毎回、毎回、もううんざり。こいつらはアホなのか。パントカバレッジに意識がいきすぎて、きちんとブロックするのを忘れてた、なんてことはないだろうねえ。はあ。

その他
 CBブリーランド ディープTDパス2発を献上。ただ、決してぶち抜かれたわけではなく、基本的にレシーバーについて行っているので、後はボールをトラックする技術の問題のような気がするのですが、どうでしょう。

 RBジョーンズ 3試合で2度目のファンブル。大丈夫か。

 WRロバーツ またしてもイージーなドロップ。何で使うのか意味分からん。

 WRロス ガベージタイムだったけど、キックオフリターンTDを記録。ウチのリターンTDってものすごく久しぶり。こういうハングリーなプレーは次につながります。レシーバーでもなかなかだったので、ロバーツの代わりに使って~。


総評
 ラムズ戦の内容があまりにも良かったので勝てそうな気がしたんですけどねー。もしかして「プ」にいけるんじゃね、なんて言われていたし。。。現実はやっぱり甘くありませんでした。ウチがミス連発で自滅した感じもあるけど、攻守ともに力負けで、ミスがなくても勝てたかどうか。ただ、ガベージタイムとはいえ、カズンズが1本TDパスを通したし、ロスの1発もあった。去年よりもresilienceを感じるので、あまり悲観しないようにしようと思います。

W3プレビュー @NYG

 DALはロモとデズが離脱し、NYGは2試合続けてハートブレーキングな負け方をし、PHIはチップによるチーム破壊現象が現れているため、WASが一番まともなんじゃね、などという開幕前は想像もしなかった議論が出ております。世の中そんなに甘くないことはスキンズファンなら誰もが知っていますが、ほんの一瞬でもそんな話題を楽しむ時間があってもいいんじゃないですかねー。

1、ダラススタイル
 にっくきジェフ・フィッシャーが試合後にこう語りました。

“They’re outstanding on coaching. Coach Callahan has done a great job with that offensive line. It’s Dallas all over again.”

 そうなんですよ。ウチが今年目指しているのはまさしくダラススタイルだったんですよ。ダラスからキャラハンを引っこ抜いてきた時は、OLのパスプロが良くなってランが出るようになったらいいなー、くらいにしか思ってなかったんですが、ランヘビーで急激に強くなったダラスのスタイルを持ち込もうとしていたんですね、やっと分かりました。

 おそらくグルーデンとGMマクルーエンの間でも、そういうチーム作りの方向性で一致していると思われます。ドラフト上位で指名したGシャーフとRBジョーンズが今のチームのスキームにピタリとはまっているのがその証拠。ようやく、ホントようやく編成部門と現場が噛み合ってきた、そんな印象を受けます。補強は興行優先のフロントに泣かされ続けてきただけに、嬉しすぎて涙でそう。。。

 NYG戦でもランヘビーのスタイルは変わらないはず。スーさん&ウェイクのいるMIA、ドナルド&クインのいるSTLに比べると、JPPのいないNYGのDL陣はやりやすい印象を受けますが、そろそろ対策を練られると思うので、そんなに簡単に走らせてはくれないでしょう。

2、リベンジだ、カーク!
 カズンズにとって忘れたくても忘れられないのは、去年のNYG戦でしょう。4INTを喫したこの試合を境に、カズンズの調子がどんどんに下がっていきました。ワタシが「カズンズオワタ」と書いたのも、確かこの試合だったと思います。

 フランチャイズQBとなるには、必ず越えなければならない壁。苦手意識に押しつぶされるのか、強い気持ちでプレーできるのか、カズンズのハートが試される試合になります。

3、OBJ
 守備陣はこの人による被害をどこまで減らせるかがすべて。この人を封じられるCBは地球上に存在しないので、100ヤード以内に抑えられたら御の字でしょう。

 カリバーならそこそこマッチアップできると思うけど、Dホールではお話にならなそう。ホールとのミスマッチを突いてくる展開が予想されます。ブリーランドをアウトサイドに回す可能性もありますが、去年対戦した時は全く歯が立ちませんでした。

 パスラッシュでひたすらプレッシャーをかける、それ以外に止められる絵はイメージできないです。

4、TE対策
 去年対戦した時は、NYGのTEドネルに3TDをくらうなど、やられまくりました。ウチがTEに弱いことは変わっていないので、ガンガンTEを使ってくるでしょう。

 幸か不幸か、パスカバーが悲惨なILBライリーは怪我で出場が微妙。代役のウィル・コンプトンのほうがパスカバーは上だと思うので、前向きに受け止めましょう。もう一人いいLBが欲しいっすねー。

 ドラ5スペイトは脳震盪で結局IRする方向。ライリーからスターターの座を奪って欲しいと思っていたので、残念。ILBのデプスの薄さが恐ろしい。。

5、セカンダリー
 CBアマーソンがカットされました。驚きと同時に納得でもあります。アマーソンはとにかくすばやい動きに全くついていけない選手でした。3年目になって少しは成長しているかなとちょっとは期待したんですが、プレシーズンを見る限り、全く進歩ナシ。開幕戦でも一時的に負傷離脱したホールに代わって登場すると、狙われまくり、軽々とTDを献上しました。続くSTL戦ではST以外に出番はなく、ほぼ構想外になっていました。

 2巡指名選手がスターターはおろかバックアップにも使えず、3シーズン持たずにカットというのはきつい。ウチのスカウトの見る目の無さを痛感しますね。これで2013年ドラフトで残っているのは、TEリードとRBトンプソンだけ。ドラフトでこれだけ外しまくったら、勝てないのも当然。

 STL戦では、ニッケルCBを務めたのは、ドラ6Sジャレット。意外と良かったらしいです。こういう使い勝手のいい選手がいると、怪我人が多い試合は助かります。

6、ターンオーバー
 そろそろ守備陣にターンオーバーが欲しいところ。NYGがMUST WINで焦っているところを、ターンオーバーで一気にモメンタムを奪うというのが理想の展開。イーライは以前のようにポカしなくなったので、簡単にはいかないでしょうけど。

W2結果 祝!今季初勝利

 コイントスの屈辱を晴らしたぞ! イエイ!

