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組閣完了

OCとOLコーチ人事で途中不安になりましたが、最終的にはなかなかの布陣になりました。過去20年以上で最高じゃね、なんて評価も出ています。太字が前回のエントリ以降に決まったコーチです。

Dan Quinn, head coach(前DAL)
Kliff Kingsbury, offensive coordinator(前USC)
Joe Whitt Jr., defensive coordinator(前DAL)
Larry Izzo, special teams coordinator(前SEA)

Brian Johnson, assistant head coach/pass game coordinator(前PHI)
Anthony Lynn, running backs coach and run game coordinator(前SF)
Tavita Pritchard, quarterbacks coach(残留)
Bobby Johnson, offensive line coach(前NYG)
David Raih, tight ends coach(前TB)
Bobby Engram, wide receivers coach(残留)

Darryl Tapp, defensive line coach(前SF)
Ken Norton Jr., linebackers coach(前UCLA)
Ryan Kerrigan, assistant linebackers coach/pass rush specialist(残留)
Tom Donatell, defensive backs coach(前SD)
Jason Simmons, defensive backs coach and passing game coordinator(前LV)
John Pagano, senior defensive assistant(元DEN)

SDでHCを務めた後、SFでアシスタントHC兼RBコーチを務めていたアンソニー・リンが来たのには驚きました。ランゲームコーディネーター兼RBコーチとしてキングスベリーをサポートすることになります。PHIの前OCブライアン・ジョンソンの肩書はアシスタントHC兼パスゲームコーディネーターに決定。キングスベリー&リン&ブライアン・ジョンソンと、HC経験者2人とOC経験者1人という豪華トリオ。楽しみな半面、船頭を多くしてナントカにならなきゃいいけど。

キングスベリーの記者会見では、エアーレイドにはこだわらない、ランやプレーアクションも含めてバランスの取れた攻撃をする、てなことを言っていて、かなり安心しました。アンソニー・リンが加わったことは、ランも重視するという表れではないかと。

全体的に経験豊富な重厚な布陣という印象。HC決定が遅れたわりには、高い評価のコーチを集めることができたのではないかと。ダン・クィンには人望があるんだなと思わされました。DETのベン・ジョンソンをHCにしていたらそうはいかなかっただろう、との評価も出ています。

一方、フロントでは、アシスタントGMにDETでSenior Director of Player Personnelを務めていたランス・ニューマークを招聘。DETは近年、ドラフトで当たりを連発しており、これもかなりナイスな人事でしょう。ぜひウチでも当たりを連発してください。

とにかく、フロントが変わったことで、良い人材を集めやすくなったなと。今までダニエル君がどれだけ障害になっていたかを実感させられますな。




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