ドラフト３日目
４巡ｂのトレードダウンで６巡指名権が一つ増え、３日目の指名権は全部で７つに。
４巡１０２位 ＱＢカーク・カズンズ（ミシガン州立大）
ＲＧ３指名で他にＱＢを指名するとは思ってなかったので、この指名を耳にした瞬間、頭の中が真っ白に。でも、３分後にはナイスピックだと思うようになりました。（カズンズ一押しのＪＪ＃６６さん、おめでとうございます！）
ＲＧ３はマイケル・ビックと同様、スクランブルを多用するプレイスタイルからケガが多そうなタイプ。となると、安定したバックアップの存在がどうしても必要。狙っていたカイル・オートンをＤＡＬに奪われたことで、やむを得ずもう１人のＲＧ３と再契約しましたが、ドラフトでももう１人獲っておくことは既定路線だったのでしょう。ＲＧ３が倒れたあと、ＱＢは他にもう１人のＲＧ３しかいないなんて、精神衛生上も良くないですからね。それこそシーズンエンドｗ
個人的にＲＧ３とラック以外ではウィーデンとカズンズを買っていたので、このピックものすごくウレシイｗ 去年、ミシガンステートの試合を見たのは１回だけですが、プロスタイルのオフェンスで安定したプレーをするカズンズに感銘を受けました。ＮＦＬでスターターになれるかどうかは微妙だと思いましたが、バックアップとしては十分な素材じゃないかと。ＲＧ３がいるんでスターターになるチャンスがないのはちょっと気の毒だけど。
カズンズは今年、３番手で修行を積み、来年から２番手に昇格。そんでもう１人のＲＧ３とようやく決別。嗚呼、なんと素晴らしいシナリオｗ
カズンズ指名に伴い、ジョン・ベックがリリースされました。去年のプアなパフォーマンスを見る限り、しかたないですね。使いものにならないんだもん。
４巡１１９位 ＬＢキーナン・ロビンソン（テキサス大）
フレッチャー大先生の後継者をここで指名。名門テキサス大で３年間スターターを張っていたようです。今回のドラフトは全体的にリーチが多かったですが、ロビンソンは順位相応の選手のようです。
５巡１４１位 Ｇアダム・ゲティス（アイオワ大）
３巡のレリベウスに続き、もう１人Ｇを獲りましたか。ちょっと意外。欠点は６－２、２９３ポンドとかなりアンダーサイズであること。半面、４０ヤード５秒と、ＯＬにしては早いほう。サイズよりも機動力を重視するシャナハン好みのピックですかね。ＯＬ育成に定評のあるアイオワ大というのもプラス材料で、ビッグ１０のセカンドチームに選ばれています。Ｃのバックアップも務められたらいいんですけどね。
６巡１７３位 ＲＢアルフレッド・モリス（フロリダ・アトランティック大）
やっぱりＲＢ獲りましたね。問題は使えるかどうか。コンバインの映像を見たんですが、スピードも迫力もまったく感じませんでした。５－１０、２１９ポンドと豆タンク的な体格は、ＭＪＤのような雰囲気もしますが、どうかなあ。ただ、ゾーンブロッキングシステムとの相性はいいといわれています。
６巡１９３位 Ｔトム・コンプトン（サウスダコタ大）
３人目のＯＬ。サウスダコタ大というのが何とも言えませんが、ＲＴブラウンの後継者争いに加えるにはいいんじゃないですかね。３～４巡と予想するモックもあったらしいので、バリューピックじゃないかと。
７巡２１３位 ＣＢリチャード・クロフォード（南メソジスト大）
７巡にしてやっとＤＢ指名。ＳＭＵが所属するオールカンファレンスＵＳＡではファーストチームに選ばれたそうです。ユーチューブ映像ではＰＲのシーンもあったので、リターナーとしても期待しているのかな。それにしてもＳＭＵ好きだなあ。今ドラフト２人目。去年もＷＲアルドリック・ロビンソン獲ってるし。でも、ＣＢ、もっと上位で獲ってほしかったなあ～。
７巡２１７位 Ｓジョーダン・バーンスタイン（アイオワ大）
アイオワ大ではＫＲを担当していたらしいです。「７巡でいいからＳ獲っておいてほしい」という個人的な願望はかなえられましたｗ
＜ドラフト総括＞
