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W4@TBプレビュー

1、RG3
 CIN戦では28回もヒットを受けたらしく、さすがにこのままではやばいだろ、という意見が噴出。RG3のランを減らさざるを得ないでしょう。特に、自らキャリーしても、RBにピッチしても、結局ヒットを受けてしまうオプションは、あまり使わないほうがいいかと。RG3のランを減らして、どこまでオフェンスが機能するか、要注目。

2、スキンズランオフェンス×TBフロントセブン
 スキンズの1試合平均のラン獲得ヤードは、180.07ヤードでリーグ2位。一方、TBディフェンスのラン喪失ヤードは47.3ヤードでリーグトップ。今季のスキンズオフェンスはランでリズムを作ってきましたが、苦しめられそう。RG3のランもできるだけ封印しなければならないし。

3、スキンズインサイドラインマン×ジェラルド・マッコイ
 CIN戦ではインサイドを押されまくり、RG3のリズムが崩れた印象があります。開眼し始めているマッコイにやられるようだと、キツイかも。

4、スキンズパスオフェンス×TBセカンダリー
 TBはランディフェンスがリップトップである一方、パス喪失ヤードは353.3ヤードで最下位。TBのセカンダリーは、CBアキブ・タリブ、エリック・ライト、Sマーク・バロン、ロンデ・バーバーと、豪華な顔触れで、パスディフェンスがなぜこんなに低迷しているのかナゾ。個人的には、パスでサクサク進むという展開はイメージしてないです。

 ピエール・ガーソンは今週もクエスチョナブル。そろそろ出てきておくれ~。

5、スキンズディフェンス
 期待することは特にナシ。とりあえず、今季初の20点台に抑えてくれたら御の字。

RBグラントを獲得

 RBライアン・グラントを獲得しました。キャンプ中からケガに悩まされていたロイ・ヘルーがIR入りし、エバン・ロイスターもCIN戦で負傷。健康なRBがアルフレッド・モリスだけになってしまったため、RBの緊急補強が不可欠な状況でした。

 グラントは売れ残っているRBではベストの選手だと思うので、悪くない補強だと思います。シャナハンのゾーン・ブロッキングとも相性が良さそうな感じがしますし。それにしても、ヘルーの離脱はものすごく残念。あのスピードはスキンズオフェンスのウェポンだと思っていたので。

 ただ、スキンズの課題は守備陣なので、グラントが加入したといっても、正直、どうでもいいって気分です。特に絶望的なセカンダリー、なんとかならんですかね~。

 一方、負傷したCBクレズドン・バトラーがリリースされ、開幕前にカットしたCBデービッド・ジョーンズをロスターに戻しました。ジョーンズはプレシーズンで相手レシーバーにまったく歯が立たなかったので、戦力アップにはならんでしょう。

 LTトレントとCBセドリック・グリフィンが水曜日の練習を欠席。トレント不在は痛すぎるので、なんとか回復して欲しいところ。WRガーソンもまだ練習に一部参加の状態が続いており、思った以上に長引いています。

W3 vsCIN Defenseless!

スキンズ 31―38 ベンガルズ

 今週もへこんでおります。開幕戦でNOに勝って期待値を上げすぎてしまったせいか、負けた時のショックが例年より大きく、仕事中もため息ばっかり。感情移入しすぎかな~。

オフェンス

 まず、RG3のスタッツから。

 パス 21/34、221ヤード、1TD、RTG90.4
 ラン 12キャリー、85ヤード、1TD
 被サック5回、ファンブル3回(うちロスト1回)

 プレビューでRG3の負担を軽減すべきと書きましたが、今週もRG3頼みの展開に。RG3中心のオフェンスがどうあるべきか、アイデンティティーを模索中なのはしょうがないです。でも、フランチャイズQBにこれだけ走らせるのは、どう考えてもサステイナブルなオフェンスじゃありません。

 といっても、RG3を走らせないとオフェンスが機能しないのも事実。RG3のランを減らした前半はオフェンスの得点はFGによる3点のみ。これに対し、RG3をガンガン走らせた後半は21得点と、違いは一目瞭然。RG3に負担をかけたくないけど、走らせないと進まないというジレンマ。特に追いかける展開になると、一段とその傾向が強まるし。悩ましいです。

