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ドラフト後のチームニーズ ディフェンス編

 アレンGMが「FAではアグレッシブに動く」と語ったそうです。大物FA選手を狙いに行くことには異論はありません。賢い投資で「使える選手」を獲ってくれるならば。とにかくハインズワースの二の舞だけは勘弁です。さて、ドラフト後のチームニーズのディフェンス編です。

NT

 まず最初にやるべきことは、巨大な不良債権(ハインズワース)の処理でしょうか。保証額41ミリオンのうち、35ミリオンくらい支払っているはずなので、マクナブと違ってサラリーがトレードの足かせになるということはないと思います。ただ、オフにもトラブルを起こしていますし、問題児っぷりがトレード価値を思いっきり下げるでしょうね。3巡もらえたら御の字ですが、4~5巡あたりの交渉になるような気がします。

 現在、ロスターにいるNTは、キーモイアートゥ、ブライアント、ドラフト7巡指名のChris Neild(ウエストバージニア大)の3人。この面子ではさすがにキビシイので、SFからFAになるフランクリンを狙いにいくかもしれません。

DE

 ドラフト2巡でジャービス・ジェンキンス(クリムゾン大)を指名しましたが、DE陣の層の薄さは深刻なので、FAでも獲りにいかざるを得ないと思います。スキンズが獲得に動くと噂されているのが、GBのDEカレン・ジェンキンス。昨年、3-4のDEで7サックを挙げており、獲得できたら最高ですね。

MLB

 このポジションは、マッキントッシュがどうなるか、でしょうか。今年が6年目なので、FA資格が去年と同じ6年になると、今年もRFAになり、残留の可能性が出てきます。ただ、3-4のMLBをさせられていることに不満のようです。去年のドラフト4巡でペリー・ライリーを指名しており、UFAになったらたぶんサヨナラでしょう。個人的には好きな選手なんですが。

OLB

 ドラ1でライアン・ケリガン(パデュー大)を指名したことで、大きな補強は完了でしょうか。オラクポとケリガンがスターターで、バックアップがアレキサンダー。残り1~2枠を、クリス・ウィルソン、ロブ・ジャクソン、ドラフト7巡指名のマークス・ホワイト(フロリダ州立大)が争う展開でしょうか。

CB

 個人的に一番気になるのはこのポジション。スターターのロジャースと3番手のブキャノンが揃ってFAですからね。うまく対応しないととんでもないことになります。

 ポイントは、アソムハを狙いに行くのかどうか。個人的にはどっちでもいいです。獲れたら嬉しい半面、30歳のCBに莫大な投資をするのが賢明なのかどうか。

 ロジャースキープでもいいと思っているのですが、本人は出ていきたいと思っているんじゃないですかね。INTできるボールを何度もドロップし、「ストーンハンド」などと揶揄されるなど、スキンズでは実力を正しく評価されていないという思いが強いんじゃないかと思います。

 あと、3年目のケヴィン・バーンズを首脳陣がどう評価しているかにも大きく左右されそうです。



 ロックアウトに入る前に、O.J. Atogweを獲得し、ドラフトでも5巡でデジョン・ゴメス(ネブラスカ大)を指名。守備陣で唯一、補強が完了しているポジションですね。


 ※サイドバーにあるスキンズファイトソングのユーチューブ映像を変えたんですが、お気づきでしょうか。前の映像がいつの間にかなくなっていたので、変えました。新しいのは、フェデックスフィールドでスキンズがTDを決めたとき、スクリーンに流れる映像だそうです。そういえば、そんな映像をフェデックスフィールドで見た記憶があるような。歌詞がわかりやすい、なかなか良くできた映像ですね。