SSブログ

質素なスキンズ選手

 ウォール・ストリート・ジャーナルは毎日ちょこっとしかスポーツ記事が出ていないんですが、味わい深い内容が多いです。で、今日は珍しくスキンズネタが出ていました。タイトルは「なぜレッドスキンズの選手たちはそんなに倹約家なのか」。大金を得て豪華な生活をするNFL選手が多い中、スキンズはなぜかつつましい生活を送る選手が多い、てなお話です。

 RBアルフレッド・モリスが1991年のマツダ車を「ベントレー」と呼んで愛用しているのは有名な話。今も寒い日なんかは「ベントレー」に乗っているそうですが、普段は専ら自転車通勤とのこと。モリスにあてがわれた駐車スペースには、こんな感じで自転車が駐車されています。
morris.jpg

 そして、QBカーク・カズンズが乗っているのは、祖父母から購入したという古いバン。いや~、なんともいえない、やぼったい車ですなあ。
cousins.jpg

 記事によると、カズンズは過去3年間、同僚のTトム・コンプトンとアパートをシェアしていたらしく、チームメートから不要の家具をもらう際も、引越し業者を使わず、自分たちで運んだことは、いまだにロッカールームでの笑い話になっているんだとか。いつまでNFLでプレーできるか分からないから、貯金できるうちに貯金しておきたい、ということでせっせと節約に励んできたみたいです。でも、今オフ、ものすごい大金が手に入るぞー。

 さらに、シーズン前に大型契約延長を勝ち取ったOLBライアン・ケリガンもスキンズを代表する倹約家の一人。シーズン前のエントリで紹介しましたが、いまだに友人とアパートをシェア。記事によると、一時、タウンハウス(隣と壁がつながっている家)を借りて住んだところ、2人は広すぎるということで、アパートに移ったそうです。

 スキンズといえば、全く働かずに大金だけふんだくった「ハ」を筆頭に、金満チームのイメージが強いだけに、こういう記事が出るのは嬉しいですね。3人とも問題児は基本的に取らないシャナハン時代にドラフト指名された選手。選手を見極める上で、人間性って重要だとつくづく実感しますね。