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W9@PIT 完敗。。。

スキンズ 12―27 スティーラーズ

 オフェンスの不発は、自滅なのか、PITに抑えられたのか。両方でしょうねえ。10回あったドロップのうち5回が成功だったとしても、勝てたかどうか。まあ、完敗ということです。前から嫌いだったPITが一段と嫌いになりました。

<今日のRG3>
パス 16/34、177YDS、1TD、0INT
ラン 6ATT、8YDS
被サック1回、ファンブル1回

 ドロップ連発で不完全燃焼で終わりました。あれだけポロポロやってたらリズムがつかめるわけないです。雨天という条件を差し引いても、あのポロポロぶりは理解不能。今年からドームの練習施設ができ、いつでも快適な環境で練習できるようになったことで、悪天候への適応力が鈍っているのか。ぬるま湯につかってんじゃねーよ、と言いたい。

 モリスのランもロスヤードが結構あったし、RG3のスクランブルもコンテインされた感じだったし、PITディフェンスはやっぱ憎たらしいほどタフでした。

 前半、WRモーガンにパスを投げさせて、RG3にキャッチさせるトリックプレーには仰天(結果は失敗)。成功したらすごいだろうけど、RG3のケガのリスクがあるプレーは見たくないですね。無謀です。

 オフェンス以上にひどかったのが、ディフェンス。ザル状態のパスディフェンスに加え、ランでもやられたのでまったく止まりませんでした。正直、1Qのディフェンスを見て、「こりゃ、勝てねーな」って思いました。ダラダラとロングドライブを続けられた末に失点されるの連続で、うちの攻撃時間がやたらと短くなりました。

 フレッチャー大先生は全くダメですね。判断も悪いし、持ち前の思い切りもない。平均以下のLBになり下がってます。チームを鼓舞すべき大先生がこの状態ではどうにもならんですね。

 審判に暴言を吐いて退場のDホール。みっともないとしか言いようがないですね、コイツは。リーグには4試合くらい出場停止処分を科してくれてもいいです。個人的には、ホールのスキンズでのキャリアは終わったという感覚です。オフにリリースで全然OKです。

 どうでもいいんですけど、NYG×DALの最後のプレー。指が出ていて逆転TDが無効だなんて。DALらしいというか、ロモらしいというか。地区内優勝の望みを残すには、DALに勝ってもらいたかったんですが、DALが負けてウレシイと思う自分がいます。

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W8@PITプレビュー

1、RG3×PITディフェンス
 最大の見どころはまさにココ。RG3率いるスキンズオフェンスがにっくきPITディフェンスを切り裂くのを見てみたいw 変幻自在のパスラッシュに苦しめられるでしょうから、RG3はいつもより早い判断が求められるかと。

 スキンズディフェンスは一応、PIT流3-4を目指しているのですが、現実は天と地の状況。PITの3-4と何が違うのか、じっくり観察したいと思います。

2、WRサンタナ・モス
 欠場が続くWRガーソンはつま先の靱帯断裂だったことが最近判明。重症だったことが今まで分からなかったなんて。。。そして、TEデービスはアキレス腱断裂でIR入り。と、まさに飛車角抜き状態の攻撃陣。そんな中で、最近、存在感を見せているのがベテランのモス。出場時間は多くないのに、ビッグプレーを連発しています。元気なモスは心強い限り。PIT戦でもキープレーヤーになりそうな予感。

3、フレッチャー大先生
 ハムの負傷と平衡感覚の問題でクエスチョナブル。欠場となれば、連続試合出場記録は231試合でストップすることに。ただ、平衡感覚の問題は脳震盪と関係ないらしく、また、症状は随分改善しているそうなので、出てくるでしょう。

 仮に大先生が欠場となれば、代役のILBにアレキサンダーを起用することになるでしょうが、そうなると今度はOLBが手薄になり、しょぼいパスラッシュが一段としょぼくなってしまいます。大先生は最近精彩を欠いているとはいえ、チームのバランスを考えるとやはり欠かせないです。

4、スキンズセカンダリー×WRウォレス&ブラウン
 NYGのニックス&クルーズに続き、今週もデンジャラスなWRコンビと対戦。まあ、止まらないでしょう。

 個人的には、ホールをセーフティーに回したらどうかと思うんですが、ダメですかね。W10のバイウィークで何か手を打つ必要があると思うんですが。

コスメ・コム

RBキーランドが復帰

 TEクリス・クーリーに続き、RBキーランド・ウィリアムスがチームに復帰しました。DETからリリースされたところを拾いました。で、押し出される形でRBライアン・グラントがリリースされました。

