決断の時
ついにRG3について決断を下す時が迫ってきました。RG3を先発から降格させるかどうか、という次元ではなく、RG3を開幕前にカットすべきかどうか、です。
突き詰めると、春に5年目のオプションを行使したことが最大の失敗でした。これがRG3に関する選択肢を狭めてしまいました。オプションは撤回することができるのですが、IR入りした怪我を負った時は例外。今シーズン、RG3が怪我してIR入りした来年3月までに治らない重症を負った場合、5年目オプションで16.1ミリオンの支払い義務が生じてしまいます。つまり、オプションを撤回するには、RG3に健康にシーズンを過ごしてもらわないといけないのです。
もしスターターをカズンズにすることを決めた場合、RG3にはもうチームに居場所はありません。バックアップとして使うこともできません。なぜなら、万一、バックアップとして出番が回ってきて怪我でもされたら、5年目オプションが発動されてしまうからです。バックアップQBに16.1ミリオンを支払うなんてあり得ないです。
もし5年目オプションを行使していなければ、RG3に数試合先発を試させたり、バックアップで置いておくなど、選択の幅が広がっていました。怪我したたとしても、FAとしてそのままサヨウナラすればいいだけなので。
これはGMマクルーエンの判断ミスでしょう。なぜマクルーエンのような有能なGMがこのような致命的ミスを犯したのか。ワタシの推測では、マクルーエンはQBをチーム編成の最後のピースと捉えていたことが原因ではないかと見ています。QBは一流でなくても、他のポジションを強化すれば、それなりに勝てるというポリシーの下、当面はRG3で行こうと判断したんじゃないかと。もちろん、オーナーサイドからオプション行使の圧力があった可能性も十分考えられますが。
残されたチョイスは以下の3つしかありません。
1)RG3と心中する(IR入りする怪我のリスクを恐れず、先発またはバックアップでRG3を使う)
2)RG3と決別する(カズンズをスターターに指名し、RG3を開幕前にカットする)
3)RG3を飼い殺しにする(RG3を第3QBで置いておくが、試合には絶対に使わない。健康にシーズンを過ごしてもらって5年目オプションを解除)
この3つのチョイスしかないとすれば、正直、2番目しか選びようがないように思います。
使わない選手を置いておくのは、チームの士気に悪影響を与えますし、貴重なロースター枠が勿体ない。そう考えると3番目のチョイスはありえない。かといって、RG3に怪我されて強制的に心中を余儀なくされたら、たまったもんじゃない。消去法でも2番目のチョイスしかありません。
グルーデン&マクルーエンがRG3カットを主張し、オーナーサイドがこれに反対しているという報道と、それを否定する報道が出ています。
真相は分かりませんし、正直、どっちでもいいです。いずれにせよ、開幕前にRG3と決別することになるとワタシは予想します。スキンズファンの皆さん、心の準備をしておきましょうw トレード先を探しているという情報も出ていますが、こんな面倒くさい選手を引き取ってくれるチームはないでしょう。
思えば、プレシーズン2戦目前に、RG3が「オレはNFLナンバーワンQBだ」と発言した時から、RG3を取り巻く潮流が変わってしまったような気がします。それまでいい雰囲気だったのに、この発言をきっかけに、チームは再びRG3ドラマに巻き込まれてしまいました。ワタシもこの発言には心底がっかりで、RG3に対するシンパシーが吹き飛びました。コーチ陣やチームメイトも同様だと思います。RG3のプレーがどうこうというより、非生産的なドラマにうんざり、これがRG3決別論を加速させたんじゃないですかね。
突き詰めると、春に5年目のオプションを行使したことが最大の失敗でした。これがRG3に関する選択肢を狭めてしまいました。オプションは撤回することができるのですが、
もしスターターをカズンズにすることを決めた場合、RG3にはもうチームに居場所はありません。バックアップとして使うこともできません。なぜなら、万一、バックアップとして出番が回ってきて怪我でもされたら、5年目オプションが発動されてしまうからです。バックアップQBに16.1ミリオンを支払うなんてあり得ないです。
もし5年目オプションを行使していなければ、RG3に数試合先発を試させたり、バックアップで置いておくなど、選択の幅が広がっていました。怪我したたとしても、FAとしてそのままサヨウナラすればいいだけなので。
