ＤＡＹ３ ７巡

　シーズンスケジュールが発表されました。９月開幕ならまだ時間があるように見えるけど、夏のトレーニングキャンプまであと２カ月ちょい。野球ならいきなり試合でもアリかもしれないけど、みんなで練習しないとお話にならないアメフトではかなり厳しいスケジュールですね。第２波が来たらアウト。綱渡りです。

７巡２１６位　Ｓ Kamren Curl（アーカンソー大）
　Ｓのデプス強化。ハイライト映像ではハードヒッターという売り文句でしたが、そんなにハードなヒットはあまりないです。むしろパスカバーのほうがいいように見えました。４０ヤードが４．６秒でスピードは大したことないです。

　ＣＢとして大学に入り、フレッシュマンからスターター。Ｓに転向して２年間さらにスターターを務めました。アーリーエントリーですが、経験は豊富です。元々はＣＢということで、リベラさんがこだわるVersatilityを備えています。Ｓのデプスは悲惨なので、ロースター争いに勝つチャンスは十分ありそう。

７巡２２９位　ＥＤＧＥ James Smith-Williams（ノースカロライナ州立大）
　ポテンシャルはあるけど、ケガが多いというのが専らの評価。フルシーズン出場したのは２０１８年だけで、この年は６サックを記録しています。

　学業優秀の秀才。ＮＦＬで成功しなければ、ＩＢＭ入社が保障されているとか。勤勉でリーダシップもあるということで、ＨＣから＃１の背番号を託されていたそうです。６－４、２６５ポンドのサイズで４０ヤードが４．６秒と、身体能力はかなり高そう。あとはやっぱりインジャリープローンの懸念を払しょくできるかどうかですかね。

　当たればラッキーの７巡指名としてはまあいいじゃないでしょうか。ヤング、ケリガン、スウェットの１巡トリオに続く残る１～２枠を、オーチャード、去年のドラ７ブレイルフォードらと争うことになります。