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ダニー・スミスがPITへ

 STコーチのダニー・スミスがPITに引き抜かれてしまいました。スミスはピッツバーグの出身。出身地のチームで、なおかつあのPITからのオファーとあれば、インタビューを許可した時点で流出は既定路線でした。

 スミスは第2次ギブス政権が発足した2004年からゾーン政権、現シャナハン政権に至るまでずっとSTコーチを務めてきました。スキンズのSTはキッカーとパンターに泣かされ続け、スタッツ的にはあまりパッとしませんが、そんな中でもスミスはリーグ屈指のSTコーチと言われてきました。PITは2010年にも引き抜きを画策したそうですが、その時はチームがインタビューを拒否したそうです。

 とにかくものすごいエネルギッシュなモチベーターで、練習中は常に声を出し続けて選手を鼓舞するコーチでした。個人的には、ジム・ゾーンをシーズン途中で解雇し、スミスにHCをやらせてみたいと思ったくらいでした。なので今回の流出は至極残念。

 一方、当初、HC候補として名前が挙がっていたカイルは結局、どのチームともインタビューには至りませんでした。まだ若すぎるということでしょうね。能力云々というよりとにかく顔が幼すぎますよね。もっと貫禄をつけないと。

 話は変わって、最近、ウチの奥さんの誕生日に合わせて「シュークリームを作ろう!」と突如思い立ちました。クックパッドのレシピを見ながら生地を作り、オーブンに入れて待つこと35分。シュークリームなんて今まで一度も作ったことがなかったので、本当に皮が膨らむのだろうかと半信半疑でしたが。。。

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 おお~~~! 予想以上の出来映え! 「できっこない」とたかをくくっていたウチの奥さんもビックリ。そして、皮に穴を開けて生クリームを注入。

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 初挑戦の割にはかなりおいしくできましたw 特に皮が予想以上に旨かったです。次回はカスタードクリームも作ってダブルシューにトライしたいなあと思ってます。

12スタッツ&13展望 OL

 プロボウル出場のためにハワイにいるLTトレントがナイトクラブでの騒動に巻き込まれてケガを負い、出場できなくなったとか。被害者なので気の毒とは思いますが、彼の精神的未熟さも事件に巻き込まれる一因だったのではないかという気がします。相変わらずトレントはこのあたりを何とかせんとねー。

12スタッツ
<スターター>
LTトレント・ウィリアムズ 出場16 先発16
LGコーリー・リクテンスタイガー 出場16 先発16
Cウィル・モンゴメリー 出場16 先発16
RGクリス・チェスター 出場16 先発16
RTタイラー・ポルンバス 出場15 先発15
<控え>
Tジョーダン・ブラック 出場14 先発0
T/Gモーリス・ハート 出場13 先発1
Gジョシュ・レリベウス(ドラ3) 出場5 先発0
Gアダム・ゲティス(ドラ5) 出場0 先発0
Tトム・コンプトン(ドラ6) 出場0 先発0
Tジャマール・ブラウン 出場機会なし

 開幕スターターがシーズンをほぼ勤め上げるという奇跡のシーズン。毎年怪我人続出でパッチワーク状態だったのに、一体何が起きたのかと思うほど。タレントと呼べるのはトレント1人であるものの、ユニットとしての連携や安定感が格段に向上し、オフェンス陣の飛躍を支えました。特にランブロックが素晴らしかったです。
 昨年のドラフトではOLを3人も指名してバックアップ陣の底上げを図ったんですが、こんな時に限ってほとんど出番なしw

13展望
 まず最初に判断を下さないといけないのは、UFAになるリクテンスタイガーとポルンバスの処遇。個人的にはせっかく良くなったユニットとしてのまとまりや継続性を維持するためにリクテンスタイガーとは再契約したほうがいいかと。3巡指名のレリベウスも成長してきましたが、スターターを務められるかは未知数ですし。ただ、キャップがきついため、再契約したくてもできない可能性は十分あります。リクテンスタイガーの市場価値ってどの程度なのかさっぱり分かりませんが、相応の条件を提示し、それで引き留められないなら仕方ない、くらいのスタンスでいくのではないかと予想します。

 ポルンバスはパスプロが不安定すぎてスターター待遇での再契約はないでしょう。バックアップとして安く再契約できるのが最高のシナリオ。

 ヒップのケガでまったく戦力にならなかったブラウンはオフに速攻でリリースでしょうねえ。5年27.5ミリオンで契約延長したのは大失敗に終わりました。

 結局、今オフもRTのスターターをどうすんのよ、という課題に対処しなければならなくなっちゃいました。オフェンスの最重要補強ポイントですが、キャップがきつく、FA市場での補強には動けないんじゃないかと。お金を注ぎ込むならSとCBのほうがプライオリティーははるかに高いですし。となると、考えられるシナリオは、ハート、コンプトンの成長に期待するか、ドラフトで指名するかのどちらか。ドラフトも1巡指名権がなくタイトな状況ですが、個人的には3巡くらいを注ぎ込んでもいいと思っています(2巡は断固セカンダリーに!)。

