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11スタッツ&12展望 RB

 LBコーチのルー・スパノスがUCLAのDCに就任するため、チームを去ることになりました。スパノスの手腕についてはよく分からないんですけど、15シーズン、PITでアシスタントをしていた経験があり、個人的にはDCハスレットを解雇してスパノスを昇格させてはどうかとずっと思ってました。なので、今回の引き抜きはちょっと残念。

 サイドラインではいつもハズレットの横で全身を使ってユニークなシグナルを送っていたのが印象的なコーチでした。カレッジで実績を上げて、また戻ってきてほしいですね。

 さて、ポジションごとに今シーズンのスタッツを振り返りながら、来季に向けた補強などを考えてみたいと思います。グロスマンのスタッツを振り返っても時間の無駄なので(というか振り返りたくない)、QBはパスして、RBから始めたいと思います。

ロイ・ヘルー

出場15 先発5
ラン 151キャリー、640ヤード、平均4.2ヤード、2TD
パス 49レシーブ、379ヤード、平均7.7ヤード、1TD

エバン・ロイスター

出場6 先発2
ラン 56キャリー、328ヤード、平均5.9ヤード
パス 9レシーブ、68ヤード、平均7.6ヤード

ティム・ハイタワー

出場5 先発5
ラン 85キャリー、321ヤード、平均3.8ヤード、1TD
パス 10レシーブ、78ヤード、平均7.8ヤード、1TD

ライアン・トレイン(既に解雇)

出場8 先発4
ラン 59キャリー、200ヤード、平均3.4ヤード、1TD
パス 6レシーブ、23ヤード、平均3.8ヤード

ダレル・ヤング(FB)

出場13 先発8
ラン 6キャリー、33ヤード、平均5.5ヤード、1TD
パス 15レシーブ、146ヤード、平均9.7ヤード

 開幕スターターはトレード加入のハイタワーでしたが、ヒザを負傷し、IR入り。トレインはスランプに陥り、シーズン終盤はヘルー&ロイスターの新人コンビがランの主軸を担うことになりました。

 その新人コンビはなかなかの活躍。ヘルーは先発5試合中3試合で、ロイスターは2試合中2試合で100ヤードを突破。来季に期待を抱かせてくれる数少ない明るい材料でした。OLが弱いスキンズでは立派なスタッツです。

 特に、抜群のスピードを持つヘルーは49レシーブとパスターゲットとしても使い勝手がいいです。一方、ロイスターはスピードはあまりないですが、ホールを見つけるのがうまく、ヘルーよりもロイスターを評価するアナリストもいます。

 来季はヘルー&ロイスターがRB陣のロスターに入ることは間違いないですが、問題はこの2人が主軸でいいのかどうか。個人的には、ノビシロがある2人にランを任せていいと思うのですが、もっと爆発力のあるプレーメイカーが欲しいというのも否定できないです。RBに1巡指名権を割く余裕はないんですけど、アラバマ大のRBトレント・リチャードソンが残っていたら、獲りたいという誘惑に駆られちゃいますね。まずないと思いますが。

 一方、ハイタワーは正直なところ、スピードもキレもあまり感じませんでした。パスプロだけはウワサ通り、無茶苦茶うまいと思いましたけど。今オフ、UFAになりますが、故障明けなので、とりあえず1年契約で収まるんじゃないかと。

 FBヤングは随分成長した印象。特にレシーブがかなりうまくなり、戦力として独り立ちしつつあります。

 FA市場でRBに大きな資源を割く余裕はなく、高い買い物はしないと思いますが、他チームでFAになるRBはこんな感じです。ヒリスとシャナハンの再合流も見てみたい気もしますね。

Ray Rice
Matt Forte
Michael Bush
Marshawn Lynch
Peyton Hillis
Cedric Benson
Mike Tolbert
Kevin Smith
Jason Snelling
Justin Forsett
BenJarvus Green-Ellis
Tim Hightower
Steve Slaton
Cadillac Williams
LaDainian Tomlinson
Ronnie Brown
Ryan Grant

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