 RG3を走らせないと進まなかったのは、OLにも大きな責任があるでしょう。あれだけパスプロが持たないと、どうしてもスクランブルを強いられてしまいます。特に負傷退場したLTトレントの代役ブラックはザルそのもの。サックは5つでしたが、試合を通じてヒットを受け続けていました。ホントにケガが心配になってきました。

 それでも、7-24の劣勢から一時は同点に追い付いたオフェンスの爆発力は近年なかったもので、見ていて楽しいです。また、OLのパスプロがもう少し持てば、もっと落ち着いてパスを出せるようになり、RG3に負担がかからないオフェンスを展開できるのではないかという期待感はあります。レシーバー陣のタマは悪くないですし。

 ただ、試合最後のアンスポーツマンライクコンダクトの反則はいただけなかった。フォルススタートにカッときたんだろうけど、仲間の反則でQBがキレちゃいかんです。あれがなければ、最後のヘイルメリーももちょっと期待できただけに残念(審判がボールの位置を5ヤード後ろに置くというミスを犯したようですが)。2試合続けて、最後にアンスポーツマンライクコンダクトの反則を見せられるというのはなんとも。

ディフェンス

 もう絶望的。とにかくビッグプレーをあんなにやすやすと献上したらお話しになりません。4つのTDパスのうち、3つが73ヤード、48ヤード、59ヤード。1つ目はトリックプレーで意表を突かれた、2つ目はCBウィルソンがつまずいてミスタックル、3つ目は経験不足のルーキーCBリチャード・クロフォードをスロットにつかせていた、とそれぞれ言い訳材料がありますが、どんな事情があろうと、3つもビッグプレーを献上するなんて許されません。

 ルーキーのRG3が体を張って頑張ってるんだから、守備陣には根性見せろと言いたい。とにかく粘りがない。

 OLBオラクポの代役を務めたロブ・ジャクソンとクリス・ウィルソンは頑張りました。ジャクソンは相手エンドゾーン内でINTし、そのままTD。ウィルソンもハーフサックを決めました。2人の持ち味であるハイモーターを常にフレッシュな状態にするために、交互で起用したのは良かったんじゃないかと。守備陣の好材料はこれだけかな。

 3-4を導入して3年目。この進歩のなさは一体何なのか。パーソネルよりもコーチングに問題があると思えてなりません。

W3 vsCINプレビュー

 W3の相手はCIN。このチーム、いつも不気味な強さを感じるんですよねー。パスディフェンスが不調のチーム同士の対戦。今週も30点前後の点の取り合いになりそうな雰囲気。

1、RG3のラン
 RG3は過去2試合で、ラッシング20回、124ヤードと、1000ヤードペースで走ってます。これは明らかに負担がかかりすぎ。昨日のワシントン・ポストに「グリフィンの健康維持を優先すべし」というコラムが出ていました。ケガを恐れすぎるのも良くないですが、RG3のランはレッドゾーンなどピンポイントでコールしたほうがいいように思います。でも、結局頼っちゃうんだよな~。

2、OLBオラクポの代役
 IR入りしたオラクポの代役は、ロブ・ジャクソンとクリス・ウィルソンが務めます。オラクポの穴を埋めるのは不可能でしょうが、ケリガンへのマークがきつくなることが予想されるので、2人には意外とチャンスがあるかも。空いたロスター枠には、最終カットで切られた後、TBのPSにいたマークス・ホワイト(昨年のドラフト7巡)を呼び戻しています。

3、DEジャービス・ジェンキンス
 IR入りしたDEアダム・キャリカーの代役は、2年目のジャービス・ジェンキンスが務めます。昨年のプレシーズンでACLをやっちゃって以来、爆発力が戻ってきていません。昨年のキャンプでは「化け物」と大絶賛された逸材なのですが。スターターとして出場時間が増えることで、調子を取り戻してくれたらいいんですが。キャリカーのIR入りで空いたロスター枠には、PSからダグ・ワーシントンを昇格させています。

