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ディフェンスの建て直し

 いよいよHOFゲームですね~。HOFを見るたびに、「ホントにオフが終わったんだな~」としみじみ感じます。今年は地区内ライバルのNYGが登場するので、みどころもあるし。

 さて、今日のワシントン・ポスト紙に、グルーデンがどのようなアプローチでディフェンスを建て直そうとしているかについて、とても興味深い記事が出ていました。守備陣をガチガチにコントロールしたシャナハンとは違い、DCハズレットに全面的に権限を与えているのが大きなポイント。多くの選手たちが"Unleashed(解放された)"と描写するなど、シャナハンの支配がいかに強烈だったかが分かります。

 グルーデンはHC就任後、昨シーズンのフィルムを見て、ウチのディフェンスについて以下のように分析したそうです。

 1、タレント不足
 2、DCハズレットの戦術は悪くない
 3、タックルがひどい
 4、スピード不足、特にLB陣
 5、オラクポとケリガンにもっと自由を与える

 1、3、4については全く同感。全体的に正しい診断であり、「グルーデンやるじゃん」というのが率直な印象。特にタックル改善を最優先課題に位置付けたことは全面的にウエルカムです。去年はミスタックルのオンパレードにイライラしまくったので。

 グルーデンは守備陣のコーチたちに対し、タックル練習を2倍に増やすよう指示。また、少し前のエントリでも紹介しましたが、フルパッド練習を増やしたのもタックル改善を意図したものだそうです。

 5については素人のワタシにはイマイチピンと来ないのですが、シャナハン時代はオラクポとケリガンをパスカバーに回したり、コンテイン重視でラッシュさせないシケースがかなり多かったそうです。今年は2人をもっとパスラッシュに専念させ、アグレッシブなディフェンスを構築していくとのこと。OLBコーチにパスラッシュスペシャリストのブライアン・ベイカーを連れてきたのも、そのためだそうです。

 守備陣の新たな方向性について、ケリガン曰く、
“It’s definitely going to give us the chance to play in the backfield more. It’s been a very, very welcome change for us, because now we can be more aggressive off of the line. We want to be more attacking, and we can see the coaches are committed to it by the way they’re adjusting the defense.”

 選手たちのモチベーションもかなり上がっている感じがしますね~。

 1のタレント不足を補うために、FAでジェイソン・ハッチャーを獲得し、ドラフトではトレント・マーフィーを指名しました。記事には出ていませんが、スピードのあるILBキーナン・ロビンソンをファーストチームで使っているのも、4のスピード不足に対処する狙いがあるんでしょう。

 2のDCハズレットの戦術は悪くない、というのはよく分かりません。権限を与えられた今年の結果を見てみないことにはなんとも。この人の能力についてはまだ懐疑的なので。

 全体的な流れとしては、守備陣の欠点を明確にし、それを改めるために一つ一つ合理的な布石を打っている印象を受けます。セカンダリーのタレント不足を放置しているのは大きな懸念材料ですが、パスラッシュ強化によって守備を建て直そうという明確な方向性を打ち出したことは率直に評価したいです。

 最近、久しぶりにチーズケーキを作ってみました。まあ平凡な味ですけど、こちらでは日本人好みのケーキを手に入れるのは簡単じゃないので、自分で作るのが手っ取り早いです。
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