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DAY3 4巡

 DAY3の指名選手はざっくり触れただけだったので、個別に少しコメントしたいと思います。まあ、深い分析はまったくできないんですけど。ラウンドごとにまず4巡から。

4巡108位 OT Saahdiq Charles(LSU)
 トレントのトレードが決まった直後に後継者候補を指名しました。全体1位のジョー・バロウのブラインドサイドを守り、全米チャンプになった選手です。トップ50タレントという評価がある一方、ドラフトサイトによってはビッグボード200番台だったり、評価がかなり割れていました。なので、バリューなのかリーチなのかよく分からないです。

 評価が割れた大きな理由は、昨シーズン、チームの規律違反で6試合の出場停止処分を受けたこと。何が問題だったのかはあまり書かれていないのですが、薬物違反という情報を見かけました。素行に問題ありと判断され、ストックが落ちたんでしょう。

 カイル・スミスは、チャールズについて徹底的なリサーチをした上で指名したと言っています。チャールズと長時間のビデオ面談をし、また、LSUのHCにも出場停止処分中のチャールズの様子についても聞き取りを行ったそうです。本人は「馬鹿なことをした」と深く反省しているようで、ドラフト後のインタビュー映像などを見ても、そんなに悪さを繰り返すタイプではない感じがしました。率直な印象は、精神的に幼いという、まあ、よくあるタイプです。

 ハイライトを見ましたが、OTの評価はワタシにはさっぱり分からないですが、フットワークは良さそうで、結構走れてます。3年目のゲロン・クリスチャン、FA加入のコーネリウス・ルーカスと、LT先発の座を争うことになります。この記事では、いきなり先発の可能性があると書かれてますが、さすがにそれはどうかなと。

 2年前のドラフトでは、ドラ3のクリスチャンで思いっきり外しているので、フロントのOL評価にはちょっと不安がありますが、徹底的なリサーチを行った上での指名なので信じたいと思います。

4巡142位 WR Antonio Gandy-Golden(リバティー大)
 今ドラフト、最大のバリューと言われているのがこの選手。トップ100のタレントと言われていましたが、WR大豊作の年だったのでスリップしてきました。マイナー校であることも、評価を下げたんでしょう。

 6-4とサイズは素晴らしいですが、40ヤードが4.6秒とスピードに欠けます。ただ、ハイライト映像はすごいです。とにかくフィジカルが強く、エンドゾーンではQBがボールを適当に浮かして、AGGがもぎ取るってシーンばかり。背番号が11であるせいか、フリオ・ジョーンズにそっくりだなあと。ものすごく楽しみな素材です。

 フットボール以外にも特技があり、それはなんとルービックキューブ! 44秒で完成させたこともあるらしい。で、さっそくESPNのインタビューでその特技を披露しています。

 テレビ生出演で普通なら緊張するところだけど、インタビューに答えながら完成させちゃうとは。恐るべき落ち着きぶり。そして、「あんた何歳?」と突っ込みたくなるほど、声がダンディー。チャールズとは対象的に、精神的に成熟しているのを感じます。

 去年のドラ6ケルビン・ハーモンとプレースタイルがよく似ています。この2人がスターターの座を争うことになります。ハイライトを見る限り、フリオ・ジョーンズのような化け物になるかも!と夢と妄想を掻き立ててくれる選手です。

 ちなみに、ファーストネームのアントニオは、ドラ3ギブソンと同じ。今年はダブルアントニオがオフェンスの起爆剤になります!

 てことで、4巡はニーズ的にもタレント的にも非常に良かったと思います。




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