これはGMマクルーエンの判断ミスでしょう。なぜマクルーエンのような有能なGMがこのような致命的ミスを犯したのか。ワタシの推測では、マクルーエンはQBをチーム編成の最後のピースと捉えていたことが原因ではないかと見ています。QBは一流でなくても、他のポジションを強化すれば、それなりに勝てるというポリシーの下、当面はRG3で行こうと判断したんじゃないかと。もちろん、オーナーサイドからオプション行使の圧力があった可能性も十分考えられますが。
残されたチョイスは以下の3つしかありません。
1)RG3と心中する(
2)RG3と決別する(カズンズをスターターに指名し、RG3を開幕前にカットする)
3)RG3を飼い殺しにする(RG3を第3QBで置いておくが、試合には絶対に使わない。健康にシーズンを過ごしてもらって5年目オプションを解除)
この3つのチョイスしかないとすれば、正直、2番目しか選びようがないように思います。
使わない選手を置いておくのは、チームの士気に悪影響を与えますし、貴重なロースター枠が勿体ない。そう考えると3番目のチョイスはありえない。かといって、RG3に怪我されて強制的に心中を余儀なくされたら、たまったもんじゃない。消去法でも2番目のチョイスしかありません。
グルーデン&マクルーエンがRG3カットを主張し、オーナーサイドがこれに反対しているという報道と、それを否定する報道が出ています。
真相は分かりませんし、正直、どっちでもいいです。いずれにせよ、開幕前にRG3と決別することになるとワタシは予想します。スキンズファンの皆さん、心の準備をしておきましょうw トレード先を探しているという情報も出ていますが、こんな面倒くさい選手を引き取ってくれるチームはないでしょう。
思えば、プレシーズン2戦目前に、RG3が「オレはNFLナンバーワンQBだ」と発言した時から、RG3を取り巻く潮流が変わってしまったような気がします。それまでいい雰囲気だったのに、この発言をきっかけに、チームは再びRG3ドラマに巻き込まれてしまいました。ワタシもこの発言には心底がっかりで、RG3に対するシンパシーが吹き飛びました。コーチ陣やチームメイトも同様だと思います。RG3のプレーがどうこうというより、非生産的なドラマにうんざり、これがRG3決別論を加速させたんじゃないですかね。
プレシーズン3戦目
QB論争、トレント契約延長など書かないといけないことがたくさんあるんですが、今日はとりあえずプレ3戦目の感想だけ。ライブで見られたのは前半ツーミニッツからで、前半は後で録画で見直しました。今年もプレシーズンは異様に強い。過去5年間で16勝3だそうです。これが本番の成績ならSBにいけちゃいますw
レッドスキンズ 31ー13 レイブンズ
カズンズ
十分及第点じゃないですかね。少なくとも10番の人より安心して見ていられましたw
カズンズの一番の課題はINTの後にガタガタっと崩れるメンタルの弱さ。序盤にいきなりINTを献上しましたが、崩れることなく建て直せたのは、成長の証しと受け止めていいんじゃないでしょうか。このオフ、いくつかの本を読んでメンタル面の向上に努めたそうですが、確かに、プレシーズンを通して、ハドルやポケットワークでの落ち着きが格段に向上したように見えます。無茶投げがなくなったのも頼もしい。
被サックゼロ。OLのパスプロが先週より安定したことは確かですが、カズンズの判断の早さも影響していることは間違いないでしょう。
2ミニッツドライブではサクサク進んで見事でしたが、相手はセカンドチームになっていたので、手放しでは喜べないですね。また、TDパスもラッキーな結果でした。それでも、運も実力のうち。今まで運に恵まれていなかったカズンズが運を味方につけてスターターの座をつかもうとしていることは、好感度アップですね。ウチに一番必要なのは、スナイダーの悪運を払ってくれるラッキーボーイなので。個人的には、W1のスターターはもうカズンズでいいです。
ランオフェンス
プレシーズン3試合、ファーストチームでは全くといっていいほどランが出ていないです。基本的にOLの問題でしょうが、エースのモリスに全くいいところがないのがちょっと気懸かり。モリスはシャナハン流ゾーンブロッキングだったから活躍できたんじゃないかという気がしてきました。FAになる来オフ、カイルのいるATLに行っちゃうんじゃないかなー。