スキンズ 24-10 ラムズ

1、オフェンスゲームプラン
 MIA戦は基本、ランとプレーアクションの組み合わせというシンプルな攻撃でしたが、今日はデショーン不在に加え、ラムズDL陣が強力なこともあり、u-daiさんの予想通り、相手に的を絞らせないプレーコールを意識していたように見えました。相手DLのプレッシャーを警戒し、プレーアクションを捨ててショットガン隊形を多用したのもいい判断だったんじゃないかと。

 OLのメンツが代わったからか、OLコーチキャラハンのスキームのおかげなのか、素人のワタシにはよく分からないけど、今日もランが出てくれました。一列目を抜けるとロングゲインできるシーンが多かったんですが、ブロッキングのスキームが優れているように見えました。

 ドラ3RBマット・ジョーンズは19キャリー、123ヤード、2TD。ファンブルしたので、ゲームボールはあげられないですが、見事な活躍。足は速そうに見えないけど、ブロッカーの使い方がものすごくうまい。やっぱGMマクルーエンの眼力はすごいわー。5~6巡候補の選手を3巡で獲ったことに、PFFは厳しく批判していたけど、結果は大当たり。ドラフトで当たりを引くことがチームを強くする近道であることを改めて実感しますね。

 OLは今日も頑張りました。アーロン・ドナルドとウチのロヴァオのマッチアップはかなりやばかったけど、なんとか大怪我をしない程度に切り抜けてくれました。右サイドのシャーフ&モーゼスのヤングコンビはワタシの視界に全く入らないほど黙々と仕事をしていたんですが、それだけ良かったってことですよね?

2、カズンズ
 勝てた。それが一番。スタッツもすごいけど、そんなのどうでもいいです。でも、一応、スタッツは、23/27(85.2%)、203ヤード、1TD、RTG110.3。

 一番しびれたのは、4QのTDを奪ったドライブでのサードダウンからTEリードに通したパス。あれが勝利を一気に引き寄せました。カズンズも派手にガッツポーズしてましたねー。ココ一番でダメなカズンズだっただけに、本人にとってもチームにとっても限りなく大きいプレーだったと思います。

 サード&ロングから奥に投げたパスがINTされそうになったシーンが1回ありました。ああゆうのはやめてほしい。ただ、それ以外は無茶投げをせず、コツコツパスを通すことに徹していました。リードする試合展開なんだから、それでいいんだよ。

3、ディフェンス
 ここ3年くらいでは最高の内容だったんじゃないですかね。サックは1つでターンオーバーもなく、ビッグプレーらしきものは皆無でしたが、試合を通して安定感がありました。

 去年まではDLのプレッシャーが皆無でブリッツを入れて辛うじてプレッシャーがかかるという感じだったけど、今年はDLも押し込めているのが大きいんじゃないかと。今日もほとんどブリッツを入れなかったような。

 セカンダリーが脆弱でかなりパスでやられることを予想していたんですが、ケニー・ブリットヘの1発以外はほぼ完璧でした。ウチのセカンダリーが良かったというより、相手レシーバー陣のタレント不足に助けられた、という印象です。あと、相手はやたらドロップが多かったですねー。

4、スペシャルチーム
 新加入のKダスティン・ホプキンスはほぼ完璧なデビュー。46ヤードのFGをきっちり決めたほか、キックオフも5回中4回タッチバック。この調子でお願いします。

 対照的にPウェイは悲惨。MIA戦で飛ばしすぎたパントをリターンTDされたことを意識しすぎたんでしょう。飛距離もコントロールもメロメロ。大怪我しなかったから良かったけど、こんな調子が続くようだと厳しい。STキャプテンなんだから、頼みますよー。


 しばらく勝利の余韻に酔いしれたいんですが、こんな時に限って次はサースデーナイト。中3日で準備も大変だと思うけど、過去2試合、攻守ともにいいゲームプランを立てている印象を受けているので、期待してます! あ、相手はアウェーでNYGです。




W2プレビュー vsラムズ

 7年間フル回転させてきたノートパソコンがとうとう逝ってしまいました。幸い、ハードディスクは生き残っていて、仕事に必要なデータ類は復旧でき、一安心。ホッ。

1、怒れ、ジェイ!
 去年対戦した時、ラムズはRG3トレードで獲得した選手全員をコイントスに送り込んできました。こんななめ腐ったまねをしてきたジェフ・フィッシャーに鉄拳を下すべきです。だいたいさー、現時点でのトレードの勝者はウチなんだよ(今後は分からないけど)。ウチはRG3で地区優勝したのに対し、ラムズはプレーオフに行っていない。トレードに負けたエクスキューズのためになめたまねすんな。

 ジェイ・グルーデンに一番足りないと感じるのは勝利への執念。怒れ、ジェイ! 燃えろ、ジェイ! これを屈辱と感じなかったら男じゃない!

