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DEクリス・ベイカーと再契約

 UFAになるDEクリス・ベイカーと再契約しました。3年12ミリオン、保証4ミリオン。まともに働いたのは去年くらいなのに、高くつきましたねえ。年平均ではDホールと同レベル。ワタシは3年6~7ミリオン、MAX9ミリオンと見ていたので、かなり意外でした。

 この金額からすると、スターター待遇と見ていいでしょう。これでDL陣のスターターは、NTがコーフィールド、DEがベイカーとジェンキンス。あとはローテーション要員をどうするかですが、ボーウェン、キャリカーの両ベテランはともにケガからリハビリ中。キャリカーはほぼ間違いなくリリース。リリースしてもキャップスペースはちょっとしか空かないボーウェンは残留、ということになるんじゃないかと予想。ベテランのゴルストンもいますが、ドラフト中下位で最低1人は加えておきたいところです。

 これで「再契約必須4人組」のうち、ホールとベイカーがクリア。未契約なのはオラクポとライリー。オラクポは最低でもタグを貼って流出を阻止するでしょう。てことで、当面クリアしないといけないのは、ライリー。

 ライリーは昨年MIAに移籍したダネル・イラーブの5年35ミリオンクラスの契約を狙っているというウワサですが、あるサイトのFA選手ランキングでは103位という低評価。「イラーブの半分の価値もねえ」と酷評されております。半分とすると5年17・5ミリオンですが、残留プレミアムをつけてあげて5年20ミリオンでどうですかね。

 あと、CLEから放出されたデクウェル・ジャクソンも気になったりします。

Dホール契約内容&カズンズなど

Dホール契約内容
 Dホールの契約内容が少し分かりました。年平均5ミリオン近くといわれてましたが、実際は4年17ミリオンで年平均4.25ミリオン。サインボーナスが3.25ミリオン、プラス2ミリオンの保証。トータルの保証額は5.25ミリオンと、チームのフトコロにかなり優しい契約内容となっています。これはフロントのGJじゃないですかね。

 いずれSにコンバートされるのではないかとのウワサもあります。ボールホークっぷりでFSに向いてそうだけど、5-10というサイズ的にどうなんですかね。

カズンズトレードで2巡要求
 個人的には2巡のトレードバリューはないと思いますが、別にウチはどうしてもトレードに出したいというわけではないので、強気で交渉したらいいと思います(2巡出すチームが現れるとは思えないけど)。

 どうしても今年の交渉権を増やしたいと思うなら、3巡でガマンするしかないんじゃないですかね。ドラフト後に意中のQBを取り損なったチームに、高く売りつけて、来年の2巡指名権ゲット、というシナリオはあり得る気はしますが。要補強ポジションがてんこ盛りのウチにとって、今年の3巡と来年の2巡、どっちが得ですかね。

 バックアップQBって大事なんで、安売りだけはしないように。

TEフレッド・デービスが無期限出場停止
 2度目の薬物アウトで無期限出場停止処分に。スキンズ的には単年契約でUFAになるのが不幸中の幸い。これで100%サヨウナラが決定。とうとう2008年悪夢のスリーアミーゴも絶滅です。1年目から真面目に練習していたら、リーグトップクラスのTEになれる才能の持ち主だったと思うんですけどね。ああ、勿体ない。


Dホールと契約延長

 今オフUFAになるDホールと4年の契約延長をしました。契約内容の詳細は明らかになってませんが、年平均5ミリオン近くだそうで。保証額は不明。

 大雑把に4年20ミリオン弱て感じでしょうか。以前のエントリで、ワタシは3年12~15ミリオンと予想していたので、年平均ではだいたい当たりました。プロボウル級の活躍だった去年のプレーを考えると、引き留め必須ではありましたが、30歳の選手に4年はちょっと長い気がしますね。ただ、契約の詳細を見てみないことには何とも言えませんが。

 それでも、オラクポ、ライリー、Dホール、ベイカーの引き留め必須FA4人組のうち、とりあえず一人が片づきました。地元出身&30歳という年齢を考えると、ホールにとっては残留がベストの選択肢であることは明らかだったので、すんなり決まるとは思ってました。

 CBの補強は今後どうなりますかね。FA市場からスタータークラスを連れてくるか、アマーソンをスターターで起用する前提で、中堅クラスのニッケルCBを探すか。アマーソンに対するフロント・首脳陣の評価次第で、CBの要補強度はかなり変わりそうです。