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12スタッツ&13展望 TE

12スタッツ
フレッド・デービス
出場7 先発7
24REC, 325YDS, 平均13.5YDS, 最長29YDS
メーンパスターゲットの1人としていい調子でしたが、アキレス腱断裂でシーズン途中に戦線離脱。ウチのWR陣はサイズがないので、6-4のデービスは代え難い存在。タグを貼って1年契約だったため、今オフUFAになりますが、サイズとスピードを兼ね備えるTEは簡単には代わりを見つけられないので再契約は必須。

ローガン・ポールセン
出場16 先発10
25REC, 308YDS, 平均12.3YDS, 最長31YDS, 1TD
離脱したデービスの代わりにスターターに昇格。今までほとんど期待されていなかったレシーブでも随所に好プレーを見せ、よく頑張ったと思います。常に気迫を全面に出すハングリーさがイイっす。RFAになりますが、引き留めは間違いないでしょう。

ナイルズ・ポール
出場16 先発4
8REC, 152YDS, 平均19YDS, 最長37YDS, 1TD
WRからTEにコンバートして1年目。まあこんなもんですかねえ。NEのアーロン・ヘルナンデスとサイズが近いということで「大化けするかも」との淡い期待を抱いたんですが。。TEとしてはこれが限界なのか、まだノビシロがあるのか、ワタシにはよく分かりません。サイズの小ささゆえにパスプロでは苦戦。サックを許すシーンがいくつかありました。ただ、STではエース級の活躍で、今やチームに欠かせない存在に。終盤はKRも任せられていました。TEがKRを務めるというのは聞いたことがないです。

クリス・クーリー
出場9 先発2
1REC, 8YDS
たった1キャッチ。。。デービスのIR入りでチームに復帰した時は「やった!」と思ったんですが、出番はほぼブロッキングオンリー。元プロボウラーをこんな使い方するのはどうなんすかねえ。まだまだやれるとは思うんだけどなあ。

13展望
 デービスと再契約できれば大きな補強はないかと。アキレス腱断裂明けでFA市場ではアピールしにくいはずなので、おそらく再契約できるでしょう。ただ、コンディションがどこまで戻るかは大いに不安。

 デービス残留なら、2番手ポールセン、3番手ポールの序列は変わらないと予想します。ただ、デービスの回復の遅れに対する懸念やTEの底上げを狙って、ドラフトで指名する可能性はあると思います。とはいえTEに上位、中位指名権を注ぎ込む余裕はなく、せいぜい6~7巡でしょうが。

 クーリーとの再契約は・・・ないでしょうねえ。ああ寂しい。

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大先生とケリガンがプロボウルへ

 SFのSB進出が決まったことで、MLBパトリック・ウィリスの代役としてフレッチャー大先生が、OLBアルドン・スミスの代役にはケリガンがプロボウルに出場することになりました。

 これで負傷辞退したRG3を含めると、スキンズからは5人が選出されました。これはなかなか。しかも、トレント、ケリガン、RG3と、シャナハン体制発足後に獲得したドラフト1巡選手が全員選出されたことに。ドラフト下手だったスキンズとしては快挙じゃないかと。ケリガンの成績で選ばれちゃうというのは、プロボウルの価値が下がっている気もしなくはないですが、まあそれはいいか。

 引退をほのめかしている大先生にはハワイでイイ思いをたくさんしてもらって、「よっしゃ、来季もやったる!」となってほしいんですが。

 書き忘れていたんですが、オールプロでは大先生とモリスがセカンドチームに選ばれています。セカンドチームといえど立派。ただ、ファーストチームに名を連ねるようなタレントもそろそろ出てきてほしいですね。ショーン・テイラーが生きていれば、常連になっていたかもしれないと思うと、返す返す残念。

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12スタッツ&13展望 WR

12スタッツ
ピエール・ガーソン(FA加入)
出場10 先発10
44REC, 633YDS, 平均14.4YDS, 最長88YDS, 4TD
ケガに苦しめられたシーズンでしたが、ガーソンが出場した試合、チームは9勝1敗。彼がいるいないでは全然違いました。特にRACがハンパじゃないほど速い。特に開幕のNO戦とサンクスギビングのDAL戦でのRACからの爆走TDが衝撃的でした。5年42.5ミリオンは損ではなかったかと。ケガさえなければ、1200ヤードくらいはやってくれそう。

ジョシュ・モーガン(FA加入)
出場16 先発15
48REC, 510YDS, 平均10.6YDS, 最長32YDS, 2TD
ほぼ全試合先発出場した割には寂しいスタッツ。期待したほどスピードもなく、結局、この選手のどこがいいのか、シーズンを通して分かりませんでした。2年11.5ミリオンの価値はないですねえ。ただ、ブロックだけは間違いなくうまい、ブロックだけは。

