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どのQBを獲るべきかを考える

 敗因を考える(下)を書こうと思いつつ、最近はどのQBを獲るべきかに関心が行き過ぎて、そっちを先に書くことにします。FA解禁、ドラフトまでまだだいぶ時間があり、これから何度も取り上げていく話題なんで、食傷気味にならないか少々心配ではありますが。世の中は「プ」で大盛り上がりですが、当ブログでは我が道を行きますw

 個人的には第1志望がラック様、第2志望がRG3です。これだけ低迷期が長いと、ルーキーに未来を託したいという気持ちが強いです。ただ、いろいろ考えたんですけど、FAでマット・フリンを獲るべきであり、フロントもそう考えているのではないかと感じています。

 その理由は、まずドラフトが6位というビミョーな順位であること。ラック様はまず無理、RG3もQBがニーズのCLEが4位にいるので、2位か3位にトレードアップしない限り届かない。そのトレードアップも成功する保証はナシ。

 ロックアウトの影響でFA市場解禁がずれ込んだ昨年と違い、今年は例年通り、FA市場解禁→ドラフトの順序でスケジュールが進みます。RG3が取れる保証がないまま、FA市場をスルーするのはあまりに危険。RG3一本に絞って取れなかった場合、今年もグロスマンがスターターという悪夢のシナリオになりかねません。

 そのトレードアップもかなりの出血を覚悟しないといけません。ドラフトバリューチャートを見ると、6位から3位にアップするには600ポイントが必要。最低でも2巡+4巡の放出を覚悟する必要があります。他にも補強ポイントがてんこ盛りのスキンズとしてはイタイ。

 一方、フリンの最大の魅力はFAであること。スターターを任せられるQBがFA市場に出てくるのは珍しい。トレードアップと違い、指名権を放出する必要がないため、ドラフトは他のポジション補強に集中できます。その場合、Remember 2004さんが書かれていたように、CBクレイボーンなんか指名できたらサイコー。

 ただし、フリンを獲れる保証もナシ。MIA、SEAあたりが当然狙ってくるでしょう。その場合、レシーバー陣が貧弱なスキンズは敬遠される可能性も。また、サラリーも年10~12ミリオン×5年くらいは提示する必要があるでしょう。去年、ARIに移籍したコッブの契約が目安になるんじゃないかと。

 シャナハンにとって今年は勝負の3年目。悠長にQBを育成するヒマはなく、即戦力QBの獲得は至上命題。そう考えると、FAならフリン、ドラフトならラック様かRG3の特Aクラスに絞られると思います。

 ということで、FA市場が解禁されたら、フリンを全力で獲りに行く。もし失敗したら、どんな犠牲を払ってでもRG3を獲りに行く。このツートラック戦略ですかねえ、現時点では。両方失敗したら? う~ん、カイル・オートンが残っていたら、オートンを獲りつつ、ドラフト2~3巡でQBを指名して競わせる、という感じでしょうか。2巡以降でもCINのダルトンのような「当たり」が出る可能性もあるわけですから。

 ただ、まあ、ドラフトに向けて株が上がっていくQBもいるでしょうし、柔軟なスタンスで見ていきたいと思います。時間もたっぷりあるんで。

 あと、LBフレッチャーがプロボウルに行くことになりました。CHIのアーラッカーがケガで辞退したことによる代理出場ですが、それでもウレシイw オールプロのセカンドチームにも選ばれました。

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