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WEEK3結果

 デジャブ? 2週連続で前半をドミネイトされるとは。でも、PHI強い。SB行けるんじゃね。

ワシントン 8ー24 フィラデルフィア

サック、サック、サック
 9被サックの虐殺劇。責任はウエンツとOLの半々ですかね。ボールを持ち過ぎでサックをくらいまくるウエンツの姿は、PHI時代に劣化が進んでいた頃を思い出しましたな。

 判断は遅いわ、パスのコントロールは悪いわ、ダメダメ。ただ、PHIディフェンスが良すぎた。これはもうしゃあないとあきらめるしかない。

プレーコール
 OCスコット・ターナーのイメージは、1stダウンはランが多いコンサバタイプでしたが、今季は開幕から試合早々パスハッピー全開。まるで別人。2試合連続で前半のオフェンス沈黙は、入りが悪いと思うんだよなあ。ウエンツのポケットでのドタバタぶりを見ると、もう少しランでテンポをつかむ必要があると思う。パスのコールもクイックスラントやスクリーンなどウエンツに早くパスを投げさせるコールを増やしたほうがいいんじゃないかい。

ランディフェンスは良かったけど…
 ハーツのランを警戒していたからか、ランディフェンスはとっても良かった。去年までならランさえ封じれば、ハーツのパスミスでドライブを遮断できる感覚があったけど、パスコントロールが格段に向上してました。AJ・ブラウンの加入も大きくて、本当に止めるのがしんどかった。

 怪我で欠場したCBウィリアム・ジャクソンの代役として、最終ロースターカットから拾ってきたラチャド・ワイルドグースが出ていたけど、お話にならなかった。狙われてPIでロングゲイン献上の繰り返し。おいおい、まだ使い物にならない奴を使うなっつーの。

その他
 やたらトレードを連発するPHIのGMってあまり好きじゃなかったけど、今回対戦してすげえなあって思っちゃいました。本当に隙のない布陣を築いているんだもん。ウチのフロントとはエライ違い。

 まだ悲観していないけど、とにかくオフェンスは前半を何とかしろ。それだけ!




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WEEK2結果

 前半があまりにひどすぎて、見ていて辛かった。後半の追い上げも追いつける気は全くしなかったですな。

ワシントン 27ー36 デトロイト

全部ダメダメの前半
 前半はオフェンスもディフェンスもまるでダメ。どっちも悪いけど、オフェンスのファーストダウンはたった2回。あれだけ進まないとディフェンスも持ちこたえられないでしょう。

 特にモメンタム的に最悪だったのが、セーフティー。ディフェンスが4thダウンを止めて、ボールを奪い返した後だっただけになおさら。LTレノがやられたのが悪いけど、ウェンツもエンドゾーンであんなにもっさり動いていたらダメだよ。

 試合早々、あれだけやられ放題になるのは、チーム全体の準備に問題があったとしか思えない。首脳陣の責任。

ディフェンス崩壊
 ランでビッグプレーを許す機会が多すぎ! 191ヤード献上し、平均8.0ヤードという恐るべき数字。1列目を抜けるとほぼビッグゲインだもんなあ。LBが2列目でビシッと止めるほとんどなかった。相変わらずLBが空気。これは長いシーズン大変だぞ。

OL崩壊
 ウチのOLのパスプロはいいと思っていたので、今日のやられっぷりは結構ショックだった。相手の積極的なパスラッシュに翻弄されっぱなし。これもチーム全体としてもっと準備できたのではなかろうか。

 Cチェイス・ルーリエが負傷退場。彼が離脱したら、いきなり緊急事態だぞ。

謎の2ポイントコール
 終盤の追い上げでエクストラポイントを決めれば7点差になるところで、リベラ親分ななぜか2ポイントコンバージョンを選択。これが失敗して8点差に。個人的にはこれで万事休すかなって思っちゃいました。本当に謎のコールで、解説のジョナサン・ビルマも「意味分かんねえ」って感じでしたな。