レオナード・ハンカーソン
出場16 先発5
38REC, 543YDS, 平均14.3YDS, 最長68YDS, 3TD
期待された2年目。成長したと見るべきか、伸び悩んだと見るべきか。個人的には後者ですね。スタッツ的にはまずまずですが、もっとやれると思うんだけどなあ。課題のドロップも相変わらず多いし。グッドプレーヤーで終わるか、一流レシーバーへとブレークできるか来季が正念場。

サンタナ・モス
出場16 先発1
41REC, 573YDS, 平均14.0YDS, 最長77TDS, 8TD
スターターの座を失い、出場機会は大幅に減らされましたが、ベテランらしい巧みなプレーを連発。レシーバー陣最多の8TDと勝負強さも光りました。相変わらずホントイイ選手です。

アルドリック・ロビンソン
出場15 先発2
11REC, 237YDS, 平均21.5YDS, 最長68YDS, 3TD
PHI戦、DAL戦と2試合連続で決めたロングボムTDが鮮烈でした。開幕戦でガーソンが負傷した後、先発で起用されるなど、首脳陣の期待も大きい感じ。まだまだ期待には応えられてないですが、ノビシロも大きく楽しみな素材。

ブランドン・バンクス
出場12 先発0
8REC, 15YDS, 平均1.9YDS, 最長8YDS
シーズン序盤はオプションプレーなどで結構用いられていましたが、次第に出番がなくなり、さらに終盤はリターナーとしての起用も消滅。もともとレシーバーとしては使い物にならない上、あれだけスピードの衰えが顕著だともう使い道がないような。

デズモン・ブリスコー
出場7 先発0
2REC, 22YDS, 平均11YDS, 最長14YDS
キャンプ途中だったかTBから放出されたところを拾い、開幕ロスター入り。どの試合だったか忘れたけど、どフリーのシーンで豪快にドロップをやらかし、それ以来干されました。ただ、個人的には買っている選手で、シャナハンもリリースしなかったことはまだ評価している表れなのかなあと。

13展望
 500ヤードレシーバーが4人誕生したわけですが、すごいと見るべきか、エース不在のどんぐりの背比べを見るべきか、よく分かりません。派手さはないけど、堅実ないいユニットだったとは思います。なので、来季も同じメンツでも文句はないです。ただ、欲を言えば、派手さも欲しいところ。カルビン・ジョンソンクラスは無理だとしても(当たり前だ)、相手守備陣が恐れるレシーバーを、ガーソンと並んでもう1人欲しいのが本音。

 昨年、FAでガーソンとモーガンに大金を注ぎ込んでおり、さすがに今年は大型補強には動けないでしょう。ハンカーソン、ロビンソン、ブリスコーの若手陣の成長に期待するのが基本線じゃないかと。それでももしFA、ドラフトで補強に動くなら、シャナハンが若手に期待を置いていない表れといえるでしょう。

 一方で、モスは来季のサラリーが4.15ミリオンで、キャップヒットは6.3ミリオンにもなります。3番手レシーバーにこれだけのサラリーを支払うのは普通じゃないので、リストラ候補として名前が挙がっています。個人的にはモーガンを放出して、モスを残して欲しいです。モスまでいなくなったら寂しすぎw いずれにせよ、他のポジションの補強のためにキャップ枠を空けようと思えば、モスかモーガンのどちらかの放出は十分考えられます。

12スタッツ&13展望 RB・FB

 テオ騒動がえらいことになってますねー。今日たまたま読んだニューヨークのタブロイド紙もかなりのページを費やしていて、ゴシップ系メディアの格好のネタになっちゃってます。あんまりフォローしていないんで、正直、何が何だかよく分からないんですが、ドラフト指名順位にどう影響が出るのかは興味津々。ケガや素行、トラブルで順位を落とすことは多々ありますが、今回のゴシップはなんつーか薄気味悪さを感じますね。

 もともとMLBは需要が高くないポジションですし、BCSチャンピオンシップでのプアなパフォーマンスで評価も下降気味だし、スリップしそうな雰囲気。ウチのフレッチャー大先生が本当に引退した場合、2巡までスリップしてきたテオを代役に・・・なんて妄想してみたり。

 さて、12スタッツ&13展望のRB・FB編です。

12スタッツ
アルフレッド・モリス(ドラフト6巡)
出場16 先発16
ラン 335CAR, 1613YDS, 平均4.8YDS, 最長39YDS, 13TD
パス 11REC, 77YDS, 平均7.0YDS
1613ヤードはADに次ぐリーグ2位でフランチャイズ記録。スキンズドラフト史上に残る大当たりピック。いや~、40ヤード4.67秒のスピードでもこんなに走れるんですねえ。RBは早いに越したことはないと思ってたんですが、フットボールは奥が深いと改めて実感。とにかくシステムとの相性が最高でした。モリスがシャナハンの目に止まったのは、スキンズがコーチを担当した去年のシニアボウル。シニアボウルのコーチングをこんなに有効活用できた例も珍しいんじゃないかと。

