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暗黒の中にも光が・・・

 最近の試合観戦は後半だけだったり、4Qだけだったり、ハイライトだけだったりと、フルで見ることはないです。なので、現在のチーム状況をしっかり把握しているわけではないのですが、3勝12敗と悲惨なシーズンでも気分は意外とポジティブです。若手を中心としたオフェンスが機能するようになってきたことが大きいですね。

成長したQBハスキンズ
 インターセプトを連発していた時は「やっべー、バスト引いちゃったかも」とかなり不安になりました。とにかくドタバタのポケットワークは目を覆いたくなるほどで、コントロールも悲惨。それが試合を経るごとに落ち着きが出てきて、ポケット内の動きがだいぶ改善され、それに伴いコントロールも良くなりました。

 一番嬉しかったのが、このプレー。プレーアクションでデザインされたプレーをデザインどおりにエクスキュートする。NFLのQBとして当たり前のことが当たり前にできるようになり、やっとスタートラインに立てたかなという気がします。


 残念ながら、NYG戦で足首を負傷し、シーズン最終戦は欠場が決定、ハスキンズのルーキーイヤーは終わりました。フランチャイズQBになれるとまでは楽観していないけど、とりあえず来季を任せられる先発QBが確定したことは、チームにとって限りなく大きいです。先発QBが固まらないでオフを迎えることほど恐ろしいことはないので。

若手レシーバー陣の台頭
 悲惨と見るべきか、希望と見るべきか、今のオフェンス陣は主力レシーバー3人が全員ルーキー。3人とも確実に戦力になっているので、オフの補強戦略の目処が立つのはありがたい。FAで主力レシーバーを確実に1枚ゲットすれば、かなり良くなりそうが気がします(TEは全面的なテコ入れが必要だけど)。

 3巡指名のテリー・マクローリンは、一気にエースになりました。韋駄天のスピードと確かなルートラン、さらに密集でのキャッチ力が変態レベル。スキンズとしては本当に珍しくドラフトで大当たりを引きました。新人王候補になってますが、なんとか最終戦でシーズン1000ヤードを突破してほしい。

 マクローリンの一番いいところは、とにかくチームファーストの姿勢。彼がツイッターのトップに張っているのがこの映像。1人で2人をブロックするという変人プレーですが、「正直言って、こっちのほうが得点を上げることよりも嬉しい」と書くところが、彼の人柄を物語っています。


 6巡のケルビン・ハーモンとドラ外のスティーブン・シムズも、どんどん存在感が出てきました。特に、シムズのクイックネスはすごい。キックオフリターンやランプレーでも大活躍しており、こういうマルチロールの選手はスキンズにずっといなかったタイプ。こういう選手がいるいないでは、プレーの選択肢の幅が全く変わってきます。



問題はフロント
 現場レベルでは明るい材料があるのですが、問題はフロントの刷新ができるかどうか。ブルース・アレンを残すようであれば、もうダメです。ジェイ・グルーデンを連れてきたアレンが責任を取らない限り、ファンは納得しないです。カズンズを流出させ、トレント・ウィリアムスとの関係を壊した張本人でもあり、正直、もう顔も見たくないです(ほとんどのスキンズファンがそうでしょう)。

 個人的には、今のぐちゃぐちゃのフロントを考えると、有能なGMを連れてくるのはかなり難しいと思います。なので、カレッジスカウト担当のカイル・スミスをGMに昇格させてもワタシはいいと思っています。ただ、ブルース・アレンがチームに残って何らかの形で影響力を行使するような状況だけは勘弁デス。

 ジェイ・グルーデンを早々と解任したことは、それだけ早く来季に向けた体制づくりができるということなんだけど、フロントがGM探し、HC探しに動いているという噂がまったく出てこないです。本当にどうしようもないフロントだ。。。
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス
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