良かったこと
 あんまりネガティブになっても仕方ないので、良かったことも箇条書きで。

・後半のパスオフェンス
 自慢のWRトリオが機能し、相手ディフェンスを完全に翻弄。前半からこれができなかったものかねえ。ドラ1ドットソンは2試合連続TDレシーブ。

・2年目セカンダリー
 CBセントジューストとSフォレストが頑張っていました。セントジューストはセンスを感じるなあ。




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WEEK1結果

 ジェットコースターのような試合。後半は押されっぱなしだったのでダメかと思いましたが、終盤の見事な2発のTDパスでひっくり返してくれました。「プ」に行くチームには見えなかったけど、楽しいシーズンになりそうな予感。

ワシントン 28-22 ジャクソンビル

QBカーソン・ウエンツ
 トレード成立以来、散々ディスられていたので、どんだけ劣化しているのかと戦々恐々でしたが、いやいや良かったですよ(期待値が低すぎたのかもしれないけど)。2つのINTはどちらもひどい判断でしたが、終盤の2発のTDパスはホント素晴らしかった。QBの肩の強さって重要ですなあ。ヘロヘロパスしか投げられないハイニキには絶対にできないパスでした。これだけでも去年からのグレードアップは明らか。なのにどうしてパワーランキングは30位前後と低く見られるわけ?

 PHI時代にMVP争いをしていた全盛期まではまだまだ遠いけど、思い切りは戻ってきたんじゃないですかね。ドットソンへの逆転TDパスなんか、よくあの場面であそこに投げられたなと思いました。

WRトリオ
 エースのマクローリン、健康体に戻ったサミュエル、ドラ1ルーキーのドットソンの3人が今年のキモだと思ってましたが、予想以上に機能しました。見ていてホント楽しかった。特にサミュエルがキレッキレ。ランにパスにこんなにいろいろ使える選手だとは思わなんだ。ただファンブルは要反省。

 マクローリンは試合のほとんどで消えていましたが、終盤にモメンタムを一気に取り戻す一発。さすがエース。

 で、ドットソン。逆転TDレシーブはビビった。相手にあの角度でカバーされていたら絶対取れんでしょというパスを見事にキャッチ。信じられないスキル。とてもルーキーとは思えない。前半にもTDレシーブを決めており、デビュー戦でいきなりTD2つ。これは当たりでしょ。ドラフト指名時はちょっとディスってしまい、すみませんでした(ペコリ)。

 このレシーバー陣、近年では最強でしょう。ガーソン、デショーン、ジョーダン・リード(TE)がいた頃以来。これだけウェポンが揃えば、オフェンスはシーズンを通して機能すると思う。

ディフェンス
 オフの補強がなかったので心配していたのですが、予想通りキツかったです。相手QBローレンスのコントロールミスとRBエティエンのど派手なドロップがなければ、もっと得点されていました。LBがほぼ空気なのはなんなんすかねえ。CBもやられまくっていたし、長いシーズン思いやられるなあ。

 あと、痛いのがドラ2マシスの負傷。あのヒザの曲がり方だとACLでシーズンエンドでしょう。もともと薄いデプスが一段と薄くなりました。シーズン持つかね。

Sダリク・フォレスト
 負傷欠場のカムレン・カールの代役でスターター出場した2年目フォレストがホント素晴らしかった。去年はほとんど出番がなかったので、スペシャルチーマーでキャリアが終わる選手だと思っていましたが、びっくりするほどの成長ぶり。とにかくひたむきで、ハードヒットが見ていて気持ちいい。特にエティエンをファンブルさせたこのハードヒットは感動モノ。


トレイボン・ウォーカー
 ウワサの全体1位。ただのフリークかと思ってましたが、化け物でした。あのINTにはびっくりしましたな。ウエンツがどこ投げてんのというパスだったとはいえ、あの反射神経はパネェす。