エバン・ロイスター
出場16 先発0
ラン 23CAR, 88YDS, 平均3.8YDS, 最長12YDS, 2TD
パス 15REC, 109YDS, 平均7.3YDS
シーズンを通してサードダウンバックを担当。限られた出番の中ではソリッドな仕事をしてくれたと思います。ただ、個人的にはサードダウンタイプじゃないと思うんだけどなー。

ロイ・ヘルー
出場3 先発0
ラン 2CAR, 2YDS, 平均1.0YDS, 最長1YDS
パス 7REC, 45TDS, 平均6.4YDS
わずか2ヤード。。。昨シーズン、ルーキーながらリーディングラッシャーになり、さらなる飛躍を期待されて臨んだ2年目でしたが、キャンプから悩まされたアキレス腱痛でシーズン序盤にIR入り。ヘルーのスピードとレシーブ力がオフェンスに組み込まれていたらもっと面白いことになっていたのになあと、ただただ残念。

キーランド・ウィリアムス
出場9 先発0
シーズン途中にDETからカットされたところをクレームし、チームに復帰。出番はスペシャルチームだけだったようです。

ダレル・ヤング(FB)
出場16 先発8
ラン 14CAR, 60YDS, 平均4.3YDS, 最長16YDS
パス 8REC, 109YDS, 平均13.6YDS, 2TD
モリスのブレイクを支えた陰の功労者。素人のワタシでも「コイツ、ブロックうめえなー」と何度思ったことか。LBからFBへの転向3年目でしたが、年々良くなってます。将来のプロボウル候補じゃないかと。

13展望
 モリスという絶対的エースが出現したことで、RB陣はしばらく安泰。ヘルー、ロイスターもバックアップとしては十分すぎるので、補強は必要ないでしょう。

 来季はヘルーのスピードとレシーブ力をオフェンスの武器の一つとしてぜひぜひ組み込んでもらいたい。唯一の懸念はヘルーのコンディション。あれだけの身体能力を持っているのに、耐久性の弱さは玉に瑕。

 ヤングは今オフRFA。テンダーオファーで引き留めは問題ないでしょうが、来オフUFAになる前に4~5年の長期契約を結んじゃってほしいです。その価値は十分あると思うんで。

12スタッツ&13展望 QB

 ポジションごとに今シーズンのスタッツを振り返りながら、来季に向けた補強ポイントを考えてみたいと思います。毎オフやっているんですが、最後までやり終えた記憶がないです。。

12スタッツ
ロバート・グリフィン3世(ドラフト1巡)
出場15 先発15
パス 258/393(65.6%), 3200YDS, 20TD, 5INT, RTG102.4
ラン 120ATT, 815YDS, AVG6.8YDS, 7TD
とにかくルーキーとしては立派の一言。リスクを冒して投げ込むタイプではないとはいえ、INTがわずか5つというのは驚異的。65%台の成功率が示すようにコントロールの良さも予想以上でした。

カーク・カズンズ(ドラフト4巡)
出場3 先発1
パス 33/48(68.8%), 466YDS, 4TD, 3INT, RTG101.6
ラン 3ATT, 22YDS, AVG7.3YDS
ドラフトでは1巡に続き4巡でもカズンズを指名し、アナリストから「一体どこまでQBに投資するんだ」と首をかしげられましたが、BAL戦での好リリーフとCLE戦での先発勝利で2勝に貢献。4巡指名の元は十分取ったといえる活躍でした。アグレッシブすぎてINTが多いですが、そこが彼の良さかなあと。足は遅そうに見えますが、意外と走れるのも彼の魅力。

レックス・グロスマン
出場機会なし
グロスマンが出場するというのはRG3、カズンズがともに倒れた時なので、グロスマンのスタッツがないというのが一番のスタッツw

13展望
 すべてがRG3の回復次第。開幕に間に合うと主張する専門家もいますが、正直、あんま期待していません。PUPスタートでシーズン後半に間に合えば御の字。それまでカズンズ君が4勝4敗くらいで持ちこたえてくれれば、なんて思ったり。ただ、そんなことよりRG3がキャリアエンドでないことだけを願うのみ。

 RG3が健康だったら、本当は3番手はグロスマンではなく若手QBをPSの形で置くのが一番の理想。ところが、「スターターカズンズ君」を想定し、経験豊富なバックアップが不可欠な状況に。結局、グロスマン残留が濃厚な雰囲気。やっとグロスマンとサヨナラできると思ったのに。。

 RG3の復帰が遅れた場合に備え、カズンズ、グロスマンに続くQBを一応用意しておく必要があるかも。ただ、2010年にマクナブ獲得で2巡と4巡指名権を放出し、そして去年がRG3指名に1巡3つと2巡、カズンズ指名に4巡を投資。ここまでQBにドラフト指名権を投資するチームは他にないです。さすがにドラフトでのQB指名はないでしょう。ドラフト外か市場に残っている若手を連れてきてPSに据えるくらいがせいぜいじゃないかと。