2、勝て、カーク!
 カズンズの開幕戦のパフォーマンスは良かったと書いた後で思ったんですが、これっていいプレーをしても結局勝てない去年までと一緒じゃん! スタッツなんてどうてもいい。欲しいのは勝ち星。勝てるQBになってくれ!

3、燃えろ、ブランドン!
 開幕戦ではいきなりスーさんが相手でしたが、うまく対処したドラ1ブランドン・シャーフ。最大のヤマ場を切り抜けたかと思ったら、次はさらなる強敵が。そう、次の相手は今をときめくアーロン・ドナルド。カズンズから「これがNFLだ」と言われたそうですが、その通り。もっさりした雰囲気が漂いまくる男ですが、燃えろ、ブランドン!

4、出でよ、第2のデショーン!
 前回のコメント欄で、u-daiさんがデショーンの負傷離脱でいかにゲームプランが狂ったかについて詳しく解説してくださっています。u-daiさんの解説を読んで、相手守備陣をストレッチできるディープスレットの重要性を改めて実感。ディープスレットの代役となれそうなのは、ドラ4クローダーかプレシーズンMVPのロスのどちらかでしょう。どちらかが爆発しない限り、厳しい展開になりそう。

5、どうなるセカンダリー!
 ただでさえリーグ最弱レベルのセカンダリーが怪我やら出場処分やらで大変なことになっています。エースCBカリバーが出場停止処分を受け、ニッケルのジャスティン・ロジャースも足の怪我でアウトが確定。手首を負傷した先発SSイヘナチョは結局IR入りしました。

 CBはどうしますかねー。開幕戦では大部分ニッケルCBを使っていましたので、確実に使えるCBが3人必要。ホールとアマーソンがアウトサイドで、スロットが出場停止処分から復帰するブリーランドという構図がシンプルですが、正直、アマーソンはもう無理。イヘナチョのIR入り後に獲得したばかりのウィル・ブラックモンというベテランCBもいきなり出番が多そうな雰囲気。大丈夫かなー、不安だー。イヘナチョに代わる先発SSはトレントン・ロビンソン。

6、目覚めよ、スペシャルチーム!
 戦犯となった開幕戦からどう立て直してきたか。向こうにはオースティンというデンジャラスなリターナーがいますが、2試合連続でビッグプレーを許してはいかんでしょう。

 新加入のKホプキンスにも注目。所属チームがなかった時、奥さんがホールダーになって練習していたと聞き、ちょっと高感度アップ。ぜひともチャンスをつかんでほしい。


 久しぶりに感情的なプレビューになってしまいましたが、理屈抜きで勝ちたい試合。ジェフ・フィッシャーに去年のコイントスの代償を支払わせるべきです。怒れ、ジェイ!、燃えろ、レッドスキンズ! 気合だ、気合だ、気合だー!

スターター3人アウト&キッカー交代

 怪我人やら、出場停止処分やら、カットやらで、W2に出場する顔触れが大きく変わります。

デショーンが3~4週間アウト
 開幕戦序盤にハムを痛め、やばいなあと思っていましたが、やはり軽症ではありませんでした。3~4週間を長いと見るべきか、短いと見るべきか。いずれにせよ、エースレシーバーの離脱はとてつもなく痛い。ウェポンと呼べるのは、デショーンのビッグプレーだけだったのでなおさら。カズンズ、きついだろうなあー。

SSイヘナチョが6~8週間アウト
 開幕戦で手首を負傷し、手術するそうです。去年も加入してすぐに怪我してIR入りしたし、この人、ホント怪我ばっかり。復帰するまでロースターにキープするか、IR入りさせるか、虎の子の復帰可能IRを使ってしまうか、判断が迫られます。言っちゃ悪いけど、イヘナチョごときに復帰可能IRを使うのは勿体ない。といっても、早く使わないと宝の持ち腐れになる恐れがあるので、判断が難しい。

CBカリバーが1試合出場停止
 詳細はよく分からないけど、過去の当て逃げなどの問題行為で1試合の出場停止処分を受けました。当然、エースコーナーなだけに痛い。けど、ブリーランドの出場停止処分と重ならなかったことは不幸中の幸い。

キッカー交代
 これは驚き。開幕戦で46ヤードを外したカイ・フォーバスが一気にクビになりました。46ヤードならしゃあない気もするけどねー。ただ、カットされたのはFGミスというより、キックオフの飛距離の短さが直接的な理由でしょう。開幕戦でパントリターンTDをくらったように、カバレッジチームが不安定なだけに、キックオフの飛距離の短さは今後も致命傷になる恐れがあると判断されたんでしょう。代わりにダスティン・ホプキンスというキッカーと契約しました。

 ワタシは今年はフォーバスでいいと思うんですけどねえ。過去3シーズンで9割近いFG成功率は捨てがたく、今年からPATが難しくなったので、飛距離の短さに目をつぶってもキックの正確性をワタシは取りたいです。この決断が吉とでるか凶と出るか。