トレードダウンで指名権を７つから９つに増やし、その３つをＯＬに費やしたことは大いに評価できます（ホントは去年やってほしかったけど）。
一方で、ＣＢが７巡まで指名がなかったのは極めて残念。セカンダリーの弱さが今年もチームの足を引っ張るような気がしてならないです。ルーキーＣＢが即戦力になるのは希ですが、それでも中位で最低１枚は加えておいてほしかった。
結局、ＴＥの指名はありませんでした。クーリーは残すということなんでしょうね。良かった、良かった。
３巡以下の指名では、カズンズ以外は聞いたことのない選手ばかりでした。なので、ドラフトの最大の醍醐味である「こんな評価の高い選手がこの順位で獲れるなんて超ラッキー！」という、いわゆる“バリューピック”を楽しめなかったことが、ちょっと心残り。周囲の評価に左右されず、自分たちの評価基準で指名を行ったフロントの眼力を信じるしかないんですけどね。
ただ、全体的に十分合格点をあげられるドラフトだったと思います。ＢＰＡに走りたくなる欲望を抑え、ニーズを埋めることに徹した姿勢は好感が持てました（カズンズだけは完全なＢＰＡでしょうが）。指名順位はともかく、個人的にニーズと思っていたＧ、Ｔ、ＣＢ、Ｓ、ＩＬＢ、ＲＢを一通り押さえてくれましたし。素材型の選手が多い印象を受けますが、うまく育ってくれるのを期待するのみです。
４巡１０２位 ＱＢカーク・カズンズ（ミシガン州立大）
ＲＧ３指名で他にＱＢを指名するとは思ってなかったので、この指名を耳にした瞬間、頭の中が真っ白に。でも、３分後にはナイスピックだと思うようになりました。（カズンズ一押しのＪＪ＃６６さん、おめでとうございます！）
ＲＧ３はマイケル・ビックと同様、スクランブルを多用するプレイスタイルからケガが多そうなタイプ。となると、安定したバックアップの存在がどうしても必要。狙っていたカイル・オートンをＤＡＬに奪われたことで、やむを得ずもう１人のＲＧ３と再契約しましたが、ドラフトでももう１人獲っておくことは既定路線だったのでしょう。ＲＧ３が倒れたあと、ＱＢは他にもう１人のＲＧ３しかいないなんて、精神衛生上も良くないですからね。それこそシーズンエンドｗ
個人的にＲＧ３とラック以外ではウィーデンとカズンズを買っていたので、このピックものすごくウレシイｗ 去年、ミシガンステートの試合を見たのは１回だけですが、プロスタイルのオフェンスで安定したプレーをするカズンズに感銘を受けました。ＮＦＬでスターターになれるかどうかは微妙だと思いましたが、バックアップとしては十分な素材じゃないかと。ＲＧ３がいるんでスターターになるチャンスがないのはちょっと気の毒だけど。
カズンズは今年、３番手で修行を積み、来年から２番手に昇格。そんでもう１人のＲＧ３とようやく決別。嗚呼、なんと素晴らしいシナリオｗ
カズンズ指名に伴い、ジョン・ベックがリリースされました。去年のプアなパフォーマンスを見る限り、しかたないですね。使いものにならないんだもん。
４巡１１９位 ＬＢキーナン・ロビンソン（テキサス大）
フレッチャー大先生の後継者をここで指名。名門テキサス大で３年間スターターを張っていたようです。今回のドラフトは全体的にリーチが多かったですが、ロビンソンは順位相応の選手のようです。
５巡１４１位 Ｇアダム・ゲティス（アイオワ大）
３巡のレリベウスに続き、もう１人Ｇを獲りましたか。ちょっと意外。欠点は６－２、２９３ポンドとかなりアンダーサイズであること。半面、４０ヤード５秒と、ＯＬにしては早いほう。サイズよりも機動力を重視するシャナハン好みのピックですかね。ＯＬ育成に定評のあるアイオワ大というのもプラス材料で、ビッグ１０のセカンドチームに選ばれています。Ｃのバックアップも務められたらいいんですけどね。
６巡１７３位 ＲＢアルフレッド・モリス（フロリダ・アトランティック大）