FA選手

 プレーオフで最初から最後までじっくり見ることができた試合は一つもないんですが、気になったことが一つ。SFのカパーニックといい、SEAのラッセル・ウィルソンといい、かなり走っているのにRG3のようにハードヒットを受けないのはなぜでしょう。やっぱRG3が無理しすぎなんでしょうね。あと、シーズン序盤に走らせすぎた結果、相手チームに「RG3を止めるにはハードヒットしかない」と思わせてしまったことも一因じゃないかと。

 さて、今オフFAになるスキンズ選手を整理したいと思います。

<UFA>
QB  レックス・グロスマン(32)
TE  フレッド・デービス(27)
TE  クリス・クーリー(30)
LG  コーリー・リクテンスタイガー(27)
RT  タイラー・ポルンバス(27)
DE  ケドリック・ゴルストン(29)
ILB ロレンゾ・アレキサンダー(29)
CB  セドリック・グリフィン(30)
FS  マディウ・ウィリアムス(31)
FS  タナード・ジャクソン(27)
P   サブ・ロッカ(39)

 11人と数は多いですけど、マストキープなのはTEデービスとILBアレキサンダーくらい。アキレス腱断裂明けのデービスに2年連続でタグを貼ることはまずないでしょう。サラリーも5.45ミリオンから6.54ミリオンに上がるそうだし。故障明けのデービスを他チームが積極的に獲りに行くことはないと思うので、相応の額を提示すれば残留するでしょう。

 スペシャルチーマーとしてプロボウルに選出されたアレキサンダーも、相応の額で残ってくれるでしょう。本人も残留を希望しているそうですし。フレッチャーが引退をほのめかしているだけに、守備陣の精神的支柱としてもアレキサンダーの引き留めは必須。

 それ以外で気になるところは、リクテンスタイガーとポルンバスのOLコンビ。LGには3巡指名のレリベウスもいるので、再契約すべきかどうか迷うところ。現時点の実力ではリクテンスタイガーが上でしょうが、サラリーが高くつくようだったらレリベウスをスターターに昇格させる可能性もあるでしょう。リクテンスタイガーはフォルススタート多すぎw

 RTはポルンバスの去就とは関係なく要補強ポジション。FAかドラフトでRTを補強しつつ、ポルンバスがバックアップで残ってくれるのがベストのシナリオ。

 あとは、グロスマンをどうするか。RG3がこんな状態なんで、実績のあるベテランQBはチームに残しておかざるを得ないです。全然嬉しくないけど。グロスマンを欲しいチームは他にないと思うので、第3QB待遇でもオファーさえ出せばまず大丈夫かと。

 ロッカは39歳ですか。個人的にはもっといいパンターにグレードアップさせたい気がしますが、そこまで手が回るかどうか。

 グリフィン、ウィリアムス、ジャクソンのセカンダリートリオは、このままサヨナラですかね。

 あとはクーリー。さすがにもう再契約はないでしょうね。寂しいけど。あんな使われ方なら、クーリーをもっと評価してくれるチームに移ったほうが彼のために良いんじゃないかとさえ思っちゃいます。

<RFA・ERFA>
FB  ダレル・ヤング(25)
WR  ブランドン・バンクス(25)
TE  ローガン・ポールセン(25)
OLB ロブ・ジャクソン(27)
LS  ニック・サンドバーグ(25)
NT  クリス・ベイカー(25)(ERFA)

 ヤング、ポールセン、ジャクソンはまずキープでしょう(ジャクソンはUFAではなくRFAでした)。みんな2巡相当のテンダーオファーを出しておけば十分かと。ただ、ヤングだけは来年FAになる前に、3~4年の長期契約を結んでおきたいところ。FBならそんな高値にならないだろうし。サンドバーグもテンダーオファーではなく、3年くらいの延長になるかと。

 バンクス少年は・・・。インアクティブが続いたシーズン終盤を考えると、もう戦力外ですかね。

手術終了

 皆さん、RG3のことが気懸かりでもうご存じかと思いますが、9日水曜日に手術が終わりました。昨日までの情報ではLCLの手術だけ行い、ACLはそこで症状を診る、という話でしたが、結局、両方行われたそうです。執刀したアンドリュース博士の声明によると、He had a direct repair of his LCL and a re-do of his previous ACL reconstruction とのことです。医学用語がよくわからないのでいまいちピンときませんね。

 この記事によると、LCLが断裂でACLは断裂してなかったけど再建手術が必要だった、とのことのようです。再建手術とはなんぞや?

 NFLジャパンの記事は「グリフィンがひざ手術、来季開幕には間に合う見込み」とえらく楽観的な見出しを付けてますが、そんなに甘くないと思います。今日のワシントン・ポストによると、一般的にACL断裂からの回復は6~8カ月、LCLはもっと大変で8~12カ月かかるとのこと。別のメディアは、ACLの再建手術が2度目だと余計に時間がかかる、と報じていました。

 最短コースで行けば、ギリギリ9月に間に合う計算になりますが、どうですかね~。個人的には、最善のシナリオで、PUPでシーズンをスタートし、終盤に復帰がせいぜいかなあと見ています。無理させないという判断で、シーズンアウトも十分あり得るでしょう。

 自分が心配しても復帰時期が早まるわけじゃないので、来季、RG3がアウトだったとしてももう仕方ないと腹をくくろうと思います。カズンズ頑張れ!

