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考えさせられるトレード

 2件のトレードがありました。2件ともいろんなことを考えさせられるトレードでした。

【IN】
QBカイル・アレン(←CAR) 代償5巡指名権

 QBはどうすんのかなーと思っていたところで、リベラさんつながりでCARからカイル・アレンを連れてきました。昨シーズン、ニュートン負傷離脱後、12試合に先発し、17TD、16INT、成功率62%、RAT80.0の成績。序盤は好調でしたが、次第に調子を落としていきました。それでもまずまずの成績だと思います。3年目と若いですが、OCスコット・ターナーとのコネクションを考えると、安定したバックアップの役割を期待できると思います。実戦経験のあるQBなので、5巡指名権の代償は妥当なところでしょう。

 このトレードで、チームの方向性がかなり見えてきたと思います。大物QBを獲りにいかず、若い控えQBを獲ったということで、ハスキンズをスターターに据えることが基本路線なのでしょう。わざわざ貴重なドラフト指名権を放出してQBを獲得したということは、ドラフトでのQB指名の可能性は無くなったとみていいわけで、噂になっていたTua指名はなさそうです。てことで、全体2位はチェイス・ヤングかトレードダウンの2択に絞られました。ヤング1択派のワタシとしては嬉しい展開です。

【OUT】
CBクイントン・ダンバー(→SEA) 見返り5巡指名権

 新政権はダンバーを構想外と見ているフシがあり、本人も契約に不満を示していたのでトレードはやむなしと覚悟していましたが、ショックだったのは見返りの安さ。PFF評価でリーグ2位のCBの見返りが5巡ってのはどうゆうことですか? PHIにトレード移籍したCBダリアス・スレイの見返りが3巡+5巡だったので、3巡は厳しいと思っていたけど、最低でも4巡は取ってほしかった。ダンバーがトレードブロックにのったという報道を読んだ瞬間、SEAが出てくると思ってたよ。あいつらいつも抜け目ねー。

 ちょっと気がかりなのは、ダンバーといい、トレードブロックにのっているトレントいい、チーム内の不満分子を容赦なく切り捨てていること。規律重視のリベラさんならではという気もするけど、攻守の柱を失った後に何が残るの?という不安が拭えないです。不満分子をうまく扱うのもHCの仕事だと思うんですけどね―。

 これでCBが再びぽっかりニーズになりました。もうブリーランド復帰でいいんじゃね。




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