やっぱりＲＢ獲りましたね。問題は使えるかどうか。コンバインの映像を見たんですが、スピードも迫力もまったく感じませんでした。５－１０、２１９ポンドと豆タンク的な体格は、ＭＪＤのような雰囲気もしますが、どうかなあ。ただ、ゾーンブロッキングシステムとの相性はいいといわれています。
６巡１９３位 Ｔトム・コンプトン（サウスダコタ大）
３人目のＯＬ。サウスダコタ大というのが何とも言えませんが、ＲＴブラウンの後継者争いに加えるにはいいんじゃないですかね。３～４巡と予想するモックもあったらしいので、バリューピックじゃないかと。
７巡２１３位 ＣＢリチャード・クロフォード（南メソジスト大）
７巡にしてやっとＤＢ指名。ＳＭＵが所属するオールカンファレンスＵＳＡではファーストチームに選ばれたそうです。ユーチューブ映像ではＰＲのシーンもあったので、リターナーとしても期待しているのかな。それにしてもＳＭＵ好きだなあ。今ドラフト２人目。去年もＷＲアルドリック・ロビンソン獲ってるし。でも、ＣＢ、もっと上位で獲ってほしかったなあ～。
７巡２１７位 Ｓジョーダン・バーンスタイン（アイオワ大）
アイオワ大ではＫＲを担当していたらしいです。「７巡でいいからＳ獲っておいてほしい」という個人的な願望はかなえられましたｗ
＜ドラフト総括＞
トレードダウンで指名権を７つから９つに増やし、その３つをＯＬに費やしたことは大いに評価できます（ホントは去年やってほしかったけど）。
一方で、ＣＢが７巡まで指名がなかったのは極めて残念。セカンダリーの弱さが今年もチームの足を引っ張るような気がしてならないです。ルーキーＣＢが即戦力になるのは希ですが、それでも中位で最低１枚は加えておいてほしかった。
結局、ＴＥの指名はありませんでした。クーリーは残すということなんでしょうね。良かった、良かった。
３巡以下の指名では、カズンズ以外は聞いたことのない選手ばかりでした。なので、ドラフトの最大の醍醐味である「こんな評価の高い選手がこの順位で獲れるなんて超ラッキー！」という、いわゆる“バリューピック”を楽しめなかったことが、ちょっと心残り。周囲の評価に左右されず、自分たちの評価基準で指名を行ったフロントの眼力を信じるしかないんですけどね。
ただ、全体的に十分合格点をあげられるドラフトだったと思います。ＢＰＡに走りたくなる欲望を抑え、ニーズを埋めることに徹した姿勢は好感が持てました（カズンズだけは完全なＢＰＡでしょうが）。指名順位はともかく、個人的にニーズと思っていたＧ、Ｔ、ＣＢ、Ｓ、ＩＬＢ、ＲＢを一通り押さえてくれましたし。素材型の選手が多い印象を受けますが、うまく育ってくれるのを期待するのみです。
2012-04-29 11:06
nice!(0)
コメント(6)
トラックバック(0)
いやぁ～、ビックリしました、思わず二度見、間違いなく選ばれていました、カズンズ。
大学時代に注目した選手がスキンズにドラフトされる経験は人生初めてです！
大喜びの後に・・・、「とったんだぁQB・・・？？？」と思わず・・・、勿論ソフィアさんの見たてに納得です、スキンズにフィットし定着してほしいものです、RG3がいるので将来は他のチームでプレイする事になってもNFLでがんばってほしいものです。
これで彼（カズンズ）がミシガン州立大出身ではなく、ミシガン大出身だと最高なんですがねぇ～、まぁ、それは言うまい。
巧く育ってほしい、“巧く育ててほしい”。
RG3は#10に決まったようですね、ガフニーはバイ・バイですかねぇ。
他のスキンズ・ファンの方とは違うかたちで今シーズンのスキンズに注目です！
ＨＴＴＲ
by JJ#66 (2012-04-29 12:06)
楽しみだといっていた割りには日程を間違えて出遅れコメントです（汗）
自分の予想…、というか希望も７巡がQBとする以外は
ソフィアさんとほぼ同じでした
FAはWRを偏重強化してたんでBPAで
またWRを獲りはしないかとヒヤヒヤしてました
それをしてないだけでも80点以上つけられます
