ドラフト初日

　普段は在宅勤務が多いのに、今日に限って出勤＆会議連発。移動の合間にカフェに駆け込んで見たりしてました。幸い、ウチの指名場面は見られたのは良かった。で、１巡で指名したのはこの人。

１巡１９位　ＬＢジェイミン・デービス（ケンタッキー大）

　うん、いいんじゃないでしょうか。まだ残っていたＯＴクリスチャン・ダリソーに行くかなと思いましたが、フレッチャー大先生が引退してから不在だったＬＢの大黒柱を指名するのはロマンがあっていいです。

　ドラフト前にＬＢのトッププロスペクトのハイライトはだいたい見ていたのですが、ワタシのざっくり評価はこうでした。

　パーソンズ＞コリンズ＞デービス＞ＪＯＫ

　パーソンズとコリンズは既に売り切れていたので、別のＬＢのほうがよかったとかいう不満はナシ。むしろ、昨晩布団に入ってから、素行の悪さが指摘されていたパーソンズがスリップしてきたらどうしよう？って考えてました。ＤＡＬがババを引いたということでｗ

　デービスはリベラ親分と同じ軍人家族の出身で、素行に問題はなさそう。メンタルに未成熟な選手は「ハ」でもうコリゴリなので、個人的にはパーソンズがスリップしてきてもスルーしてほしかったです。

　評価が高いのがパスカバー。６－３、２３５ポンドで４０ヤード４．５秒を切るらしいです。タイトエンドとも十分張り合えるサイズとスピードを備えます。ただ、気になるのは、３年のキャリアでスターターは昨年だけであること。強豪イメージのないケンタッキー大で遅咲きというのはなぜなんだろうと。

　それでも、待望のＬＢは率直に嬉しいですね。繰り返しになるけど、ワタシが大好きだったフレッチャー大先生のような大黒柱になってほしいです。

　２日目は、２巡５１位、３巡７４位、８２位の３つ。Pat Freiermuthが５１位までスリップしてくることを祈ってます。が、ＴＥは層が薄いので、残らないでしょうね。

　あとはＱＢ指名があるかどうか。もし指名するなら、スタンフォードのデービス・ミルズを希望。ただし、２巡ではなく３巡で。

　最後に、デービスが指名の電話を受けたときの動画。こういうのを見られるのがドラフトの醍醐味の一つですね。

Jamin Davis finds out he is being picked

I love these videos pic.twitter.com/JiRXZeeOoa

— Matt Jones (@KySportsRadio) April 30, 2021

フラワーズ復帰が意味するものは

　昨年オフにＭＩＡにＦＡ移籍したＧエレク・フラワーズがトレードで戻ってきました。代償は７巡指名権のスワップなので、ほぼ無傷です。

　ＭＩＡとは３年３０ミリオンの大型契約を結んでいました。今年の９ミリオンのサラリーのうち６ミリオンをＭＩＡが引き受けてくれるので、ウチのキャップヒットは３ミリオン。そこまでしてくれるの？って思うほどおいしいトレードだと思います。

　来年はキャップヒットは１０ミリオンになりますが、保障されていないので、来オフはデッド無しでカット可能。１年お試しして１０ミリオンの価値があると判断したらそのまま、ということですが、まあ実質１年契約でしょう。

　気になるのは、ドラフト前になぜ？、という点。ＬＴにコンバートして、ドラフトでは別のポジションを補強する布石なのか。Ｔではダメだったことが判明しているので、今さらＴに戻すことはないだろうから、Ｇで行くんだとは思います。

　実はワタシが一番気にしているのは、Ｇブランドン・シャーフをトレードしてしまうのではないか、ということ。シャーフには２年連続でタグを貼ったけど、長期契約までたどり着けません。今オフ、フロントが出したオファーもシャーフは拒んだらしいです。チーム内のゴタゴタを嫌うリベラさんが見切りをつけて、トレードを模索しているのではないか、というのがワタシの勝手な推測です。ただ、シャーフトレード論はメディアでもちらほら見かけるので、突飛な話ではないと思っています。

　オールプロガードなので、最低でも１巡は欲しいです。ただ、相手チームは長期契約で大金を払わないといけないので、簡単にはまとまらない気がします。

　話は変わって、ＤＴダロン・ペインの５年目オプションを行使しました。まあ当然でしょう。５年目は８．５ミリオンの全額保証。ワタシは５年目オプションがドラ１のアタリ、ハズレの目安だと思っているので、アタリで良かったデス。

　あと、ＲＢブライス・ラブがリリースされました。ＡＣＬ断裂から結局カムバックできず、一度もプレーを見ることができませんでした。リスクの高い指名でしたが、当たればホームランと期待していただけに、残念。

もうすぐドラフト

　今年のドラフトは楽しみです。チェイス・ヤング一択だった去年のドラフトと違い、今年はいろいろな選択肢がありますからね～。

　ＬＴかＬＢのどちらかでドラフトボードで一番上の選手を取ってくれれば、個人的には御の字。でも、ＯＬはハイライト見てもよく分からないし、ＬＢもトッププロスペクトの違いがよう分からんです。新しいフロントの眼力に期待です。

　で、気になるのは、ウチがトレードアップしてＱＢを指名するというシナリオ。１０位くらいまでアップするモックドラフトが結構出ています。１９位から１０位までアップするとなると、代償は来年の１巡か今年の２巡プラスアルファですかね。

　それなりの代償を支払っても、今年の４番手か５番手のＱＢしか取れないとなると、個人的にはあまり魅力的ではないです。全体１、２位でローレンスとザック・ウィルソンが間違いなく消え、３位でＳＦはマック・ジョーンズを指名するとワタシは見ています。モビリティーよりも判断力を重視する印象のあるカイル・シャナハンがジャスティン・フィールズ、トレイ・ランスを指名するのはイメージできないです。

　ということで、ウチで指名できる可能性があるのは、フィールズかランスのどちらか。ただ、ウチは「ハ」で大失敗しているので、同じオハステのフィールズを指名することはないんじゃないかと。

　となると、ランス。う～ん、どうでしょう。キャム・ニュートンと似ている感じもしますが、個人的にはあんま乗り気になれないです。「ハ」を推したワタシにＱＢを評価する資格はないんですけどｗ　それにしても、カーソン・ウェンツもそうだし、メジャー校ではないノースダコタ州立大からＱＢの１巡プロスペクトが出るなんてすごいですな。