W1結果 vsドルフィンズ

 本を読み終わった時の「読後感」ならぬ、試合を見終わった時の「観後感」が最悪。気持ち悪くなったのはワタシだけでしょうか。

スキンズ 10―17 ドルフィンズ

1.カズンズ
 全体的に良かったと思うよ。タネヒルよりも良かったんじゃないかな。特に、サードダウンでパスをビシバシ通した前半は素晴らしかった。ただ、問題は勝負所の後半。レシーバーがフリーになれてないのに、焦って奥に投げ込む悪いクセが少し顔を出ていました。2つ目のINTは難しいボールをもぎ取った相手CBが褒めるべきだけど、あそこに投げるべきではなかったと思う。勝負所で決められないのは、やっぱりメンタルなのかなあ。ただ、決して悪い内容ではなかったので、ひきずらないでほしい。ちなみにスタッツは、21/31、196ヤード、1TD、2INT。

2.オフェンスゲームプラン
 パスハッピーなグルーデンとは思えないほど、ランヘビーなオフェンスでした。カズンズの投げ急ぎを防ぐ上でも、正しいゲームプランだったと思う。ただ、モリスが121ヤード走り、RB3人で計160ヤード走って、たった10点ってどういうことですかねー。

 後半の反則連発はなんなんだ。進むんじゃなくてどんどん下がっていくんだもん、腹が立ってしかたなかった。あの反則祭りが明らかにカズンズのリズムを狂わせました。

 あと痛かったのが、序盤のデショーンの負傷離脱。負傷したのはハムストリングみたいだけど、長引きそうな雰囲気。グルーデンも試合後に言っていたけど、デショーンの離脱でゲームプランが狂いました。デショーン、カーソンに続く3番手以下はやっぱり力不足だなあ。グラントはほとんどターゲットになっていなかったし、ロバーツは今日もイージーなドロップを2つ。ロバーツ、ホント使えねー。つーか、なんでアクティブなのさ。

 期待の新星クローダーをもっとうまく使えないものかなあ。同じスロットレシーバーのランドリーをさまざまな形で使ってウチの守備陣のバランスを崩したMIAと比べると、グルーデンのプレーコールはコンサバ&単調すぎる気がする。ただ、ラン重視の路線は正しいので、今後も粘り強くランをコールして欲しい。

3.シャーフ&モーゼス
 カズンズの動きに目が釘付けで、ラインマンを見る余裕がなかったんですが、良かったんじゃないですかね。サックを許すどころか、右サイドからプレッシャーを受けるシーンもほとんどなかった気がします。これは明るい材料。

4.ディフェンス
 予想以上に良かった。何が良かったのかと言われるとよく分からないけど。良かっただけに勝てなかったのが残念。

 インサイドからラッシュがかかるシーンが去年より随分増えました。DL陣のグレードアップの効果でしょうか。また、CBカリバーはほとんどパスを通されなかったんじゃないですかね。

 欲を言えば、前半ツーミニッツからあっさりTDを許してしまったのが残念。あれでモメンタムが向こうに行きました。あそこをFGで抑え、10-3で折り返していたら、結果は違っていたかも。あと、INTできそうなシーンが2つあったなあ。あれがターンーバーになっていたら。。。

 あと、トリッキーなプレーに揺さぶられるシーンが多かったように思いました。PHI相手だと苦労しそうだなあ~。

5.ST
 毎度、毎度おなじみですが、今日もSTが戦犯。パントリターンTD&FGミス。STだけで10点分の責任ですわ。オフを通じてST重視と言いながら、この醜態ぶり。さすがのスキンズクオリティー。STコーチを変えることも考えたほうがいいと思う。

 プレビューで、ランドリーが一番デンジャラスだと書きましたが、当たりましたね。って全然嬉しくない!



 「観後感」が気持ち悪かったのは事実だけど、攻守の内容は悪くなかったので、あまり悲観しないようにしようと思います。ただ、無駄な反則を減らすこと、STを立て直すこと、この2点だけは次の試合までにしっかり対処してほしいです。

W1プレビュー vsドルフィンズ

 いや~、いよいよ来てしまいました。楽しみという感覚は全く無く、今年もどんな悲劇を見せられるのか、戦々恐々であります。

 開幕戦の相手はMIA。AFCのチームはよく知らず、MIAのデプスチャートを見て、想像以上にタレント揃いであることにビックリ。こりゃあ、ホームでもアンダードッグなわけだ。まあ、パワーランキング最下位なんで、どこが相手でもウチがアンダードッグなんですけどね。そう考えると、向こうの方がマスト・ウィンのプレッシャーを感じているはずなので、そこを突きたいですね。

1.RGシャーフ&RTモーゼス
 いきなりスーさん&ウェイクと対戦。おそらく2人にとって、シーズンを通して一番きついマッチアップでしょう。この2人を抑えられるラインマンなんてリーグにほとんどいないんで、右サイドから相当プレッシャーがかかることは確実。ここがやられ放題だと、もう勝負にならないです。止めろとは言わないので、せめてQBのために少しでも時間を稼いで欲しい。

2.ラン
 グルーデンは今年、ラン重視を標榜。ランが出ないことには進みようがないので、いちいち重視だとか言うまでもないと思うんだけど。ランがコンスタントに4~5ヤード出ると、楽になるんですけどね~。簡単そうで、これが難しい。カズンズのパフォーマンスばかりに注目がいきますが、個人的にはランが出るかどうか、そっちのほうが勝敗を左右するファクターじゃないかと思ってます。

3.パスラッシュ
 去年はエースのケリガン頼みという状態でしたが、DL陣に新戦力が加わったことで、パスラッシュがどう向上したか、要チェックです。インサイドからのプレッシャーがかかる展開になったら最高。ハッチャー、パエア、RJFの3人に期待。セカンダリーが相変わらずなので、試合を通じてパスラッシュがかかることが勝つために必要条件でしょう。

