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スターター3人アウト&キッカー交代

 怪我人やら、出場停止処分やら、カットやらで、W2に出場する顔触れが大きく変わります。

デショーンが3~4週間アウト
 開幕戦序盤にハムを痛め、やばいなあと思っていましたが、やはり軽症ではありませんでした。3~4週間を長いと見るべきか、短いと見るべきか。いずれにせよ、エースレシーバーの離脱はとてつもなく痛い。ウェポンと呼べるのは、デショーンのビッグプレーだけだったのでなおさら。カズンズ、きついだろうなあー。

SSイヘナチョが6~8週間アウト
 開幕戦で手首を負傷し、手術するそうです。去年も加入してすぐに怪我してIR入りしたし、この人、ホント怪我ばっかり。復帰するまでロースターにキープするか、IR入りさせるか、虎の子の復帰可能IRを使ってしまうか、判断が迫られます。言っちゃ悪いけど、イヘナチョごときに復帰可能IRを使うのは勿体ない。といっても、早く使わないと宝の持ち腐れになる恐れがあるので、判断が難しい。

CBカリバーが1試合出場停止
 詳細はよく分からないけど、過去の当て逃げなどの問題行為で1試合の出場停止処分を受けました。当然、エースコーナーなだけに痛い。けど、ブリーランドの出場停止処分と重ならなかったことは不幸中の幸い。

キッカー交代
 これは驚き。開幕戦で46ヤードを外したカイ・フォーバスが一気にクビになりました。46ヤードならしゃあない気もするけどねー。ただ、カットされたのはFGミスというより、キックオフの飛距離の短さが直接的な理由でしょう。開幕戦でパントリターンTDをくらったように、カバレッジチームが不安定なだけに、キックオフの飛距離の短さは今後も致命傷になる恐れがあると判断されたんでしょう。代わりにダスティン・ホプキンスというキッカーと契約しました。

 ワタシは今年はフォーバスでいいと思うんですけどねえ。過去3シーズンで9割近いFG成功率は捨てがたく、今年からPATが難しくなったので、飛距離の短さに目をつぶってもキックの正確性をワタシは取りたいです。この決断が吉とでるか凶と出るか。




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コメント 7

HJ

デショーン離脱は大きいですね。
今シーズンは開幕戦からビッグネームが次から次に怪我してどこも大変そうです。

ウチはLBのLevyが開幕前に負傷して出れなかったこともあって、Riversにやりたいようにやられこちらも観後感の大変悪い試合でした。

お互い二試合目は気持ちよく終わりたいですね!
by HJ (2015-09-15 12:53) 

てつ

旅行に行っていたのでコメント遅くなりました。ビデオで観ましたが、やっぱり弱いチームの典型だなあと思いました。カズンズでオフェンスは良くなったと思いますが、攻め込んでも点が取れない、ペナルティーの多さ、スペシャルチームのポカ、INTのチャンスを逃すディフェンス、ここぞという時にパスを通せないQB、など、勝てないチームらしいなあと何だか客観的にみていました。
期待値が低かっただけに良くやった方かなという感じですが、デショーンの離脱など、あまり良い材料は無いですね。
ラン重視のオフェンスは良かったですが、グルーデンのプレーコールを含めたHCとしてのマネージメント能力はどうなんだろうとちょっと疑問に思いました。
by てつ (2015-09-16 10:06) 

ソフィア

HJさん>
デショーン離脱で弱いチームがさらに弱くなりました。とりあえず1勝が早く欲しいですねー。

てつさん>
ブログには書かなかったのですが、ワタシもグルーデンってどうなのよって思いました。有能なHCだったら、あの試合展開、絶対勝ってますよね。コーチ批判を始めると、憂鬱な気分になるので、まだしばらくは様子を見ようと思ってますが、大変なシーズンになりそうです。
by ソフィア (2015-09-16 12:23) 

u-dai

ゲームを見ました。

去年よりも強いのではないかというのが僕の印象です。そして、コンセプトもきっちり見えた気がします。

まず、オフェンスですが、OLが一気に安定していました。懸念されていたシャーフもしっかり開幕に合わせてきていましたね。プレイの理解度も高く、相手DLを圧倒していました。そして、これはプレーの設計がクリアーだなと思ったことですが、シャーフはインリリースと呼ばれる形で、ランプレーの際にDLに触れずにLBやセカンダリーに抜けてリードブロッカーになるプレーが多かったです。これは、シャーフが相手を取り切り続けることができること、力が劣る相手に対して圧倒的な支配力を発揮する特性(これは大学時代のビデオから見てもそうでした)を生かして、ランニングバックにロングゲインさせよう、という意図のもと組まれたものと思われます。