4、WRレオナード・ハンカーソン
 エースWRピエール・ガーソンはダウトフルで今週も欠場が濃厚。先週代役を務めたアルドリック・ロビンソンはディープパスをドロップするなどイマイチ。一方、68ヤードTDパスキャッチを決めるなど、アピールに成功したハンカーソンは、出場時間が増えそう。ブレークして欲しい。

5、セカンダリー
 今週もカギはココ。STL戦ではWRアメンドーラに15キャッチを献上。今季絶好調のCINのWRアンドリュー・ホーキンスはアメンドーラに似た小型スピードタイプなので、彼を抑えられるかがポイントになりそうな予感。エースのAJ・グリーンもいるし、厄介な相手。

 STL戦ではサムちゃんのクイックリリースについていけなかった印象があります。CINのQBアンディ・ダルトンもリリースが早いイメージがあり、パスディフェンスは相当苦しむでしょうねー。ふぅ。

 Sメリウェザーがクエスチョナブルなので、少し出番があるかも。あまりインパクトはないでしょうが。

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W2@STL リアリティー・チェック!

スキンズ 28―31 ラムズ

 いろいろな意味でショックな敗戦で、かなりへこんでおります。レビューするのをスキップしたい気分なんですが、モヤモヤした気持ちを整理するために書くことにしました。

 まず、試合中に負傷したOLBオラクポとDEキャリカーがシーズンエンドになりました。キャリカーの代役は2年目のジャービス・ジェンキンスで務まるでしょうが、オラクポの穴は埋まらないでしょう。彼の離脱が守備陣にどんな悪影響をもたらすのか想像もつきません。

 さて、試合ですが、終了間際、同点のチャンスをフイにしたWRジョシュ・モーガンのアンスポーツマンライクコンダクトの反則はアホすぎて、絶叫しました。いかんぜよ、あんな大事な場面でキレたら。

 もう一つの致命的なミスはパントブロック。年に1度お目にかかるかどうかのミスを2試合続けて目の当たりにするとは。このパントブロックが結局、決勝逆転TDにつながりました。スペシャルチームは一体どうなっているのか。いかんぜよ、ルーチンワークでミスを犯したら。

 ミスが勝敗を分けたのは確かですが、攻守ともに相手が上回っていたのは明らか。まず、オフェンスは悪くなかったですが、最後までリズムに乗れなかったような。窮地になるとRG3に走らせるというパターンの繰り返し。RG3に頼りたくなるのは分かるけど、あんなに酷使したらシーズン持たないって。WRガーソンの欠場はやっぱり痛かったですね。

 ディフェンスは意味不明。サムちゃんは良かったと思うけど、あんなにレシーバーをどフリーにしたら、誰だってパス通せるって。相手レシーバーにどフリーで楽々レシーブを許すシーンがあまりにも多かったのは理解不能(特にWRアメンドーラは15キャッチ、160ヤード)。CB陣が相手レシーバーについていけないというより、アサインメントが滅茶苦茶という印象を受けました。

 ハーフタイムを挟んで、少しは修正するだろうと思ったのにまったく変化がなかったことにもガッカリ。DCハズレットは一体何やってんですかね。

 とにかくディフェンスは絶望的。残り14試合、目を覆いたくなるシーンをどれだけ目の当たりにさせられるか、今から思いやられます。

 今日のワシントン・タイムズ紙の1面の見出しは「リアリティー・チェック」でした。開幕戦でNOに勝ったことで浮かれていましたが、まだまだ弱いチームであるという現実を再認識させられた試合でした。

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W2@STLプレビュー

1、ゲームプラン
 NO戦はカレッジスタイルのオフェンスを投入したゲームプランが大当たり。W2もショットガンフォーメーションをベースにしたオフェンスを展開するんだろうと思いますが、研究して対策を十分練ってくると予想されるSTLにどういうゲームプランで対抗するのか、要注目。スキンズオフェンス陣はさらに新しいプレーをインストールしているそうで、NO戦同様、相手守備陣に的を絞らせないようなオフェンスを展開したいところ。

 ショットガンフォーメーションからのランプレーは、RBにキャリーさせるか、RBが走るかは、RG3の判断に任せられているらしいのですが、NO戦ではボールの受け渡しのミスが2回ありました。TOにならなかったから良かったものの、ファンブルは致命傷になりかねないので、気をつけてほしい。また、RG3のランは相手守備陣に大きな脅威になる半面、ケガのリスクが高いので、あまり無理してほしくない気も。