4.MIAタレント
 スーさん&ウェイクばかりに目がいきますが、QBタネヒル、RBラマー・ミラー、WRケニー・スティルス、グレッグ・ジェニングス、ジャービス・ランドリーと、オフェンスのスキルポジションにもタレントが豊富。これに加え、ドラ1パーカーまでいるんだから、末恐ろしい。この中で、個人的に一番デンジャラスだと思っているのがスロットのランドリー。これに対し、スロットコーナーを担当することになりそうなのが、ジャーニーマンのジャスティン・ロジャース。正直、このミスマッチが一番コワイ。

5.カズンズ
 昨シーズン、「カズンズオワタ」と散々ディスったワタシが言うのもなんなんですが、今年は爆発する予感がしています。去年まではハドルでいつも焦っているような雰囲気でしたが、今年のプレシーズンでは常に落ち着いていて、メンタル面での進歩を感じたことが一つ。二つ目は、ポケットワークが格段に向上したこと。三つ目が、無茶投げがなくなり、奥のターゲットがカバーされている時は無理せず、ショートパスを通すことを意識していること、です。元々、肩は強いし、コントロールも悪くないので、大化けする可能性もあるんじゃないかと。今年、大ブレイクして、FAになる来オフ、大型契約を勝ち取る、これがワタシの妄想ですw


 RG3が正式に出場許可が出ましたが、序列はコルトに続く3番手。下手に出場して怪我してもらったら困るので、当然の序列でしょう。このまま「RG3飼い殺しシナリオ」で行くってことですかね。RG3に出番があるとすれば、カズンズがメロメロになって見切りをつけられた時だけでしょうね。

 あと、ワタシのイチオシ、OLBヒューストン・ベイツがPSからロースターに昇格。ジャクソン・ジェフコートが負傷したための措置のようです。代わりにDLフランク・カースがカットされました。

去年との戦力比較

 ポジションごとに今年と去年の開幕ロースターを比較し、戦力がどう変化したのか、見てみたいと思います。太字がスターターです。

QB
去年 RG3/カズンズ/コルト
今年 カズンズ/コルト/RG3
 顔触れは去年と全く同じ。違うのはその序列。カズンズがどこまでやれるか想像がつかないけど、RG3よりは進む期待感はありますね。

RB・FB
去年 モリス/ヘルー/レッド/ヤング
今年 モリス/ジョーンズ/トンプソン/ヤング
 エースはモリスで同じですが、2番手がFAでOAKに移籍したヘルーからドラ3ジョーンズに代わりました。プレシーズンを見る限り、ジョーンズはかなりやってくれそう。モリスからスターターの座を奪っても不思議じゃないです。ただ、あの走り方は怪我が多そうなので、モリスとキャリーを分け合うのがベターでしょう。ヘルーが担っていた3rdダウンバックの役割はトンプソンが担当。
 RBはモリスが復活できるかどうかが最大の焦点ですが、デプス的に去年よりバランスが良くなった気がします。

WR
去年 ガーソンデショーン/ロバーツ/モス/A・ロビンソン/グラント
今年 ガーソンデショーン/ロバーツ/グラント/クローダー/ロス
 WRもスターターに変動はなく、変わったのは控えで、モスとロビンソンに代わって、ドラ4クローダーとプレシーズン大爆発MVPのロスが入りました。
 カギを握るのはガーソンでしょう。去年みたいなパフォーマンスだったらかなり厳しい。クリス・クーリーがルートランではガーソンよりグラントのほうがはるかに上だと断言しており、スタメン落ちもあり得るかも。
 デショーンは肩のケガでプレシーズン全休だったため、コンディションがよく分かりませんが、普通にやってくれるでしょう。
 確実に戦力アップと言えるのが、スロットに入るクローダー。クローダーが評判通りの働きをしてくれたら、カズンズは随分楽になると思う。
 スロットとリターナーの仕事を剥奪されたロバーツはもう出番無し。怪我人が出ない限り、インアクティブでしょう。こんな選手に大金はたいて獲ったこと自体大間違い。

TE
去年 リード/ポールセン/ポール
今年 リード/キャリアー/マッコイ
 去年に比べ、戦力ダウンしてしまったのがこのポジション。ポール、ポールセンがIR入りし、トレードでキャリアーを、アキレス腱断裂で2年出場していないマッコイを緊急補強するというパッチワーク状態。リードにフル回転してもらうしかないんだけど、アイツはいっつもどこか怪我しているので、ちょくちょく休むのは覚悟しておいたほうがいいです。

OL
去年 トレントロヴァオリクテンスタイガーチェスターポルンバス/T・コンプトン/モーゼス/ロング/レリベウス
今年 トレントロヴァオリクテンスタイガーシャーフモーゼス/T・コンプトン/ロング/レリベウス/Nsekhe/クアンジョー
 昨シーズンの最大の弱点だった右サイドのスターター2人が変わりました。ドラ1シャーフと2年目のモーゼスがどこまでやれるのか未知数だけど、戦力アップは間違いないと思います。近年では最高の布陣じゃないかと(今までのレベルが低すぎただけだけど)。開幕戦でいきなりスー&ウェイクのいるMIAと対戦ですが、カズンズを守ってあげておくれ。

