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ペナルティー問題で法廷闘争か

 サラリーキャップのペナルティー問題がきな臭くなってきました。昨日のエントリでダラスはペナルティーを受け入れるらしいと書きましたが、新たな情報ではスキンズとダラスが法廷闘争に出る可能性があるそうです。

 今回のペナルティーは、NFLPA executive DeMaurice SmithとNFL Management Council Executive Committeeだけで合意されたらしく、選手会幹部、他のオーナーの採決は取っていないそうです。問題をきな臭くしているのが、CEC委員長がNYGのオーナーであるという事実。そう、地区内ライバルにダメージを与える意図があったのではないか、という疑惑が浮上するわけです。

 実際に法廷闘争になったら、かなりの確率で勝つんじゃないかと思います。アンキャップイヤーを利用した契約見直しは行わないという規定は、緩い紳士協定であること、NFLはいったん契約見直しを承認したこと、他チームも同様の見直しを行った可能性(小規模だとしても)があること、などかなり有利な材料が揃っています。

 実際に法廷闘争に出れば、他チームとの関係がギクシャクしてしまうのが最大のマイナス材料でしょうか。ただ、NYGが絡んでるとなると、スキンズもダラスも黙っているわけにはいかないんじゃないのかなあと感じます。

 個人的には、スキンズに非がまったくないというわけではないので、ペナルティー額を半分か3分の1くらいに減らしてもらうという和解ができれば、ベストのシナリオじゃないかという気がしますが。

エディー・バウアー・ジャパン