ここから見ても、今年の軸はランプレーにあります。これはもう一つ理由があると思います。それは、テレビの解説にもありましたが、カズンズのパス成功率がプレーアクションだと高くかるから、というのが関係していると思います。

また、OLが強い形でのランプレー多用は時間をコントロールできるだけでなく、相手ディフェンスに疲労感を与え、試合の後半の試合運びを楽にする効果もあります。

コンセプトは、ランニングバックのロングゲインを目論みつつ、毎回、4〜5ヤードはランプレーで稼ぎ、その中にスクリーンパスや、ショートからミドルの早いタイミングパスを織り交ぜて、コツコツ、フレッシュを取っていく。そうすることで、相手LBやセカンダリーが前がかりになる(マンツーマンでない限りは、LBはランプレーだと一瞬前に上がります)。

そこの裏にリードやスロットをスラント気味に走らせて的を絞らせないようにしつつ、頃合いを見て、プレーアクションからの外レシーバーへのロングパスで一発を狙うというコンセプトがあったように思います。当然、そのターゲットはデショーンです。


今回、このコンセプトが崩れさったのは、二つ要因があります。

一つは、その必殺のロングターゲットのデショーンが第1Qに怪我をしたことです。代替がガーソンになっていましたが、彼は今やパワーレシーバーで、外レシーバーとしてセカンダリーをぶち抜いて、一発を狙うタイプではありません。今年はキレが戻っているように思いましたが、デショーンが怪我してしまったことでコンセプトがズレてしまい、途中から思ったような活躍が出来ていませんでした。


二つには、そういうゴリゴリと相手を削っていくオフェンスを展開するにあたっては、反則が死活的に影響を及ぼします。4〜6ヤードを稼ぐスタイルなのに、ホールディングで1の20などになると、プランが崩れます。反則祭りだったことが、グルーデンのプレー設計を壊していました。


また、それに輪をかけたのが、ロバーツの落球です。コツコツやるときのショートパスやスクリーンで落球していたら、話になりません。彼は、試合に気持ちが入っていませんでしたね。本当はあのポジションは、外レシーバーにデショーンを配置していて、相手のセカンダリーがディープにいくデショーンをカバーするために後ろに下がったところに、ガーソンを走らせてショートパスを通し、LBに対してはスピードの、セカンダリーに対してにはパワーのミスマッチを作って、あわよくばロングゲインするコンセプトだったはずです。よく設計できていたな、と個人的には思いますが、これもデショーンの不在とロバーツの無気力で崩れました。

ただ、コンセプトの徹底と、OLの力は確認できた試合だったと思います。モーゼスはランブロックもよかったですね。右サイドはかなり強力で、そして、左面のランプレーのときはこの二人が左面までリードブロッカーで出て行くシーンがありました。一発はでなかったですが、時間の問題のように思います。唯一、いまひとつだったのはセンターのリクテンスタイガーですね。押し込みたい場面で一対一で押し込まれてRBのコースをふさいだり、パスプロでDTをもらしたもったいない場面がありました。

ただ、試合を見る限り、ドルフィンズのディフェンスは完成度が高かったように思います。スーがいることもあり、DLも強力だったように思います。ランプレーではスーは一対一で取り切っていましたが、パスのときは、多くのケースでダブルチームで見てから受け渡す、というのを徹底していたように思います。スー用の特別仕様なので、次戦からはもっとOLも楽に相手DLに対して余裕をもって望めると思います(一枚余剰が増えるので)。

ディフェンスは、ドルフィンズのオフェンスがそこまで強力じゃなかったのではないかと思うので、なんとも言えませんが、少し心配な要素がありました。

一つはスロットとタイトエンドへの対応が昨年に引き続き弱い点です。おそらくここをしっかりマンツーマンで見ていけるプレーヤーがいないので、ゾーンを多めにしているのだと思いますが、途中からひたすらそこを突かれていました。今年もそこを攻められる傾向は続く気がします。

ラッシュもケリガンやハッチャー等、ラインを抜けれる選手を生かす工夫がなされていましたが、マーフィーの空気っぷりが目立ちました。ランプレーで一個、相手を即かわししてプレッシャーをかけているいい絵が前半にありましたが、後半は完封されていて、集中力も途中から欠いていました。あの出来が続くようだと、ガレットが怪我したのが痛くなってきますね。
ケリガンも外かわしタイプでないので、うまく工夫をできたときはサックの絵までいくことがありますが、通常の3メンや4メンラッシュの外かわしラッシュの場合にサックの絵までいくことがどこまであるのだろう、と思いました。馬力タイプのDLが多いだけに、長い時間ホールドしてくれるパス設計で相手が来ればいいのですが、スロットやタイトエンドがターゲットのパスだとラッシュが間に合わない気がします。ここは、ブリッツで対応するほかないかもしれません。