 手術にはダニエル君もフロリダまで同行したそうですが、あんたはそれよりフィールドをなんとかせい。

RG3、重症の可能性

 RG3はACL、LCLの一部断裂だそうです。手術が必要かどうか現段階では分かりませんが、重症の可能性が高くなってきました。

 このニュース、晩ご飯の直前に知ったんですが、ショックが大きすぎてご飯があまりのどを通りませんでした。ワタシは別のことを考えると、他人の話が聞こえなくなるタイプでして、うちの奥さんから「ちょっと、話聞いてんの!」と怒られてちゃいました。地区優勝の喜びは完全にぶっ飛び、今はどよ~んとした重苦しい気分です。

 シャナハンの判断は結果的に誤りだったと思います。ですが、RG3から「この試合に勝つチャンスを与えてほしい。怪我はしていないと保証するから」と直訴されて却下できるコーチはいるでしょうか。

 今はRG3の復活を信じ、祈ることしかできませんが、重いです。重い。

 来季は、スクランブル以外は極力走らせない、異変があったら心を鬼にして交代する、この2点は徹底してほしいです。RG3を走らせなくても、オフェンスは十分進むんで。

 今季はシーズンエンド直前からの巻き返しだったので、RG3を酷使するスクランブル体制になってしまいましたが、来季はシーズン16試合と捉えるのではなく、プレーオフのプラス3~4試合を想定し、20試合体制でコンディションを整える必要があるのではないかと感じました。昨日のSEA戦は既にRG3のコンディションが限界だったという気がしたので。

 あと、フェデックスフィールドのひどい芝は替えないとダメですね。ダニエル君、あんた大金持ちなんだから、フランチャイズの至宝を守るために、何とかしてくれよ。

終戦

レッドスキンズ 14―24 シーホークス

 「惜しい」という試合ではなかったような。「力負け」というのが率直なところ。ただ、RG3が1Qにヒザを痛めていなかったら、オフェンスはもっと進んで、もっと競った試合になったろうなとは思います。1Qを除いてスキンズらしいオフェンスができず、消化不良でクヤシイです。

オフェンス
 立ち上がり連続TDで最高の滑り出しを見せたんですが、2つめのTDドライブでRG3がヒザを痛めてから歯車が狂いました。それからというもの、フットワークだけでなく、パスの精度が極端に悪くなりました。2QのINTは、ガーソンが抜け切れていないのに投げてしまった判断ミスですが、アンダースローになってしまったのは、痛めた右足の踏ん張りがきかなかったからではないかと思いました。あの場面、フリーになっていた手前のモーガンに投げて確実にダウン更新すべきでした。

 フットワークが低下しているのに、投げ捨てるべき場面でも無理にエクステンドしようとし、サックを浴びてロスヤードというシーンもありました。戦局を何とか打開したいという気持ちは分かりますが、全体的にボールの持ちすぎで、ちょっと独り相撲になっていたような。早めの判断は来季への課題でしょうね。

 ただ、これはRG3の責任というより、もっと早くカズンズにスイッチしなかったシャナハンに責任があるでしょう。3QにRG3のランプレーで足を引きずりながら走っているのにはショックでした。どう見てもプレーできる状態じゃなかったです。結局、試合終盤にもっとひどいケガを負ってしまいましたし。

 RBモリスは16キャリー、80ヤードといい調子だったんで、もっとラン主体でじりじり攻める展開に持ち込みたかったんですが、要所要所でパスが決まらないとそういう展開にはならないですね。

ディフェンス
 今の守備陣のキャパでできることを最大限やってくれました。ミドルレンジ以降の長いパスはほとんど通さず、セカンダリーはしつこくカバーしていました。また、ウィルソン相手に5サックは立派。足が早いわけではないSダウティーがウィルソンを後ろから必死に追いかけ、サックを決めたシーンは正直感動しました。エンドゾーン間際からターンオーバーも奪いましたし。

 誤算はリンチのランが予想以上にタフだったこと。パスディフェンスは踏ん張っていただけに痛かった。そして、ウィルソンが効果的に繰り出すランがかなりのダメージになりました。派手さはないけど、ウワサ通りミスのない堅実なクオーターバッキングには脱帽です。


 いや~、とうとう終わっちゃいましたね~。地区優勝でかなり満足していたとはいえ、やっぱり負けるとクヤシイし、寂しい。来シーズンの開幕は9月か~、長いなあ。ドラフト1巡指名権がないのでモックドラフトも楽しめないし、このオフ、どう過ごしたらいいのやら。