DL
去年 コーフィールドハッチャーベイカー/ジェンキンス/ゴルストン/ギャザーズ/カース/(ボーウェン)
今年 ハッチャーナイトンパエア/RJF/ベイカー/ゴルストン/カース
 攻守を通じて一番グレードアップしたと断言できるのがこのポジション。コーフィールドとボーウェンを一気に切り、FAでナイトン、パエア、RJKの3人を連れてきました。おかげでスターターだけでなく、ローテーション要員もかなり充実しました。今年はインサイドからプレッシャーをかけるシーンを見てみたいですねー。過去数シーズン、そんなシーン見たことないんだもん。セカンダリーが相変わらず弱いので、DLがプレッシャーをかけられるかどうかが命運を分けると思います。

OLB
去年 オラクポケリガン/マーフィー/ミラー
今年 ケリガンマーフィー/スミス/ジェフコート
 FA移籍したオラクポに代わってスターターを務める2年目マーフィーがカギを握ります。PFFが「隠れたスーパースター」などと持ち上げていたけど、個人的にはパワーもスピードも中途半端なマーフィーがブレイクするのはちょっと想像できないです。
 ただ、控えには成長著しいドラ2スミスと2年目ジェフコートがいるので、乗り切れるんじゃないかと。でも、ガレットの離脱はやっぱり痛いなあ~。

ILB
去年 K・ロビンソンライリー/ヘイワード/W・コンプトン/ジョーダン
今年 K・ロビンソンライリー/W・コンプトン/スペイト
 スターターは去年と同じ。本当はパスカバーが無力なライリーに代わる選手が欲しかったなあ。今年も絶対に狙われると思う。ドラ5スペイトに成長してもらってスターターの座を奪ってもらいたい。

CB
去年 ホールアマーソン/ポーター/ビガーズ/ブリーランド
今年 カリバーホール/アマーソン/ロジャース/(ブリーランド)
 よく考えると、去年のCB陣、恐ろしい布陣ですね。こんなんでシーズンを戦おうと考えていたなんて。それに比べたら、今年は随分マシ。カリバー加入でアマーソンをスターターで使わなくて済むのはでかいです。全く使えないビガーズもいなくなってくれたし。
 ただ、アキレス腱断裂明けのホールがどこまで復調しているかが大きな不安材料。スロットを担当する予定だったブリーランドが開幕戦に出場できないのも何気に痛い。アマーソンをアウトサイドに入れてホールをスロットに入れるのか、ホールはアウトサイドのままでスロットにロジャースを入れるのか。


去年 クラークランボ/T・ロビンソン/イヘナチョ/(メリウェザー)
今年 ゴールドソンイヘナチョ/ジョンソン/T・ロビンソン/ジャレット
 顔触れは随分変わったけど、戦力アップしたといえるのかなあ~。昨シーズンのPFF評価によると、Sの最低評価はクラークで、その次がゴールドソン。クラークは引退したので、結局、PFF評価最下位選手を2年連続でスターターで使うことに。
 SEAからFA移籍してきたジョンソンはスターター候補でしたが、プレシーズンを見る限り、とてもじゃないけどスターターのタマじゃないです。結局、イヘナチョがSSのスターターを勝ち取りました。あまりテンションが上がらないけど、まあ、メリウェザーよりはるかにマシということで、戦力アップとポジティブに捉えましょうか。

ポスト紙特集号表紙&ロースタームーブ

 ワシントン・ポストは毎年、レギュラーシーズン開幕直前に、レッドスキンズ&NFL特集号を出します。毎年、表紙のイラストを楽しみにしているんですけど(過去には日本人デザイナーも担当)、今年の表紙にはイラストがありませんでした。代わりに、表紙にはこう書かれていました。

RESET.
REBUILD.
REJECT.



REPEAT.

 スナイダーがオーナーになってからのスキンズは、リセット、リビルド、リジェクト、これをリピートしている、という指摘です。まさにその通りですね。そして、最後はこの一文で締めくくられていました。

Your Turn, Scot.

 ScotとはGMマクルーエンのこと。「次は君の番だ、マクルーエン君。君にリセット、リビルド、リジェクトの呪いを断ち切れるかね。お手並み拝見だ」てな感じでしょうか。どんな年でも開幕前はそれなりにテンションが上がるものですが、イラストのない無機質な表紙からは「こんなチーム、応援する価値もねえ」みたいな雰囲気が漂ってきます。

 今年はそんなに悪い材料ばかりではないと思うんですけど、毎年、期待しては裏切られる、の繰り返しですからねー。過度にネガティブになりたくなるのはよ~く分かります。期待した分だけガッカリ感が大きいので、ワタシも今年はあまり感情移入しすぎないよう、ぬる~く見守るつもりです。

 ただ、パワーランキングでスキンズが最下位になっているのはちょっとびっくり。ついにここまで落ちぶれたかと少々衝撃を受けました。戦力的にそんなにひどいかな~。RG3の脳震盪騒動で今年もダメだろ、みたいな評価になったのは理解できるけど、オフに攻守のラインを補強したし、QBもカズンズに代わったことはむしろ戦力アップだと思うんですけどね~。

 それでも、どん底からの出発ということで、失うものが何もない状態は逆に気楽。選手たちも見返してやるぜ、っていう気持ちになるだろうし。毎試合、アップセットを狙いにいくメンタリティーで行きましょう!