2、WRガーソン
 クエスチョナブルのガーソンが欠場となれば、かなりの戦力ダウン。その場合は、NO戦で活躍した2年目のアルドリック・ロビンソンがスターターになるようです。さらに、ハンカーソンかブリスコーが4番手WRとしてアクティブ登録されることになると思います。

 ラムズはCB陣はコートランド・フィネガン、ジャノリス・ジェンキンスと充実しているので、ガーソンがアウトだとかなりきついかも。ただ、ガーソン以外のレシーバーがどこまでやれるか見極めるいい機会でもありますが。

3、RTポルンバス×DEクリス・ロング
 オフェンスで一番不安なのがこのマッチアップ。ただでさえ平均以下のOTであるポルンバスでは昨季13サックのロングに対抗するのは至難の業でしょう。

4、スキンズフロントセブン
 ラムズ最大のウェポンはRBスティーブン・ジャクソンのラン。これをきっちり止めることが第一。そして、NO戦のように、パスラッシュでサム君のリズムを常に狂わせたいところ。STLはOL陣に故障者が出ているようですし、また、昨年の対戦では7サックを奪っているので、うちのフロントセブンと相手OLとのマッチアップでは優位に立てるかと。

5、LS
 NO戦で腕を骨折したLSサンドバーグがIR入りし、スノーというベテランLSをロスターに加えています。実績豊富なLSらしいので、あまり心配はしていないのですが、FGに影響が出なければいいなあと。

 サンドバーグはシーズン中の復帰が可能なIR選手に指定されたそうです。今季から1人だけそういう指定ができるようになったのですが、LSを指定するのは勿体なくね、という気がするのですが。

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W1@NO アップセット!

スキンズ 40―32 セインツ

 途中、リードは最大16点あったんですが、セインツが相手だと生きた心地がしないですね~。OTに持ち込まれて結局負けちゃう、というシナリオがずっと頭の中をぐるぐると駆けめぐり、ゲロが出るかと思うほど、見てて苦しかったです(マジで)。

 それにしても、まさか、まさかのアップセット。この試合、単なる1勝ではなく、明るい未来が眼前に広がった気がしたのは私だけでしょうか。長年待ち続けた絶対的なフランチャイズQBが遂に降臨し、ファンを暗黒時代から解放してくれた、そんな気分です。大袈裟ですかね。

オフェンス

 何よりコーチ陣の準備が見事でした。前半、オフェンスのスナップのほとんどがショットガンフォーメーション。プレシーズンとはまるで別チームのようなオフェンスシステムにびびりました。RG3はカレッジスタイルのオフェンスでリズムを掴んだようですし、相手ディフェンスの意表を突いたという点でも大成功だったと思いました。シャナハン親子はこんなにも柔軟だったのかあ~、といたく感心。情報を完全遮断していたこともお見事でした。

 RG3はパス19/26、320ヤード、2TD、0INTと、素晴らしい内容。何より「持っている感」がハンパじゃない。WRガーソンに決めた88ヤードTDパスなんて、持ってないとありえないですね。

 RBはルーキーのアルフレッド・モリスが先発。28キャリー、96ヤード、2TD。思うようなゲインはできませんでしたが、2つのTDランはいずれも1発で決めており、勝負強さが頼もしい。

 WRガーソンはどこで負傷したのか分からなかったのですが、足を痛めた模様。症状がどの程度なのか分かりませんが、心配ですね。

 2年目のWRアルドリック・ロビンソンが4キャッチ、52ヤード、1TDとラッキーボーイ的な活躍。WRは7人いるので、ロビンソンはしばらくインアクティブだと思っていたので、出場したこと自体、ちょっと驚きだったんですが、まさかこんな使えるとは。ロビンソンを起用した采配も見事でした。スターター候補だったハンカーソンの姿は見かけなかったので、インアクティブだったんでしょう。いきなり窮地に。

ディフェンス

 32点取られてますが、そのうち7点はパントブロックによるものなので、守備陣の失点は25点。30点以内に抑えれば御の字だと思っていたので、十分な内容だと思います。フロントセブンは試合を通じてブリーズにプレッシャーをかけ、リズムを崩していましたし。

