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動きが遅いオフ

 各チームがサラリーキャップ枠を空けるために、ビッグネームをリリースしたり、契約の見直しに成功した、といったニュースが次々に出てくる中、ウチはまだそういう動きは全くありません。キャップオーバーしているだけに、モタモタ感は否めません。

 動きが遅れている最大の理由は、去年科せられた36ミリオンのキャップ枠削減ペナルティーへの対応。昨年と今年で18ミリオンずつキャップ枠が削減されるんですが、フロントはペナルティーの無効化を目指して法的手段を取るかどうか迷っているようです。ペナルティー問題が解決されるまで、NFL全体のFA市場解禁日を遅らさせようとしているようですが、「成功するはずがない」との声がほとんど。さっき見たワシントン・ポスト紙(電子版)は、結局、法的手段は取らないだろう、と書いていました。

 18ミリオンのペナルティーがある、ないでは、FA戦略は全く異なってきます。なので、動きが遅れている状況は理解できなくはないのですが、法的手段を取るならもっと早くやらないと。FA市場解禁目前にそんな動きを取ろうとする意味が分かりません。今オフ、ウチには19人のFA選手がいるんですが、代理人にはキャップペナルティー問題がクリアになるまでは本格的な交渉はできないと伝えているらしく、このモタモタぶりはちょっと心配。引き留め必須の選手とはFA市場解禁日までにある程度話をまとめておかないと。なので、ペナルティーは避けられないという前提で先に進んだほうがいいと思うんですが。

 今年のキャップ枠は当初予想より2ミリオンくらい多いそうで、スキンズのキャップオーバーは3ミリオン前後になるようです。それほど大きな額ではないですが、ある程度枠を空けておかないと、FA戦線に打って出る以前に自チームのFA選手の引き留めもままならなくなってしまいます。なので、来週は高額サラリー選手の放出や契約見直しのニュースが出てくるでしょう。

 ちなみに、キャップヒットの大きい選手は以下の通り。この中で、放出の可能性があるのは、ホール、モス、メリウェザーあたりですかね。

Wide receiver Pierre Garcon: $8.2 million
Cornerback DeAngelo Hall: $8 million
Tackle Trent Williams: $7.98 million
Nose tackle Barry Cofield: $6.3 million
Linebacker London Fletcher: $6.2 million
Wide receiver Santana Moss: $6.16 million
Defensive end Stephen Bowen: $5.5 million
Cornerback Josh Wilson: $5.3 million
Linebacker Brian Orakpo: $5.1 million
Wide receiver Josh Morgan: $5.1 million
Defensive end Adam Carriker: $4.75 million
Guard Chris Chester: $4.3 million
Safety Brandon Meriweather: $2.9 million
Center Will Montgomery: $2.65 million
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