 RG3のヒザの状態は分かりませんが、試合終了後の歩き方を見る限り、重症ではないという印象を受けました。オフにじっくり治してほしいです。

 負けん気の強いRG3ですから、同じルーキーのウィルソンに負けたことに強烈な悔しさを感じていることでしょう。この屈辱をバネに、また一段と成長してほしいです。

 RG3、モリスを筆頭に多くの若手選手が成長しており、スキンズの未来は明るいです。希望を感じてオフを迎えられるのも久しぶり。ホントに素晴らしい、楽しい、興奮に満ちたシーズンでした。選手たちにありがとうと言いたいです。

プレーオフ! vsSEAプレビュー

 ホームですが、3点のアンダードッグだそうで。SEAの力を考えると、まあ順当なところかと。オフェンスは五分としても、ディフェンスでは相手が圧倒的に上ですからね。個人的には、プレーオフで一番当たりたくなかった相手です。ホームでの対戦がせめてもの救い。あのやかましいSEAでの試合はしんどいですからね。

 ワタシがスキンズファンになった2005シーズン、ショーン・テイラーが亡くなった2007シーズンと、プレーオフでは立て続けでSEAに負けてます。さすがに3連敗はしたくないですね。

 SEAに対しては好きとか嫌いとか特にないですし、むしろラッセル・ウィルソンは好きな選手。あのサイズであそこまでやるというのは相当の努力家なんだろうなと感心するばかり。ただ、ピート・キャロルが高笑いする顔だけは生理的にどうも。。。なので、キャロルを高笑いさせない試合展開にしていただきたく。

1、スキンズオフェンス×SEAディフェンス
 SEAのことはあまりよく知らないのですが、セカンダリーが強力というイメージがあります。パスオフェンスは苦労することが予想されるので、RBモリスのランがカギを握る展開になるかと。

 それにしても、CBシャーマン、ブラウナーの身長が6-3、6-4って。。。うちのWR陣で一番背が高いハンカーソンでさえ、6-2なんですけど。ウチのオフェンスは高さで勝負するわけではないけど、さすがにこのLB並みのサイズは圧迫感ありそう。サイズ的に対峙できるクーリーを使う展開になりませんかねえ。

 DAL戦では今一歩だったRG3はプレッシャーから解放され、調子を取り戻してくれそうな予感。オーソドックスに攻めては苦労しそうなので、スクリーンとやリバースなどトリッキーな要素を織り交ぜることになるんじゃないかと見ています。

2、SEAオフェンス×スキンズディフェンス
 冒頭で「プレーオフで一番当たりたくなかった相手」と書いた一番の理由は、ウィルソンが走れること。シャナハンが3-4をインストールしてから、モバイル系QBに勝った記憶がありません。今シーズンもCARのニュートンにやられましたし。3-4の導入以降、スキンズのフロントセブンはスピードよりサイズを重視する傾向があり、それが走れるQBをコンテインできない一因じゃないかと思ってます。

 SFとSEAの試合をちらっと見たんですが、ウィルソンのパスラッシュをエスケープする能力の高さに驚きました。パスのコントロールはいいし、プレッシャーがかかっても落ち着いているし。正直なところ、抑えるすべはあるのだろうかとさえ思いました。5-11のサイズであそこまでハイクオリティーなプレーができるなんて信じられないです。ウィスコンシン大時代からすげえ奴だなとは思ってましたが。。。

 もう1人の要注意人物がRBリンチ。まずはリンチを抑えないことにはお話しにならないです。ただ、ウチのフロントセブンはランストッパータイプが多いので、パワーランナーのリンチが相手でも力負けすることはないと思っています。

 となると、やっぱりカギはウィルソンをコンテインできるかどうかでしょうねえ。

3、スペシャルチーム
 レオン・ワシントンのキックオフ、パントリターンは要注意。何度も書いてますが、Kフォーバスのキックオフは飛距離が短いので、カバレッジチームは集中力を切らさないように。ビッグリターンを許して、キャロルが高笑いするシーンだけはマジで勘弁。

 どうでもいい話を最後に。今日のウォール・ストリート・ジャーナルに出ていた内容なんですが、FOXが放送するSEA戦はジョー・バックというアナウンサーが実況を務めるそうです。2009年以降、この人が実況を担当した試合、スキンズは5勝2敗なんだとか。アップセットを演出した2010年のGB戦、去年のNYG戦もこの人が実況だったそうです。てなわけで、SEA戦もスキンズのアップセットということで、ひとつよろしく。

シャナハン契約延長?&DAL戦レビュー

 新年明けましておめでとうございます。今年もご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

 お陰様で実にすがすがしい気分で新年を迎えられました。元旦にスキンズファンの友人と会った際、お互いの第一声が「Happy Redskins!」でしたw

 ただ、2カ月くらいMUST WINのハラハラ試合を見続けてきたせいか、個人的には燃え尽き症候群みたいな感じで、プレーオフへの気持ちの切替ができていません。さすがに選手たちはそんなことないと思うんですが。むしろ、MUST WINのプレッシャーから解放され、もっと動きが良くなるんじゃないかと期待してます。

シャナハン契約延長?