 スプロールズへのスクリーンパス対策もバッチリでした。ただ、やっぱりTEグラハムは止まりませんねえ。サイズの小さいフレッチャー大先生では明らかなミスマッチでした。

 心配していたセカンダリーは善戦。SSで先発した2年目のディジョン・ゴームズは値千金のINT。一番心配していた3番手CBセドリック・グリフィンもTD目前でFFを奪うなど踏ん張ってました。ただ、FSマディウ・ウイリアムスはダメでしたね。ベテランらしからぬミスも多かったし。

 7巡ルーキーのSジョーダン・バーンスティーンが負傷し、シーズンアウトに。ACL、MCL、PCLの3つ断裂の重症だそうで、本当に気の毒。代役として、Jordan Pughという選手をロスターに加えています。

スペシャルチーム

 前半終了間際に許したパントブロックによるTDはショックでした。このプレーで、LSサンドバーグが手を骨折したらしいのですが、後半もそのままプレーしていました。後半ロングスナップが乱れた時があったのは、その影響でしょう。いずれにせよ、LSの緊急補強は必須。もしかして、クーリーがLSで復帰?

 Kカンディフは4/4。1本でも外していたら流れが変わっていた可能性があるだけに、よくやってくれました。

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W1@NOプレビュー

 開幕戦が明日に迫りました。でも、NO相手に勝つ試合展開がイメージできず、あまりテンションが上がってきません。アウェーですし、Must Winの試合じゃないと思って、肩の力を抜いて見ることにします。でも、やっぱ勝ってほしいw

1、RG3
 勝つチャンスがあるとすれば、RG3がいきなり大爆発し、NOとの点の取り合いで競り勝つという展開かなあ。その展開が起きるとすれば、ランが安定的に出て、RG3が落ち着いてプレーできるシチュエーションをつくることが前提条件になるでしょうね。

2、NOパスアタック×スキンズDB
 昨シーズン、NOのホームでの平均得点は41点だそうです。うへっ。積極的にパスラッシュをかけてブリーズのリズムを崩す、というのが守備陣の基本戦略になるんだと思いますが、仮にプレッシャーを掛けられても、層の薄いうちのDB陣では止まる気がしないです。特に心配なのが、3番手CBセドリック・グリフィン。狙い撃ちされそうな予感が。。。ある程度攻め込まれるのは仕方ないとしても、ビッグプレーをガンガン献上するような展開だけは見たくないです。

3、RB
 誰を先発起用するのかシャナハンは明言してませんが、6巡ルーキーのアルフレッド・モリスが先発する可能性が高いようです。馬力があるので、ロスヤードがほとんどないのが彼の魅力。ブリッツピックに難があるのが玉に瑕ですが、これは試合で経験を積ませるしかないですね。

 個人的にはスターターで使って欲しいヘルーは「サードダウンバックタイプ」というイメージが定着しちゃった感じで、そういう使い方をされるんじゃないかと。

4、SSゴームズ
 練習で再びヒザを故障し、2~4週間のアウトが決定したSSブランドン・メリウェザーの代役は、2年目のデジョン・ゴームズ。彼はFSよりスクリメージライン近くにセットしたほうが絶対持ち味を生かせるはず。ウチのディフェンスはSSがキモなので、気張れ。

5、ブランドン・バンクス
 流れをつかむにはバンクス少年のビッグプレーがほしいところ。シャナハンもバンクス少年を「プレーメーカー」と評しており、リターンだけでなく、リバースなどトリックプレーで起用していくはず。

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日本人デザイナーがRG3を描く

 NFLの開幕に合わせ、今日のワシントン・ポストにレッドスキンズ特集号が入っていたんですが、表紙のあまりのカッコ良さにしびれましたw

rg3.JPG

 デザイナーさんは誰かな~と思って絵の下の名前を見たら、TADAOMI SHIBUYA。おお~、日本人じゃありませんか。この方、存じ上げなかったのですが、ご本人のブログアート関連記事を見ると、アスリートや海外の著名人をたくさん描かれているんですね。