一方、ドラ3マット・ジョーンズが相変わらず好調。モリスが目立たないようだと、ランの中心はジョーンズになっても不思議じゃないです。ただ、あの豪快な走り方、怪我が多そう気がするんだよなー。なので、使いすぎはやめたほうがいいと思う。
ファーストチームディフェンス
やっぱセカンダリーだなー、問題は。スティーブ・スミスに許した先制TDは、CBアマーソンが完全に振り切られ、FSゴールドソンもカバーに入るアングルが悪すぎました。去年と同様、パスラッシュがかからないとパスは簡単に通される展開は変わらなさそう。そう考えると、ガレットの離脱が改めて痛い。まあ、ケリガン、ブリーランドが復帰すれば、だいぶ良くなるでしょう。
良かった若手選手
OLBジャクソン・ジェフコート 1INT&1サックで、ラッシュもパスカバーも有能なことをアピール。ドラ外ルーキー、ヒューストン・ベイツとのロースター枠争いでちょっとリードでしょうか。
WRラシャード・ロス TDレシーブを2つ決めるなど相変わらず絶好調。リリースするには勿体ない選手だけど、6番手WRはSTで貢献できるかどうかがすべてなので、やっぱりギリギリだろうなあ。
WRジャイミソン・クローダー 期待のドラ4ルーキーがプレ初登場。ハムの怪我からやっと復帰しました。プレーコールを理解できていないシーンが1回ありましたが、全体的に軽快な動きを見せていました。
レッドスキンズ 31ー13 レイブンズ
カズンズ
十分及第点じゃないですかね。少なくとも10番の人より安心して見ていられましたw
カズンズの一番の課題はINTの後にガタガタっと崩れるメンタルの弱さ。序盤にいきなりINTを献上しましたが、崩れることなく建て直せたのは、成長の証しと受け止めていいんじゃないでしょうか。このオフ、いくつかの本を読んでメンタル面の向上に努めたそうですが、確かに、プレシーズンを通して、ハドルやポケットワークでの落ち着きが格段に向上したように見えます。無茶投げがなくなったのも頼もしい。
被サックゼロ。OLのパスプロが先週より安定したことは確かですが、カズンズの判断の早さも影響していることは間違いないでしょう。
2ミニッツドライブではサクサク進んで見事でしたが、相手はセカンドチームになっていたので、手放しでは喜べないですね。また、TDパスもラッキーな結果でした。それでも、運も実力のうち。今まで運に恵まれていなかったカズンズが運を味方につけてスターターの座をつかもうとしていることは、好感度アップですね。ウチに一番必要なのは、スナイダーの悪運を払ってくれるラッキーボーイなので。個人的には、W1のスターターはもうカズンズでいいです。
ランオフェンス
プレシーズン3試合、ファーストチームでは全くといっていいほどランが出ていないです。基本的にOLの問題でしょうが、エースのモリスに全くいいところがないのがちょっと気懸かり。モリスはシャナハン流ゾーンブロッキングだったから活躍できたんじゃないかという気がしてきました。FAになる来オフ、カイルのいるATLに行っちゃうんじゃないかなー。
一方、ドラ3マット・ジョーンズが相変わらず好調。モリスが目立たないようだと、ランの中心はジョーンズになっても不思議じゃないです。ただ、あの豪快な走り方、怪我が多そう気がするんだよなー。なので、使いすぎはやめたほうがいいと思う。
ファーストチームディフェンス
やっぱセカンダリーだなー、問題は。スティーブ・スミスに許した先制TDは、CBアマーソンが完全に振り切られ、FSゴールドソンもカバーに入るアングルが悪すぎました。去年と同様、パスラッシュがかからないとパスは簡単に通される展開は変わらなさそう。そう考えると、ガレットの離脱が改めて痛い。まあ、ケリガン、ブリーランドが復帰すれば、だいぶ良くなるでしょう。
良かった若手選手
OLBジャクソン・ジェフコート 1INT&1サックで、ラッシュもパスカバーも有能なことをアピール。ドラ外ルーキー、ヒューストン・ベイツとのロースター枠争いでちょっとリードでしょうか。
WRラシャード・ロス TDレシーブを2つ決めるなど相変わらず絶好調。リリースするには勿体ない選手だけど、6番手WRはSTで貢献できるかどうかがすべてなので、やっぱりギリギリだろうなあ。
WRジャイミソン・クローダー 期待のドラ4ルーキーがプレ初登場。ハムの怪我からやっと復帰しました。プレーコールを理解できていないシーンが1回ありましたが、全体的に軽快な動きを見せていました。