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RFA3人と再契約

 前々回のエントリで、RFAへの対応は「意外と難しい」と書いたばかりだったんですが、今日一気にOLBロブ・ジャクソン、FBダレル・ヤング、TEローガン・ポールセンのRFA3選手との再契約がまとまりました。テンダーオファーではなく再契約できたのはスバラシイ。キャップヒットが少なく済みますから。

 ヤング、ポールセンは3年契約(ポールセンは4年契約との説も)で、詳細は分かりませんが、インセンティブを入れてヤングは最大6.2ミリオン、ポールセンは最大7.1ミリオン。今年のキャップヒットはともに1.058ミリオンで、テンダーオファーの1.3ミリオンよりちょっとだけ安くなるみたい。2人とも地味な選手ですが、ともに長期にわたってキープしたい選手だったので、複数年契約できたのは良かったです。

 一方、ジャクソンは1年。契約内容は不明ですが、テンダーオファーの1.3ミリオンよりちょっと多いくらいじゃないかと思われます。ジャクソンサイドにとってはUFAになる来年のほうがイイ契約を勝ち取れる可能性が高く、チームとしても今年は契約最終年となるオラクポと契約延長すべきか見極める必要があり、1年契約は双方の希望だったはずです。

 てなわけで、この3選手とはフロントがほぼ望む形で契約がまとまった感じ。GJ。

 3ミリオンのキャップオーバーに加え、3選手との契約延長によるキャップヒット(おそらく3ミリオン以上)が加算されますが、肝心のキャップ枠を空ける動きがまだ出てきません。Dホールをリリースする可能性が高いという報道が出ていますが、まだ正式なものにはなっていません。法的手段を含め、キャップペナルティーを撤回させる道をギリギリまで模索しているのかもしれません。ワシントン・ポストの情報によると、NFL選手会は法廷闘争でスキンズと共闘する意向を示しているらしく、実際にスキンズが法的手段を検討している可能性は高そうです。

 とはいえ、FA市場が解禁するのは火曜日。もうどうあがいても間に合わないような。Dホールのリリースで8ミリオンの枠を空けて、とりあえず帳尻を合わせるしか道が残っていない気がします。本人はペイカットを受け入れてでも残留したいそうですが、ペイカットじゃキャップオーバー解消には足りないです。

 この雰囲気では、FA市場ではものすごーくおとなしいオフになりそう。KCをリリースされたTエリック・ウィンストンを獲れたらなどと一瞬妄想したんですが、もうキッパリあきらめました。ケガで去年どのチームにも所属していなかったトニー・パショスと契約交渉を進めているとの情報があり、FA市場では格安選手しか手が届きそうにない雰囲気です。