 日本人デザイナーが依頼されてRG3を描くなんて、なんか嬉しいですね。

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戦力分析&優勝賞品

 NFLファンお楽しみの人気恒例イベント、ちゅるさんプレゼンツ「NFL KICKOFF PARTY 順位予想大会 2012」が今年も開催されます。それに合わせてちゅるさんが各チームの戦力分析を募集されているので、スキンズの分析を簡単に。

【オフェンス】

 すべては新加入のRG3出来次第。プレシーズンでは全体的にまずまずだったものの、パスラッシュがきついと慌てる傾向があり、まだまだ判断力を磨く必要あり。開幕からいきなりエリートレベルのプレーを期待をするのは酷か。

 ただ、RG3のパスターゲットとなるWR陣はかなりグレードアップ。FAでピエール・ガーソンとジョシュ・モーガンを獲得。ベテランのサンタナ・モスと2年目のレオナード・ハンカーソンと合わせ、なかなかレベルの高い陣容になり、シャナハンが求める駒がようやく揃ったか。

 ラン攻撃は2年目のロイ・ヘルー、エバン・ロイスター、6巡ルーキーのアルフレッド・モリスの若手RBトリオが担う。飛び抜けた選手はいないものの、決してレベルが低いわけではない。特に、プレシーズンでパワフルな走りを見せたモリスは開幕スターターもありうる。

 オフェンス陣の弱点は今年もOL陣。RTジャマール・ブラウンはPUP入りし、LGリクテンスタイガーもヒザの大ケガから回復途上。ドラフトではOLを3人指名したものの、依然層の薄さは否めず。

【ディフェンス】

 ストロングポイントはフロント7。スターターの顔触れが去年と変わっておらず、導入から3年目を迎える3-4ディフェンスが一段と機能することが期待される。

 その中で、サック量産が期待されるのが、ブライアン・オラクポとライアン・ケリガンのOLBコンビ。ただ、オラクポはプレシーズンで肩を負傷し、開幕から本調子でプレーできるかどうかは微妙なところ。チームの大黒柱、ILBロンドン・フレッチャーは今年も健在。

 一方、弱点はセカンダリー。昨シーズン、パスディフェンスに苦しんだにもかかわらず、セカンダリーの補強は不十分。特に、3番手CBとしてFA加入したセドリック・グリフィンはプレシーズンで抜かれまくるなど、大きな懸念材料。

 Sも主力として期待していたタナード・ジャクソンが薬物検査で引っ掛かり、無期限出場停止処分を受けたのは大きな痛手。SSブランドン・メリウェザーもプレシーズンでのヒザの負傷から開幕までに本調子を取り戻せるかギリギリな状況。


 とまあ、戦力分析は以上、こんな感じです。。。

 「ネット投票部門」も設けられているので、皆さん、ぜひどうぞ。ワタクシ、昨シーズンのネット投票部門で見事優勝し、ちゅるさんから賞品まで頂いちゃいました。ワシントンまで国際郵便で送って下さったその優勝賞品とは。。。

kincho.JPG

 キンチョーの蚊取り線香とキンチョーの蚊取り線香のデザインがあしらわれたステテコですw ちゅるさんのセンス、スバラシイですね。5月に日本に一時帰国した際、部屋着として使える柄付きのステテコが人気であることを知り、イトーヨーカ堂で一枚買ってきたんですが、あまりに快適な着心地にえらく感動。もう一枚欲しいなあと思っていたところでした。しかも、このデザイン、アメリカ人にウケそうですね。ちゅるさん、ありがとうございました!

マカフィー・ストア

53人目&PS8人

 残っていたロスター1枠は予想通りCBに使用。ARIをカットされたクレズドン・バトラーという選手をウェイバーから拾いました。2010年にドラフト5巡でPITに指名され、翌年はARIでIR入り。今年はプレシーズンでINTを記録したものの、開幕ロスターには残れませんでした。

 ただ、バトラーがお目当ての選手だったかどうかは不明。スキンズは他チームをカットされたOLを2人クレームしたそうですが、いずれもよそに持っていかれたらしいです。

 PSは以下の8人。

OT Tom Compton
DE Doug Worthington
TE DeAngelo Peterson
WR Emmanuel Arceneaux
RB Antwon Bailey
LB Darryl Gamble
NT Jason Shirley
FB Robert Hughes

