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実は意外と対応が難しかったRFA

 今週に入ったらキャップ枠を空ける動きが出てくるかと思ったら、いまだ音沙汰なし。FA市場解禁まで1週間を切りましたが、どうすんでしょうか。

 さて、チームには引き留め必須のRFA選手が何人かいます。今まで「2巡相当のテンダーオファーを出しておけば大丈夫でしょ」などと軽く考えていたんですが、そんなに簡単な話ではないことが分かってきました。

 引き留め必須のRFAはOLBロブ・ジャクソン、TEローガン・ポールセン、FBダレル・ヤングの3選手。ところが、確実に流出を阻止できる2巡相当のテンダーオファーの場合、サラリーは2.03ミリオンになるんだとか。キャップがきつい中で、この3人に2ミリオンはちょっと高い。かといって、それより低いテンダーオファーの場合、ジャクソンは7巡、ポールセン、ヤングはドラフト外入団なので、引き抜かれる可能性が出てきます。

 絶対に流出を阻止したいジャクソン、ヤングには、とりあえず一番下のテンダーオファー(サラリー1.323ミリオン)を出しておき、他チームが獲りに来たら奮発してそれ以上のオファーを出す、という感じですかねー。ヤングはFBというポジション的に、他チームが獲りに来てもべらぼうな金額にはならないはずですし、フロントは複数年契約を結びたいくらいなので、奮発してでも流出を阻止するでしょう。

 危険なのがジャクソン。昨年4.5サック、4INTを記録し、意外と市場価値が上がってそうな気配。他チームから対抗できないオファーが来る可能性はアリ。となると、確実に流出を阻止するために、2巡相当のテンダーオファーを出しておく必要があるかも。

 ポールセンは1.323ミリオンでもちょっと高い気がするので、普通に再契約を結びたいところ。フロントが求める複数年契約をリーズナブルな感じで結べたらいいんですが。

 スキンズは3ミリオンほどキャップオーバーしているらしいですが、この3人の引き留めだけで4ミリオンくらいはかかる計算に。また、ドラフト指名選手との契約に5ミリオン、怪我人対策で5ミリオンのキャップ枠が必要なんだとか。結局、17ミリオンくらい削らないと何もできないのが実情らしく、これはなかなか大変。すべては36ミリオンのキャップペナルティーを科せられるきっかけをつくった「ハ」のせいにしておきましょう。
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