３巡のトレードダウンは良かったですね
４巡でLBはちょっと早かったかな、大先生はまだまだやってくれそうなんで（笑）
QBはどこからか宝くじ的な掘り出し者を連れてくるかとおもったんですが
スタッフは自分よりまじめに考えてたんですね
QBの重要性をどのチームより認識し、調査してきた今シーズンの我がチームなら当然の指名と言えると思います
２人のQBが切磋琢磨してチームを勝利に導いてほしいですね
それにしてもRGⅢの放つオーラはすごいですね
画像を見ただけでそれが伝わってきます
自分が参加しているヤフー知恵袋でも
「いくらなんでも１巡３つと２巡１つは出しすぎじゃないか？」という質問がありましたが
ウチが求めているのは単なるスターターQBじゃなくてフランチャイズQB、
そしてスターの誕生にエピソードが付きもの
これが輝かしい第１歩となってほしいですね
by サックマン (2012-04-29 12:28)
ドラフト外で地元のChaseMinnifieldも取りましたね。
DBではAlfonzoDennardが７巡まで残ってたからもしかして取るかな？
とも思ったけど、やっぱり直前の暴行事件はネガティブ材料過ぎですね。
LBといってもKeenanRobinsonってOLBじゃなかったでしたっけ？
AlexanderをILBにコンバートって事だったので逆にOLBのバックアップかなと。
総合的にどの選手を選ぶかはさて置きポジション的にはQB,G,ILB,T,CB,Sが特に必要かなと思っていたのでかなりファンは満足してるんじゃないでしょうか。
QBはもっと下位でもう一人と思っていたので４巡だったのはびっくりしたけど。
by NO NAME (2012-04-29 14:31)
JJ#66さん＞
カズンズを３、４年後にトレードで高値で売る、なんて話が早くも出ていますｗ
サックマンさん＞
モックでは３～４巡でＷＲ指名の予想が多かったので、僕も覚悟していました。ＢＰＡの衝動を抑えて堅実に指名したことは評価したいですね。
現フロントになってからトレードダウンが格段にうまくなりました。指名権を増やして、ドラフト中心にチームを編成していくという姿勢は大いに評価できます。
NO NAMEさん＞
４～５巡候補のMinnifieldがＦＡで獲れてホントラッキーでした。いいＣＢを取り損ねた分をちょっと挽回できたような。
ロビンソンは４３ではＷＬＢらしいですが、スキンズではＩＬＢで使うと伝えられたそうです。本人も求められた役割を何でもやるといっているようです。
ＱＢ指名を予想されていたとはすごいですね。完全にノーマークでした。
by ソフィア (2012-04-30 04:45)
私も最初にQB指名を知った時は驚きましたが、その後のシャナハンのコメントを聞いて納得しました。ソフィアさんのおっしゃるとおり、RGIIIのまさかの負傷に備えて２番手を充実させたいようですね。
その他の選手の詳しい情報は分かりませんが、このQBも含めどうやらシャナハンがコーチしたシニアボールの影響が強いようです。そういう意味で、ビデオからだけではない何かを認めてドラフトした選手も何人かいるようですので、期待したいです。
by てつ (2012-04-30 11:21)
いきなりルーキー２人を育てるのはコーチ陣にとってはチャレンジでしょうが、２人ともクレバーで謙虚なタイプなのでスポンジのごとく吸収してくれるでしょう。夏のキャンプ、絶対に見に行くぞ～。ＲＧ３とカズンズが並んで練習する光景を想像するだけで今からわなわなしますｗ
ＬＢロビンソンはシニアボウルで気に入った選手だと聞きました。ドラフト候補生を生で指導できるのはとてつもなく大きなメリットですね。気に入った選手を見つけるのもそうですが、逆に使えそうにない選手の見極めもでき、ハズレを引く確率が低くなりそうですし。
by ソフィア (2012-04-30 23:53)