 チームにいたのは、コンプトン、ワーシントン、ベイリーの3人だけ。OLBマークス・ホワイトをキープしなかったのはちょっと意外でした。

コスメ・コム

最終ロスターカット

 最終ロスターカットの期限は31日夜9時だったんですが、朝から地元メディアの番記者たちが、誰がカットされ、誰が生き残ったか、競い合うように小出しに情報が出てくるので、楽しかったです(カットされた選手には申し訳ないけど)。仕事の合間にいろいろなサイトを何度もチェックしてました。

 最大のサプライズは、Sタナード・ジャクソンが薬物検査に引っ掛かり、無期限出場停止処分を受けたこと。この男、TB時代から合わせて薬物のアウトは何度目? もう中毒に近い状態なんでしょうね。ちゃんと治療を受けてきちんと絶たないと、フットボールどころか人生そのものがアウトになりそう。それにしても、主力として期待していた選手が開幕直前にこんな形で離脱するなんて、なんという背信行為。

 カットされたのは以下の22選手です。

QB Jonathan Crompton
RB Tim Hightower
RB Tristan Davis (Injured)
FB Dorson Boyce (Injured)
WR Anthony Armstrong
WR Terrence Austin
TE Richard Quinn
T Willie Smith
T Tom Compton
C Erik Cook
C Grant Garner

NT Marlon Favorite
NT Delvin Johnson
DL Darrion Scott
DE Doug Worthington
LB Bryan Kehl
LB Donnell Holt
LB Brian McNally (Waived with injury settlement)
LB Markus White
CB David Jones
CB Brandyn Thompson
DB Travon Bellamy

 意外だったのが、RBハイタワーのカット。個人的にはハイタワーをあまり評価していなかったので、カットに異論はないんですが、デプスチャートではずっとファーストチームに入っていたので、最低でも開幕ロスターには残るだろうと思ってました。ケガの回復が遅れていたことがネックになったんでしょうね。

 WRアームストロングを、MIAのRBスレイトンとのトレードに使おうとしたようですが、まとまらなかったようです。

 で、私のロスター予想の答え合わせをしてみたいと思います。赤字は予想に入れていなかった選手。カット22人+ジャクソンの出場停止処分で、現時点のロスターは52人です。

オフェンス(26)

QB(3)
RG3、カズンズ、グロスマン

 グロスマン、生き残っちゃいましたか。

RB・FB(4)
ハイタワー、ヘルー、ロイスター、ヤング、モリス

WR(7)
ガーソン、モス、モーガン、ハンカーソン、ロビンソン、バンクス、ブリスコー

 ブリスコーは切れなかったということですね。いいと思います。

TE(3)
デービス、ポール、ポールセン

OL(9)
トレント、リクテンスタイガー、モンゴメリー、チェスター、ポルンバス、レリベウス、ゲティス、コンプトン、ハート、ジョーダン・ブラック

 コンプトンがアウトで、キャンプ途中に加入したベテランのブラックがイン。

ディフェンス(23)

DL(6)
NTコーフィールド、ベイカー
DEボーウェン、キャリカー、ジェンキンス、ゴルストン

LB(8)
OLBオラクポ、ケリガン、ジャクソン、ホワイトクリス・ウィルソン
ILB大先生、ライリー、ロビンソン、アレキサンダー、キール

 プレで好調だったウィルソンがイン。キールも頑張ってたんですけどねえ。

DB(9)
CBホール、ウィルソン、クロフォード、トンプソン、グリフィン
Sメリウェザー、タナード・ジャクソン、マディウ・ウィリアムス、ゴームズ、ダウティー、バーンスタイン

 CB4人ってあり得ん。残っている1枠はCBに使うことになるんでしょう。他チームでリリースされた選手の中で、使えそうなCBはいますかね。Sではジャクソンの代わりに7巡ルーキーのバーンスタインがイン。

スペシャリスト(3)
Kカンディフ、Pロッカ、LSサンドバーグ

 正解は52人中47人。まずまずですかね。やっぱりセカンダリーが不安だなあ~。この陣容じゃ、絶対シーズン乗り切れんと思う。7巡ルーキーのクロフォードにはバリバリやってもらう必要がありますね。

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