 グラントはスキンズでのキャリアはわずが1キャリー、5ヤードで終了。もっとグラントにキャリーさせても良かったと思うんですが、モリスが元気良すぎました。モリスがあれだけバリバリ走ると、さすがに出番がありませんでした。個人的には好きなタイプの選手だったので、ちょいと残念。

 キーランドは昨年の開幕前にカットされ、RBが手薄だったDETに加入していました。ドラフト外ルーキー時の2010年は、サードダウンバックとしてかなりイイ味を出していました。なので、キーランドの復帰は大歓迎。エバン・ロイスターはサードダウンバックにはあまり向いていない感じでしたし。スペシャルチーマーとしても使い勝手が良いという点で、グラントより上と判断されたんでしょう。

デル株式会社

W7@NYG 惜しかった~

スキンズ 23―27 ジャイアンツ

 なんという結末。惜しい、惜しすぎる。残り2分弱でRG3からサンタナ・モスに逆転TDパスをヒットさせた時は勝ったと思ったんですが。。。土壇場に異様に強いイーライはさすがでした。でも、シビレル試合でした。心底クヤシイけど、NFLはやっぱオモロイw

オフェンス

 後半のターンオーバー4つが致命的でした。最後のは仕方ないとしても、最初の3つはどれもそのまま攻撃を続行できていれば、最低でもFGには結びついていたでしょう。結局、NYGの強力Dラインに要所、要所でビッグプレーを決められてしまいました。

 ただ、4つのターンオーバーを許したとはいえ、オフェンスは本当に素晴らしかったです。完全に相手守備陣を翻弄していました。

 RG3は本当にスゴイ。モスへの逆転TDにつなげる数スナップ前の4th&10からパスを通したシーンは驚愕ものでした。あれがグロスマンだったら、5秒前くらいに間違いなくサックされていたでしょうw またネ申を見ましたw

 で、今日のRG3は以下の通りです。
パス 20/28、258YDS、2TD、1INT、RTG108.9
ラン 9ATT、89YDS
被サック3回、ファンブル2回(うちロスト1回)

 課題だったサードダウンでも落ち着いてパスを通しており、また一段と成長したなあといたく感心。毎試合、毎試合、進化している気がしますね。

 ビックリルーキー、RBアルフレッド・モリスは22キャリー、120ヤードと今日もバリバリ。ただ、とうとうファンブルを犯してしまいました。それでも、7試合目で初のファンブルロストならものすごい安定感。

 一方で、オフェンス陣に最悪のニュースが。TEフレッド・デービスがアキレス腱を断裂したらしく、シーズンアウトの模様。RG3以外ではオフェンスのベストの選手が戦線離脱することになりました。ディフェンスベストのオラクポもアウトですし、今季は主力選手の中でも要の選手の離脱が続いています。

 もしかして、クリス・クーリーがカムバック???

 ※追記 クーリーの復帰が決まったそうです!!! すぐに動きましたね~。デービスの離脱で打撃を受けたチームを盛り上げるには最適の選手です!

ディフェンス

 とにかく最後のプレーが。。。ビッグプレーを気をつけないといけない場面で、FSマディウ・ウィリアムスが前のめり過ぎていたように見えました。ウィリアムスがもう少し後ろにいたら、せいぜい20ヤードゲインで終わったのに。痛恨のプレーでした。

 イーライのパスには予想通り翻弄されましたが、INTを2つ奪ったことは大いに評価したいです。ただ、パスラッシュはわずか1サックと深刻なほど届かないですねえ。。。

 フレッチャー大先生がハムを痛めて途中からベンチに下がりました。今年はミスタックルも多いし、持ち味のハイモーターも感じられません。急激に衰えてきた感じがします。


 話は変わって、試合前にFOXが流したRG3特集の映像がすごかった。オバマとロムニーが登場してRG3を絶賛するんだもん。



コスメ・コム

W7 @NYGプレビュー

1、昨シーズンの経験
 去年はたった5勝しかしていないスキンズですが、そのうち2勝はSBチャンプのNYGから挙げたもの。毎年コテンパンにやられていた苦手意識はかなり払拭されたように思います。去年と今年ではお互いチームがまったく違いますが、去年得た自信と経験はかなり生かされるんじゃないかと。