 トランザクション情報を最後に。2人しかいなかったTEにアンソニー・マッコイという選手を加えました。2010年からSEAでプレーしてましたが、過去2シーズンはともにアキレス腱断裂で試合に出場していません。SEA産なので、マクルーエンがその実力を把握した上での獲得なんだろうけど、こういう選手はキャンプ中にロースターに加えておけばいいのに。マクルーエンは最終ロースターカットで有能なTEがウエイバーにかけられるのを狙っていたんだろうけど、いい選手がカットされず、苦肉の策としてこの選手を連れてきた、そんな印象です。

 マッコイのロースター枠を空けるために、CBデシャーザー・エベレットがリリースされ、エベレットはPS入りしました。PSは以下の10人です。

RB Trey Williams
FB Ray Agnew
OT Takoby Cofield
TE Je'Ron Hamm
DE Corey Crawford
DE Ryan Delaire
LB Houston Bates
LB Terrance Plummer
CB Quinton Dunbar
CB Deshazor Everett

 10人中8人がウチにいた選手でだいたい順当な顔触れ。ワタシのイチオシ、ヒューストン・ベイツはクレームされず、無事PSに落ち着きました。キャンプ中にWRからCBに転向したクイントン・ダンバーもPSに。

 ドラ6エバン・スペンサーはプレ3戦目に脳震盪を負い、IRに入れると言われていましたが、Injury settlementとなりました。これでスペンサーはFAに。Injury settlementの場合、チームはその選手を最低6週間はロースター・PSに入れることができないらしく、基本的に決別ということになります。

 スペンサーの他に、ドラ6CBテヴィン・ミッチェルがキャンプ中にINDにクレームされ、ドラ7Cオースティン・ライターも最終ロースターカットでリリースした後、PSに入れませんでした。てことで、今年のドラフティー10人のうち、早くも3人が消えました。マクルーエンには下位指名選手をビシバシ当てるSEA流ドラフトを期待していたので、ちょっと残念な結果です。

53人答え合わせ

 オフィシャルな発表ではないですが、メディアの報道によると、チームはRG3をバックアップとしてキープする方針のようです。オーナーのRG3に対する思い入れを考えると、これが一番しっくりくる結論ではありますが、絶対に怪我させてはならない選手を本当にバックアップで使う気かね。5年目のオプションを外すために、契約の再構築とかできないもんですかねー。

 さて、現時点での53人です。他チームからこぼれた選手をクレームしそうな気がしますが、とりあえずワタシの最終予想の答え合わせを。

オフェンス(25)
QB(3) カズンズ/コルト/RG3
 最終予想でRG3を入れて正解でした。好ましい結果なのかどうかは分かりませんけど。

RB・FB(4) モリス/ジョーンズ/トンプソン/ヤング
 プレシーズンでサイラス・レッドが負傷した時点で鉄板な4人でした。

WR(6) ガーソン/デショーン/ロバーツ/グラント/クローダー/ロス
 予想通り、プレシーズン大活躍のロスがドラ6スペンサーを破って最終枠をゲット。

TE) リード/キャリアー/ハム
 結局、ジャーニーマンのハムは残れず。OTコンプトンをブロッキングTEとして使う可能性もあるけど、TE2人体制ってあり得ないと思うので、クレームを狙っているハズ。

OL10) トレント/ロヴァオ/リクテンスタイガー/シャーフ/モーゼス/Tコンプトン/ロング/クアンジョー/レリベウス/Nsekhe
 Nsekheという発音も分からないジャーニーマンが生き残りましたが、TEをクレームでゲットした場合、真っ先に切られそう。

ディフェンス(25)
DL) ハッチャー/パエア/ナイトン/RJF/ベイカー/カース/ゴルストン
 DLは6人ではなく7人でした。

OLB) ケリガン/マーフィー/スミス/ジェフコート/ベイツ
 ワタシのイチオシ、ベイツは落選。残念! PSで残すでしょう。

ILB) Kロビンソン/ライリー/Wコンプトン/スペイト/プラマー
 ドラ外ルーキーながらいい動きを見せていたプラマーは残れず。

CB) カリバー/ホール/アマーソン/ロジャース/エベレット
 デシャーザー・エベレットというよく知らないドラ外ルーキーがイン。W2でブリーランドが復帰するまでの暫定的ロースターでしょう。

(5) ゴールドソン/イヘナチョ/ジョンソン/Tロビンソン/ジャレット
 ここは順当。

スペシャリスト(3)
Kフォーバス/Pウェイ/LSサンドバーグ

 正解率は50/53! なかなかいいんじゃないでしょうか。

プレ最終戦&53人最終予想

レッドスキンズ 16―17 ジャガーズ

コルト この試合はコルトさえ怪我しなければあとはどうでもよかったので、無事に終わってくれて良かった。ただ、INTリターンTDを防ぐために、タックルにいったシーンはヒヤッとした。QBの本能としてTDを防ぎたい気持ちは分かるけど、アンタ自分の立場分かってんのかよー。

WRラシャード・ロス プレ最終戦でもキレキレでなんと10キャッチ。セカンド、サードチームが相手だともう敵無しって感じ。プレシーズンに活躍した選手を報いるためにロースターに入れてあげたい。

OGスペンサー・ロング ホールディング2回、サック献上1回と、試合を通じてメロメロ。キャンプ途中までスターターだった選手が、セカンド、サードチーム相手にこれではお話しにならんでしょう。最終ロースターカットで切られるという予想も出てきました。

CBバシャード・ブリーランド 怪我から復帰してプレシーズン初登場。ぶち抜かれてロングゲインを許すシーンが1回ありました。まあ、予想より早く復帰できたことを評価しましょう。


