SSブログ

プレシーズン初戦

スキンズ 7―6 ビルズ

 デビュー戦となったRG3、素晴らしかったです。とにかく新人とは思えない落ち着きぶり。ファーストターゲットに投げられない場合も、セカンド、サードと落ち着いてターゲットを探しており、視野の広さを感じさせてくれました。

 危機察知能力も高く、インコンプリートでしたが、ブリッツをかわすためにパスを急いで投げた判断の良さにも感心しました。あれがグロスマンだったら、サック&ファンブルだったかもw

 新加入のWRガーソンとのコンビネーションも完璧でした。ガーソン、コイツは使えそうですね~。スピードで相手CBのマークを外せるから、RACでヤードを稼げるのが魅力。シャナハンが求めていたタイプのレシーバーって感じがしますね。

 RG3の次に注目していたのがOL陣。スターターのLGリクテンスタイガー、RGチェスター、RTブラウンがアウトだったため、バックアップ陣がファーストチームの守備陣相手にどこまでやれるか、いい機会でした。代役は、LGが2年目のハート、RGがルーキーのゲティス(5巡)、RTがポルンバス。

 ビルズのDL陣は新加入のマリオを筆頭にリーグ屈指のタレント揃いなので、ランがほとんど出なかったのはしゃあないですね。ただ、パスプロではRG3をがっちり守っていたので、合格点をあげられるかと。また、TDパスのシーンではLTトレントがナイスブロックしてました。今年のトレントは「ベターじゃなくてベストになる」と意気込んでいるらしく、やってくれそうな感じです。

 ディフェンスで注目していたのは、ラヒーム・モリスが改革しているというCB陣。Dホールはアウトサイドをカバーするのが基本ですが、ニッケル体型ではホールをスロットレシーバーにつかせ、アウトサイドはセドリック・グリフィンが守っていました。ただ、ファーストチームの出場時間が短すぎて、このシステムが効果を上げているのかどうかよく分かりませんでした。でも、セカンダリーがユルユルだった去年と同じやり方ではダメだと思うので、改革はいいんじゃないかと思います。

 セカンド、サードチームは、両チームともオフェンスがgdgdすぎて、眠くなりました。グロスマン、カズンズとも不発でした。

 セカンドチーム以降で良かったのは、INTを記録したCBクロフォード。PRでもいいリターンをしてました。かなり使えそうな雰囲気です。

 WRバンクス少年はセカンドチームで出ていましたが、やっぱりレシーバーとしてはダメですねえ。サイズがないため、ボールの競り合いに弱すぎて、使い物にならないと感じました。シャナハンはバンクス少年について、「レシーバーとして貢献できないとダメだ」と言っていましたが、今のままではロスター残留は厳しいかも。

 話は変わって、なでしこは残念でした。なでしこの試合を見たのは、W杯決勝以来だったんですが、女子サッカーのレベルはこんなに高かったのか~、とかなり驚きでした。日本にもアレックス・モーガンちゃんみたいに前線でボールをキープできる選手がほしいですね(しかもかわいい)。

 それにしても、アメリカでオリンピック放映権を持つNBCはワケが分からんです。視聴率を稼げる女子サッカー決勝を地上波で放送しないなんて。地上波で流していたのは水球ですよ、水球。

 うちは地上波しか映らないので、近所のオンボロのバーで見てきました。普通のバーとはいえ、サッカー決勝を真剣に見ているお客さんが僕以外にほとんどいなかったことにも驚きました。国民の多くがテレビにかじりついたであろう日本とは随分違いますね。