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PHI戦レビュー

 ダラスとの最終戦が全国中継のサンデーナイトで行われることになりました。これはスキンズにとってプラスじゃないかと個人的には思います。ダラスは「アメリカズ・チーム」のくせに、近年、大一番にめっぽう弱いのに対し、RG3は注目されるほど実力を発揮できるタイプ。CBホールもそんな感じですしね。

 気分はダラス戦に向いちゃってますが、PHI戦とざっと振り返ってみたいと思います。

 故障から復帰のRG3はヒザを保護するブレイスをつけていたこともあり、モビリティーがかなり制限されていました。ゲームプランも最初からRG3を走らせないと決めていたようで、得意のピストルフォーメーションは大幅に減らし、スナップの半分がセンターの真後ろからのものでした。それでも十分すぎる活躍。オーソドックスなNFLオフェンスでも、RG3なら十分ドライブを進められることを改めて証明してくれました。特にサンタナ・モスへの22ヤードTDパスはスバラシイの一言。来季以降はケガのリスクを減らすためにも、オーソドックスなオフェンスになっていくんじゃないかと思いました。

 一方、ディフェンスは最後はヘロヘロでしたが、全体的には相手QBにプレッシャーを掛け続けていました。中でも、OLBケリガンが2サック、1FF、2ロスタックルの活躍。前半の苦しい時間帯で奪ったFFからのターンオーバーは試合の流れを一気に引き寄せたように思います。ケリガンのサック数はルーキーイヤーの7.5を上回る8.5。同期のアルドン・スミスやボン・ミラーにはレベル的に遠く及びませんが、毎年10サック近くは挙げてくれる安定感は頼もしいですね。ケガもしないし。

 ディフェンスが改善されたのは、シーズン前半、保守的になっていたプレーコールを少しアグレッシブにしたのが一因じゃないかと個人的には思っています。シーズン序盤のように過度にアグレッシブなわけではなく、弱いセカンダリーに負担をかけすぎない適度なアグレッシブさがイイんじゃないかと。PHI戦ではFSマディウ・ウィリアムスのブリッツからのサックもありました。また、OLBロブ・ジャクソンの成長を含め、個々人のレベルでもパスラッシュが良くなったのが大きいように思います。
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