 で、プレ最終戦を踏まえての53人予想です。赤字が前回予想と異なる部分です。

オフェンス(25)
QB) カズンズ/コルト/RG3
RB・FB(4) モリス/ジョーンズ/トンプソン/ヤング
WR(6) ガーソン/デショーン/ロバーツ/グラント/クローダー/スペンサーロス
TE(3) リード/キャリアー/ハム
OL(9) トレント/ロヴァオ/リクテンスタイガー/シャーフ/モーゼス/Tコンプトン/ロング/クアンジョー/レリベウス

・最終ロースターカットの時点ではRG3の処遇は決まらないと見て、一応、加えておくことにしました。脳震盪がクリアにならない限り、リリースできないし。
・WR最終枠はスペンサーの代わりにロスがイン。スペンサーはPSに入れたいけど、前の試合で脳震盪やっているので、どうなるか不明。

ディフェンス(25)
DL) ハッチャー/パエア/ナイトン/RJF/ベイカー/ゴルストン/カース
OLB(5) ケリガン/マーフィー/スミス/ジェフコート/ベイツ
ILB(5) Kロビンソン/ライリー/Wコンプトン/スペイト/プラマー
CB(4) カリバー/ホール/アマーソン/ロジャース
(5) ゴールドソン/イヘナチョ/ジョンソン/Tロビンソン/ジャレット

・RG3を入れた分、大ベテランのゴルストンを外しました。DL6人はちょっと心細いけど、STでの貢献が期待できるLB、DBを厚めにしました。

スペシャリスト(3)
Kフォーバス/Pウェイ/LSサンドバーグ

53人予想

 RG3のルーキーイヤーに大本営がつくったハイライト映像集「RG3ZONE」は、永久保存版だと思ってずっとブックマークに残していました。お別れの日が近づいているので、素晴らしいパフォーマンスの数々をぜひご堪能ください。

 さて、そろそろ53人予想をしてみたいと思います。赤字はルーキー。

オフェンス(24)
QB(2) カズンズ/コルト
RB・FB(4) モリス/ジョーンズ/トンプソン/ヤング
WR(6) ガーソン/デショーン/ロバーツ/グラント/クローダースペンサー
TE(3) リード/キャリアー/ハム
OL(9) トレント/ロヴァオ/リクテンスタイガー/シャーフ/モーゼス/Tコンプトン/ロング/クアンジョー/レリベウス

・QBはRG3がリリースされるとの前提で2人体制。
・WRの最終枠はプレシーズン絶好調のロスではなく、将来性とSTで貢献を考え、ドラ6ルーキーのスペンサーをチョイス。
・3番手TEはさっぱり分かりません。一応ハムというジャーニーマンにしましたが、他チームからこぼれてきた選手をクレームする可能も高いです。
・一番悩んだのがOLのバックアップ。ワタシが選んだバックアップ4人はT1人、G3人とアンバランス。T2人、G2人が理想的ですが、Tの非常事態にはシャーフを回せるのと、レリベウスをカットしてしまうと、Cの控えがいなくなってしまうため、このような選択をしました。

ディフェンス(26)
DL(7) ハッチャー/パエア/ナイトン/RJF/ベイカー/ゴルストン/カース
OLB(5) ケリガン/マーフィー/スミス/ジェフコート/ベイツ
ILB(5) Kロビンソン/ライリー/Wコンプトン/スペイトプラマー
CB(4) カリバー/ホール/アマーソン/ロジャース
S(5) ゴールドソン/イヘナチョ/ジョンソン/Tロビンソン/ジャレット

・OLBは当落線上のジェフコートとベイツを両方入れました。2人ともハングリーなので、スペシャルチームでも貢献してくれるんじゃないかと。ベイツはワタシの個人的希望も多分に含まれていますw
・ドラ外ルーキーILBプラマーは5-11のサイズがネックですが、タックルマシーンと高い評価を得ています。ドラ外から這い上がったフレッチャー大先生を思い出させるので密かに期待。
・開幕戦出場停止処分を受けたCBブリーランドはW2から復帰。

スペシャリスト(3)
Kフォーバス/Pウェイ/LSサンドバーグ

カズンズがスターターに

 グルーデンがカズンズをスターターに指名しました。RG3の処遇はまだ決まっていませんが、RG3と決別する方向へ一歩踏み出しました。

 とにかくカズンズには頑張ってもらいたい。RG3と決別してカズンズに懸けたのに、カズンズまでコケたら、我々スキンズファンは生きる望みが絶たれますw

 サイズも、肩の強さも、コントロールも申し分なし。問題はメンタル。INT後に別人のようにガタガタっと崩れるのさえなくなれば、それなりにいけるはずなんですが。去年はINTの後、ガックリ肩を落とす姿が情けなかったですが、今年はグロスマン並みに図太く振る舞ってほしいです。

 あとは、チーム全体でカズンズを支えてあげてもらいたい。特に守備陣。守備陣がどこまでグレードアップしたのかプレシーズンだけではよく分からないのですが、新加入のNTナイトン、DEジャン=フランソワがムードメーカーになっていて、雰囲気は良さそう。守備力で接戦をものにし、カズンズに自信をもたせてあげてほしいです。

 プレ最終戦はコルトが1人で担当するようです。とにかく怪我しないでね。レギュラーシーズンでは貴重な2番手となるので、無事でいてください。