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ポリアンルール

 ビルズ、コルツの敏腕GMだったビル・ポリアンが開幕ロースターを絞り込むプロセスを説明する論文を書いています。NFLを見始めてから15年以上経ちますが、お恥ずかしいことに、「へ~、そうだったんだ!」と知らないことばかりでした。NFLの世界は本当に奥が深い。今回のウチの53人の絞り込みは不可解なことが多かったですが、少しその背景が見えてきました。

 ポリアン論文のポイントを列挙すると・・・

・53人決定で一番判断が難しいのが怪我人の扱い。最終ロースターカットでIRに入れると、そのシーズンは復帰できなくなる。復帰可能にするには、いったんキープしてウエイバー期間が過ぎてからIRに入れる。そうするとシーズン中の復帰が可能になる。

・しかし、その際のリスクは、怪我した選手の代わりに別の選手をリリースしてウエイバーにかけ、他チームにクレームされる可能性があること。

・このジレンマを解消するやり方が、新人契約が残るサラリーの安い若い選手ではなく、控えのベテラン選手をリリースすること。ベテラン選手はWEEK1の時点でロースターにいると、その年のサラリーが全額保証されるため、ベテラン選手をリリースしても他チームが獲得する可能性は低い。

・リリースしたベテラン選手とは、サラリー保証が消えるWEEK1以降に再契約する。

・このやり方のメリットは、怪我人をキープしつつ、有望な若手をウエイバーにかけるリスクを避けることができ、かつ控えのベテランをチームに戻すことができる、ということ。つまり一石三鳥。


 なるほどお~。フロントはそこまで考えて53人を絞り込んでいるのですな。

 今回、TE5人体制は不可解でしたが、ホッジズをいったんキープした上でIRに入れたのは、そういうことだったんですね。

 もう一つ不可解だったのがCBを4人まで減らしたこと。リリースされたCBダニー・ジョンソンとコーン・エルダーはともにベテランなので、引き抜かれるリスクはないと判断したのでしょう。2人はPS入りしており、WEEK1以降にいつでも引き上げられるようにしています。

 一方で、他チームからカットされた若手CB2人をクレームしました。ベテランをPSでキープする一方、他チームから有望株を引っこ抜くことができたのは、ナイスムーブと言えなくもない。

 CB2人をクレームした際、控えLBのデービッド・メイヨがリリースされて驚きましたが、銃撃されたRBブライアン・ロビンソンをNFIリストに入れた後、すぐに再契約しました。これも引き抜かれるリスクはないベテランのメイヨに「すぐ再契約するから、いったんリリースするね」という合意があったのでしょう。

 前回のエントリでは、かなりネガティブに書きましたが、フロントの動きには合理性があることがわかってきました。ずいぶんディスってスミマセンでした。

 ただ、残念だったのは、デプスペラペラのLBの補強として、昨年までウチにいたジョン・ボスティックを連れ戻したこと。去年、プアなパフォーマンスを見せられたファンの間では「ノーモア・ボスティック!」の雰囲気があったので、ネット上では再契約が炎上してました。おいおい、ボスティックを連れ戻すくらいなら、オフに何か手を打っておけよ、って話。この点のフロントへの不満は拭えない。

 で、ごちゃごちゃのロースタームーブを整理。

【クレーム】
CB Tariq Castro-Fields(前SF)
CB Rachad Wildgoose(前NYJ)

【サイン】
LBジョン・ボスティック

【リリース】
LBデジョン・ハリス

【IR入り】
TEカーティス・ホッジズ

【NFIリスト入り】
RBブライアン・ロビンソン

 クレームしたCB2人はなかなか楽しみ。Castro-Fieldsは今年の6巡指名で、ウチの以前GMを務めたスコット・マクルーエンが絶賛している選手。WildgooseもNYJのHCがリリースを惜しんでいたらしいです。

 ロビンソンの復帰時期はまだわかりませんが、NFIリスト入りしたことで、少なくとも4週はアウトになります。IR入りしたホッジズは復帰可能指定を受けています。




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