ダグ・ウィリアムスがフロント入り

 前回のエントリでてつさんが「フロントが問題」と指摘されてましたが、動きがありました。第22回スーパーボウルMVPのダグ・ウィリアムスがPersonnel Executiveとしてフロント入りしました。TB時代のGMアレン&ウィリアムスのコンビがスキンズで復活することになります。

 Personnel Executiveというのがどういう位置付けなのかはっきり分からないのですが、GMアレンの下、モロッコ・ブラウン(FA担当)&スコット・キャンベル(カレッジ担当)の上に位置するんじゃないかと推測。人事の最終決定権は自分にあると言ったアレンですが、キャップ管理はできるけど選手の見極めには自信がないから昔の側近を連れてきた、てな感じじゃないですかね。てことはチーム編成面ではウィリアムスが事実上のGMになるわけですか。

 一応、フロント強化の動きなんだろうけど、このコンビ、TB時代に大当たりしたイメージがないんだよなあ~。ただまあ、アレンがチーム編成を仕切るってのはちょっと考えられなかったので、プラスの動きと捉えますかね。

 このコンビでTBは2008年ドラフトでアキブ・タリブを指名してます。NEに残留しなければ、スキンズが獲得に乗り出すことは濃厚かと。能力は文句なしなんだけど、過去に起こした事件のイメージが強烈すぎて個人的にはあんま乗り気じゃないです。

 あと、もう古いニュースですが、カイル・シャナハンがCLEのOCに就任。あれだけの才能の持ち主なので、浪人させるのは勿体ないなと思ってたんで何より。スキンズ時代の子飼いコーチ2人を連れて行くのを許されたのを見ると、ディフェンス畑の新HCからオフェンスに関してかなりの裁量権を与えられているような雰囲気。戦術面では抜群だけど、問題はQBとのケミストリー。スキンズ時代はカイル大好き派(グロスマン、カズンズ)と大嫌い派(マクナブ、RG3)に真っ二つに分かれてたからなあ。彼自身がプライドが高くて、プライドの高い選手とはぶつかっちゃうのかも。もしマンゼルを獲ったらどうなるんだろうと興味津々w

オラクポら4選手と再契約交渉開始

 SEAの強さは圧巻モノ。ピート・キャロルとシャナハンがHCになったのは同じ4年前。片やSB制覇、片や3勝13敗で解任。政権発足時はそんなに大きな差はなかったのにこの天地の差は一体何なんだ。ウチもあんなチームになれる日は来るんですかね~。それにしても、SEAは惚れ惚れするほどのイイチーム。主力選手はみんな若いし、ダイナスティーを築いても不思議じゃないです。

 さて、フロントはOLBオラクポ、ILBライリー、CBホール、DEベイカーとの再契約交渉を開始したそうです。といっても、戦力分析はまだ終わってないらしく、条件提示などの具体的な交渉は随分先になりそう。FA市場解禁までにまとまるといいんですけどね。とりあえず、引き留めに動いていることが確認でき、一安心。

 クレイ・マシューズ(GB)、デマーカス・ウェア(DAL)らOLBトップ6人のサラリーは年平均13.2~10.2ミリオンのレンジなんだとか。次の6人は9~6.7ミリオンだそうです。おそらくオラクポは年10ミリオン以上を狙っているでしょうね。個人的には絶対に年9ミリオン以内に抑えるべきだと思ってますが、CLEがポール・クルーガーごときに年8.1ミリオンのクレージーな契約をしてくれたおかげで、やりづらくなりました。困ったもんです。溝が埋まらない場合は、フランチャイズ指定もあり得ますね。その場合は11ミリオンくらいのサラリーになるようです。

 ライリーは年平均4~5ミリオン程度で十分かと思ってたんですが、MIAがダネル・イラーブと結んだ年平均7ミリオンクラスを求めているというウワサ。プロボウルに程遠い男に年7ミリオンはないでしょーよ。大先生に払っていた年5.5ミリオンが基準になると言われてますが、それでも高い気がしますね。

 でもまあ、未知数の他チームFAに多額の投資をするよりは、生え抜きの引き留めを優先してほしいです。隣の芝生は青く見えるというか、他チームのFAって魅力的に見えちゃいますが、今まで生え抜きを大事にせず派手なFA戦略でどれだけ失敗してきたことか。その代表例は、名前の頭文字さえ言いたくないあの人のことですがw