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Dホールをリリース

 予想通り、キャップ枠を空けるためにDホールがリリースされました。これで空くスペースは8ミリオン。

 セカンダリーの立て直しにはホールの放出やむなしと思っていたので、特に残念という感覚はありません。もともとキャップペナルティー36ミリオンのうち、「ハ」に払ったボーナス分が21ミリオン、ホールへのボーナス分が15ミリオン。つまり、今年分のペナルティー18ミリオンの7.5ミリオンがホールによるものなので、ホールに責任を取ってもらうというのが筋だったという気がします。ホールを残して他の選手がペナルティーの犠牲になるのはチームの士気的にどうかと。もちろん、この問題はフロントのマネジメントミスなんだけど。

 ホールは2008年シーズンの途中、OAKから放出された後に加入し、計4シーズン半、スキンズでプレーしました。ユルユルカバーでぶち抜かれるシーンを何度も見せられましたが、それでも19INTは立派。プレーメーカーぶりは健在なので、再就職先はすぐに見つかるでしょう。

 ホールのリリースにより、FA市場でスターターが務まるCBの獲得が必須になりました。CBはドラフト2巡以下ではいきなりスターターは無理なので、FAで抑えておく必要があります。

 今日のワシントン・エキザミナー紙によると、FA市場に出てくるCBのうち、スキンズはGreg Toler(ARI), Antoine Cason(SD), Derek Cox(JAX), Sean Smith(MIA)のエージェントと接触したそうです。スミスはCBのFAの中では目玉ですからサラリー的にまず無理。比較的リーズナブルに済みそうなスミスを除く中堅3人あたりが狙い目でしょうか。もう1人のスターターCBジョシュ・ウィルソンは契約最終年になるので、ある程度年齢が若い選手に3~4年くらいオファーすることになるんじゃないかと予想します。

 一方、カットも噂されていたDEアダム・キャリカーと契約再構築をしたそうです。これでどのくらいのキャップ枠が空いたかは不明。

 また、RT候補としてトニー・パショスというベテラン選手を獲得。去年のRTスターター、タイラー・ポルンバスとも再契約交渉を進めているそうです。リクテンスタイガーとの契約延長により、OL陣はLTからRGまで高サラリーユニットになってしまったので、RTは安く済ませたいというのがフロントの意向ではないかと勝手に推測。去年の6巡トム・コンプトンも合わせ、競わせる方針でしょうか。

 あと、RFAになるバンクス少年には予想通りオファーを出しませんでした。お別れはほぼ確実。少年には3年間いろいろ楽しませてもらいました。