やはり、すごいLBがいて、そして、カバリングのいいセーフティが欲しいですね。

キッキングについては、前半から、相手のパントリターンチームに、我々カバーチームの両ウィング(外レシーバーの位置にいる者)が相手のダブルチームに完封されていたのが気になっていたのですが、まさにそこにやられた絵でした。あれは今後も続くかもしれないと思うと、負担にはなりますが、ディフェンスの一本目の選手を投入するほかないかもしれないですね。

最後にカズンズについてですが、いい出来でしたね。ただ、彼がよくないのはブーツレッグのようにロールしたときのパスの精度と判断。この試合でもほとんど成功していませんでした。その設計にはせずに、プレーアクションやスクリーンで安定的に攻めていった方が良さそうですね。


以上が所感ですが、僕はみなさんとは違って、グルーデンの采配はそこまでひどくなかったと思います。むしろ、彼のゲームプランを壊す要因が多すぎて、かわいそうに思いました。コンセプトはしっかり仕上がっていたなと思うので、次戦以降、特にデショーンが復活して以後に期待したいと思います。

by u-dai (2015-09-20 01:27) 

ソフィア

u-daiさん>
すばらしい解説ありがとうございます。勉強になりました!
スロットとTEで早いパスで攻められると、ブルラッシュタイプのケリガンはQBまで届かないという指摘は、考えたこともなく、ちょっとびっくりしました。大外狩りタイプのガレットがいたら、相手に与える脅威が全く変わってくるんだろうなと思いました。

グルーデンのオフェンスプランについても、とても分かりやすかったです。デショーンの離脱がいかに痛かったかもよく分かりました。デショーンのいないこれからの数試合、どうやって攻撃を組み立てていったらいいんでしょう。ウチの攻撃にディープがないという前提になると、相手守備陣も前のめりになってランも出なくなる、という悪循環に陥らないといいのですが。

ぜひ次の試合も解説お願いします!
by ソフィア (2015-09-20 08:39) 

u-dai

これはまったくの推測ですが、レシーバー3枚の体型が多く活用され、外はガーソンとクローダー、場合によってはグラントを使って、ガーソンとグラントは中距離のうちにスラントしていくタイプのルートをとり、クローダーが直線的ないしはアウトに出ていくコースでフィールドをストレッチしていく形にするのではないかと思います。中距離にはタイトエンドの位置からリードも入っていく。その場合、おそらくメインターゲットはガーソンかリードになるかと思います。相手のマークもそっちがメインでしょう。

鍵はどこまでクローダーが外をスピードでぶち抜けるか。このような使い方ではなくて、本来はレシーバーを多くした体型で、内レシーバーからアウト、ないしはスクリーンで使用して経験を積ませることを想定したのではないかと思いますが、いかんせん、ほかにスピードタイプがそういないのと、大学時代のビデオを見ると、外レシーバーでスピード一閃というのもいけそうなので、そのように差配する可能性があると思います。

仮にクローダーに3本くらいディープぶち抜きパスが通ると相手はアジャストできなくて、展開が楽になりますね。相手のコーナーバック次第ですが。ただ、ラン中心の形で、かつそれがコツコツでれば、おそらくプレーアクションでのパスプロのもちはある程度計算できる上にジョーンズのパスプロが良いことが前回の試合でもわかった(逆にトンプソンのパスプロはダメ)ので、ジョーンズを入れた体型のときに、外ぶち抜きのパスを第一ターゲットにするコールが出るのではないかと思います。ランの出方にもよると思いますが、おそらくは第一Qはランとガーソン、リード、ロバーツ等への5〜8ヤードパスでの刻みを組み合わせ、相手のセカンダリーがランとショート・ミドルレンジがかりになったところで、第一Qのラストから第二Qにかけて勝負のロングレンジがクローダーないしガーソンにくると思います。ガーソンへのそうしたパスがガーソンがぶち抜けていないこと、コーナーの超ファインプレーもあってドルフィンズ戦でぎられているだけに、クローダー、試して欲しいですね。

いずれにしても、デショーンがいないことは、彼を中心に攻撃プランを組み立てていたグルーデンに取ってはものすごく痛いでしょうから、どこまでアジャストできるか。どこまでミドルレンジのパスをうまく組み合わせて的を絞らせないかに勝負がかかると思います。WRの総合力が試されますね。


by u-dai (2015-09-20 10:15) 

ソフィア

ワタシもクローダーのカレッジ映像を見て、縦に一発もいけるんじゃないかという気がしています。WR陣の総合力で相手に的を絞らせない攻撃ができるかという点、同感です。デショーンのようなタレントはいませんが、全体的なタマは悪くないと思うので、相手に的を絞らせないプレーコールを期待したいです。
by ソフィア (2015-09-20 12:05) 

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