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W14 劣化の新たな高みを極めた試合

スキンズ 0―24 ラムズ

 完封負け。しかもホームで。3勝だった去年がボトムだと思ってましたが、まだ劣化する余地があったとは。劣化の新たな高みを極めた、そんな気分であります。

 ラムズ戦のチケットが最低3ドルから販売されていると話題になってましたが、この試合、3ドルの価値もないですね。わざわざスタジアムまで足を運んで、高くてまずいファストフードを食わされて、3時間以上も寒い思いして、寒い試合を見せられる。逆に50ドルくらいくれたら行ってやってもいいかな、そんなレベル。ちなみに、ハイスクールの試合の入場料は10ドルです。

 今日は遊びでサッカーをしていたため、試合を見たのは前半終了間際から。いい試合展開だったら、誰かに録画映像を借りようかと思ったんですが、その必要もなかったです。

 コルトが試合終了間際に負傷し、RG3がちょっとだけリリーフ登板。RG3コールをしていたファンにとっては、唯一盛り上がれた時間帯ということで良かったんじゃないでしょうか。

 試合はともかく、このチームどうしたらいいんですかね。てつさんが前回のエントリのコメントで書かれてましたが、グルーデンの解任の可能性、ワタシはあると思います。

 今のままだと、今オフ、フロントはRG3を取るか、グルーデンを取るか、の二者択一の選択を迫られることになります。チケットの価値が3ドルまで下落した今、来季もグルーデン&コルト体制で行くなら、シーズンチケット販売がヤバイことになるのは明白。フロントの興業優先体質を考えると、グルーデンに残り4年分のサラリーを支払ってでも、RG3を選ぶことは十分ありえるかと。4年分のサラリーといってもたかだか16ミリオン。それを惜しんでRG3と決別するなんて、あのオーナーが認めるとはちょっと思えないです。

 とはいえ、フロントとしてもHCを1年でクビにする事態は避けたいところ。てつさんの言うとおり、こんなチームでHCをやりたい奇特な人を探すのは困難を極めるでしょうから。

 で、結局、フロントにとってベストシナリオといえるのが原点回帰、つまり、グルーデン&RG3体制の復活。これならグルーデン解任に伴う無駄金を払わなくて済むし、RG3もチームの顔として来季もプレーできる。前回のエントリで紹介したアダム・シェフターの情報も、この方向に持っていきたいフロントの意向を示すものなのだと思います。

 で、問題はグルーデンが「スターターはRG3」というフロントに突き付けられた残留条件を飲むかどうか。「RG3とはやってらんねえ」と言って、16ミリオンもらってチームを去るか。HCキャリアを延命させるためにフロントの条件を飲むか。

 そんな中、ラムズ戦でコルトが負傷しました。ケガの程度は不明ですが、コルトからRG3に再スイッチしてもエクスキューズできる最高のタイミングが生まれました。これでRG3再登板となれば、グルーデンはフロントの条件を飲んだ表れ、コルト続投ならグルーデン解任の方向に一気に進む、というのがワタシの予想(予言?)です。

 どうでもいいけど、課題はQBだけでなく、ほぼ全ポジションであり、地道にチーム作りをしていくしかないのに、毎年、こんなドロドロの話ばかり。最近、このブログで試合やプレーのことをほとんど書いてないんですけど。