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RG3のリーダーシップ

 事実上のシーズンエンドとなってしまったため、早速、「戦犯探し」がスタート。その中で、やり玉に挙がっているのがRG3。彼のリーダーシップを疑問視する指摘が相次いでいます。

 特に、問題視されているのが、PHI戦後の記者会見。INTされた最後のプレーについて、オープンのレシーバーがいなかったと発言。これが、フリーになれなかったWRが悪い、と言っているように受け止められました。また、ウチのプレーが相手に読まれていた、との発言は、コーチ陣のゲームプラン、特にOCカイルのプレーコールに対する批判と捉えられました。

 ワタシは会見の映像を見ておらず、また見たとしても、ワタシの貧弱な英語力では、本当に他人に責任転嫁するような言い方だったのか、細かいニュアンスまでは読み取ることができません。なので、断定的なことは言えないんですが、確かに、フランチャイズQBであるなら、敗戦の責任を全て受け止め、最後のINTについても「自分のミスだった」とはっきり認める潔さが必要でしょう。

 これについて、ベテランのサンタナ・モスも「(記者会見では)'me'とか'I'を使え」と、他人に責任転嫁するような言い方は控えるよう苦言を呈しました。

 昨日付のワシントン・ポストは、この騒動を1面で取り上げていました。チームの大黒柱であるRG3のリーダーシップが問われるというのは、フランチャイズの危機であり、地元ファンにとっても重大事、ということで、1面に載せたんでしょう。それでも、1面に行くネタかよ、って気はしますけどね。

 個人的には、この騒動、あんま心配してません。確かに、リーダーシップの面ではまだまだ未熟な面がたくさんあるでしょうけど、RG3の場合、「ハ」やマクナブのような改善不能な「悪性」タイプではなく、言動を改めることができる「良性」タイプだと思うからです。

 モスの苦言についても、RG3との間でクリアになっており、わだかまりはないようです。シャナハンは、”It's a growing experience”とコメントしてますが、ホントその通りだと思います。

 カレッジではハイズマントロフィー、NFL1年目でも新人王と、これまでスター街道を突っ走ってきたRG3にとって、人生で初めて受けるバッシングじゃないかと。NFLのフランチャイズQBとはどうあるべきなのか、軍人出身の立派なご両親に育てられたRG3なら、この状況を謙虚に受け止め、飛躍の糧にしてくれるとワタシは信じています。

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