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プレシーズン初戦

レッドスキンズ 16―7 スティーラーズ

 初戦なのに、ファーストチームを前半全部出場させたのには驚きました。ケガしないか、ヒヤヒヤしながら見てました。ただ、チームの顔触れが大幅に変わる一方、ロックアウトの影響で準備期間が短いので、少しでも多く実戦経験を持ちたいというシャナハンの意向も理解できます。

オフェンス

 スターターのQBグロスマンが抜群の安定感でした。19/26、207ヤード、1TD、0INT。グロスマン特有のバタバタ感がなく、終始落ち着いていました。PITのパスラッシュが襲いかかっても、慌てずにパスを通していたのには驚きました。昨シーズンの最後の3試合、グロスマンをスターターで使ったことが、自信につながっているんですかね。それなら、マクナブ降格のドタバタ劇もムダじゃなかったってことでしょうか。この調子をキープできれば、かなりの確率で開幕スターターの座を勝ち取れると思います。ただ、お調子者なんで、図に乗らないように。

 RB陣は、ハイタワー、ロイスター、ヘルーの新戦力3人がそれぞれイイ走りを見せてました。6巡ルーキーのロイスターは、爆発的なスピードはないけど、動きにムダがない感じで、堅実にゲインしていく印象を受けました。ヘルーは走り方がポーティスそっくりですね。OL陣のランブロッキングもまずまず良かった気がします。

 WR陣は、モス、ギャフニー、ストールワースのベテラン陣が安定感抜群。派手さはないけど、なかなかいいユニットに見えました。ドラフト3巡ルーキーのハンカーソンは、いい場面でドロップ。キャンプでドロップを連発していると聞いていましたが、やっぱりやらかしました。ちょっと時間かかりそうだなあ。

ディフェンス

 フロントセブンが去年に比べて、かなり良くなったように見えました。新戦力のNTコーフィールド、DEボーウェンのプレッシャーはなかなかのモノでした。特にボーウェンのサックはすごかった。あの体格でものすごい脚力ですな。DLのプレッシャーが向上したせいか、フレッチャーやCBのブリッツもかなり効果的に出ていた気がしました。

 ドラ1ルーキーのケリガンも良かったです。ペネトレイトからのナイスなランディフェンスがありましたし、QBまであと一歩というパスラッシュがいくつかありました。今のところ、OLBへのコンバートは順調に進んでいると見ていいでしょうか。

スペシャルチーム

 Kは明暗が分かれました。新加入のシェイン・グラハムは0/2。ガノは3/3。グラハムは2本ともひどかった~。個人的にはグラハムを応援しているのですが、正K争いはガノが1歩、2歩リードした感じです。

 バンクスのKR、PRは見事でした。今年も欠かせないウェポンであると痛感させられました。バンクスはロスター当落線上だと思っていましたが、かなりの確率で開幕ロスターに残れると思います。