 7チームがHC解任ですかあ~。今年は多いですねえ。スキンズは例年、シーズンオフの主役なんですが、今年はシャナハンとの契約延長話が浮上しています。HCの契約延長なんて言葉、スキンズファンになって初めて聞きましたw

 地区優勝したとはいえ、2年連続2ケタ敗北を喫したコーチにもうそんな恩賞を与えてもいいものかと、少々複雑な気もしますが、シャナハンオフェンスとRG3の相性の良さを考えると、シャナハンに委ねるのがベストの選択肢だろうとは思います。そして何より長期政権でフランチャイズを安定させるのが重要かと。

 少なくともシャナハン体制になって良かったと思うのは、シャナハンが事実上GM権限を握り、ダニエル君の現場介入をなくしたこと。「ハ」を100ミリオンで取ったり、キャリア末期のジェイソン・テイラー獲得に2巡+6巡を差し出したり、1巡2つと交換でオチョシンコ獲得を画策したりと、とにかく無茶苦茶でしたから。これはビニー・セラートとかいう無能な側近のせいかもしれませんが。

 シャナハンもマクナブ獲得という致命的ミスを犯しましたが、ドラフト重視の補強と高齢化していたチームの若返りを進めたことは大いに評価できます。

 一方、OCカイルとDCハズレットに対しては他チームがHC候補として興味を持っているそうです。

 カイルはこれだけ破壊力のあるオフェンスを構築しましたから、HC候補に挙がるのは当然かと。コーディネーターとしては天才だとワタシは思ってます。問題は33歳の若さでHCとして必要な経験や決断力、統率力、度胸が備わっているかどうか。個人的には、親父さんの下でもう少し修行を積んだほうがいいんじゃないかと。今年は「売り時」でしょうが、まだ若いのでチャンスはいくらでもあるだろうし。そして何よりRG3のためにももう1、2年は残ってほしいです。

 一方、ハズレットまで候補になっているというのは意外。確かに7連勝中はGJだったけど、最初の9試合はホントひどかった。以前は毎年トップテンに入っていたうちのディフェンスを崩壊させたという思いが強いです。これは、3-4を導入したシャナハンの責任のほうが大きいんだろうけど。そもそもハズレットは賞味期限的にどうなんでしょうね。ワタシ的には過去の人というイメージがありますが、まだチャンスはあるんでしょうか。

DAL戦レビュー

 随分遅くなってしまいましたが、DAL戦で気になったことをいくつか。

O#
 DAL戦はパスオフェンスがわずか100ヤード。RG3のコントロールが悪かったのもありますが、レシーバーがフリーになっているシーンがほとんどありませんでした。てつさんが「相手は前回の反省からSを深めに配置してディープパスを警戒していた」とコメントされていたように、ワタシもダラスセカンダリーはランサポートよりもパスカバレッジに専念していたのではないかと思いました。普段はスパスパ決まるプレーアクションからのパスが決まらないのはおかしいなあと。前回のサンクスギビングゲームでプレーアクションからのミドル、ディープパスにやられまくった反省から、ダラスはパスディフェンスへの比重を高めていた印象です。

 その結果、モリスが1列目を突破すると、コンスタントに10ヤード以上のランが出ました。ダラスはフロントセブンでモリスを抑える作戦だったと思いますが、モリスとウチのOL陣のほうが上手だったわけで、これはかなりウレシイ。相手の守備体型を見極めてプレーコールを出したカイルもGJでした。今季のウチのオフェンスはパスとランのバランスが抜群で、我ながら惚れ惚れしますw

 試合途中、LGリクテンスタイガーが負傷し、ルーキーのレリベウスが代役を務めました。3巡のくせに今季アクティブになることさえ少なく、よっぽど使えねえんだなあと思ってましたが、相手DLを押し込むシーンもあり、予想以上に良かった。シャナハンも褒めてたし。リクテンスタイガーは今オフ、UFAになりますが、再契約せず、レリベウスを使うことを選ぶ可能性も。

D#
 とにかく試合を通じてブリッツがいいタイミングで入りました。最後のINTもILBライリーのブリッツから逃げるために無茶投げしたものでしたし。

 OLBジャクソンのINTは今季4つ目。パスラッシュはオラクポにかなわないけど、パスカバーではオラクポよりだいぶ上のような気がします。ジャクソンは今オフ、UFAになるとどこかで読みましたが、なんとか引き留めたいですねえ。でも、オラクポの控えじゃ残留は厳しいかも。

 Dホールが今季最高のパフォーマンス。デズ・ブライアント相手に集中力を切らさず、いいカバレッジをしてました。なんだ、やればできるんだ。

 3番手CBだったクロフォードは終盤やられてましたが、ルーキーなんでしょうがないですね。でも、PHI戦のファンブルリカバリーに続きINTを記録。反射神経、ボールへの嗅覚はすごい。試合経験を積めば、いいCBになれそうな気がします。