2、RG3とスキンズオフェンス
 MIN戦に続き、相手に的を絞らせないオフェンスを展開したいところ。ただ、MIN戦では脳震盪明けのRG3はラン封印と思わせておいてバンバン走らせることで、相手の意表を突くことができましたが、NYGはしっかり対策を練ってくるでしょう。それでも、好調なオフェンスを考えると、OラインがNYGの強力Dラインに圧倒されなければ、それなりに進むんじゃないかと。

3、LTトレント×JPP
 MIN戦ではジャレッド・アレンをきちんと処理し、エリートLTの仲間入りをしつつあるトレント。唯一許したサックはTEデービスがアレンと対峙した時のものでした。そのトレント、2週続けて怪物パスラッシャーとの対戦。昨シーズン、JPPにかすりもせずにサックを許したこともあったので、挽回を期待。

4、パスラッシュ
 去年、NYGをスイープした最大の要因は、守備陣がイーライにプレッシャーを掛け続けたこと。今年はオラクポの離脱もあり、パスラッシュが低迷しているのが、大きな不安材料。プレッシャーがかからないと、厳しいでしょうねえ。

5、スキンズセカンダリー×ニックス&クルーズ
 すさまじいミスマッチ。やばいです。できれば、クルーズのサルサは見たくないですなあ。

6、キックオフカバレッジ
 NYGのドラ1、デービッド・ウィルソンのKRは脅威。バージニアテク出身なので、個人的には応援しているんですが。新キッカー、カイ・フォーバスはビリー・カンディフに比べて、キックオフの飛距離が短く、タッチバックにならずにリターンされるシーンが多そう。キックオフカバレッジが重要に。

The Momentほか

 もう3日も経つのに、まだ衝撃の76ヤードTDランの余韻に浸っておりますw 前回のエントリで「ネ申を見た!!!」と書きましたが、チームメートも同じ印象を抱いたようで、TEフレッド・デービスなんかは"He is the black Jesus!"などととんでもない賛辞を送ってます。また、地元紙に出ていた"The moment became The Moment."という表現もカッコイイなあと。

 さて、ワシントン・タイムズにThe Momentの図が出ていました。

00.jpg

 最初からRG3のランをコールしたのかと思ったら、最初のオプションはパスだったようです。MINのLB2人が右側のAギャップからダブルブリッツを仕掛けてきたのを察知し、それによって生まれた左側のAギャップのスペースに走ることをすぐに決断したそうです。素晴らしい判断でした。

 話は飛んで、守備陣ですが、悲惨な状態を立て直そうとMIN戦では新たなパッケージをいろいろ試したようです。確かに、MIN戦では「こんな選手いたっけ?」と思うことがしばしば。

 オラクポ離脱後、ROLBはロブ・ジャクソンとクリス・ウィルソンをローテーションさせていましたが、ほとんど機能していなかったため、MIN戦ではウィルソンの代わりにロレンゾ・アレキサンダーを起用(27スナップ)。これが大当たりし、1.5サック&ファンブリリカバリーの大活躍。また、コルツのPSから獲得したばかりのマリオ・アディソン(11スナップ)と4巡ルーキーでMLBで起用していたキーナン・ロビンソン(5スナップ)も、ROLBのローテーションに組み入れたそうです。

 セカンダリーでは、ニッケルCBに途中加入のデービッド・ジョーンズ(40スナップ)を起用。SSもリード・ダウティー(44スナップ)とこれまた途中加入のジョーダン・ピュー(36スナップ)にローテーションさせていました。

 アレキサンダーの活躍を除くと、正直、守備が良くなったという印象はないですが、普通にやってもどうせダメなので、試行錯誤で新加入選手を積極的に試してみることには賛成です。ほとんど苦し紛れですけど。

 ハムを痛めて数週間欠場していたCBセドリック・グリフィンが久しぶりに復帰できそうな雰囲気。パスディフェンスの向上にはあまりつながらないでしょうけど、とりあえずセカンダリーの枚数が増えるのは好材料。

 一方、PHIがDCを替えましたねー。同じ3勝3敗でもかなり満足しているウチと比べると求めるレベルが違うなあと。それにしても、DCをスケープゴートにした感じで、PHIらしくないというか。デスパレートになっている印象を受けますね。

W6 vsMIN ネ申を見た!!!

スキンズ 38―26 バイキングズ

 RG3は「持っている男」という次元を超え、もはやネ申ですw

 試合終盤、リードは5点。自陣24ヤードで3rd&6。ダウン更新しないと逆転負けの可能性が濃厚な展開。試合の分かれ目ともいえるこの場面、絶対RG3を走らせるとは思いましたが、まさかまさかの76ヤード爆走TD。この衝撃のプレー、RG3伝説の一コマとして語り継がれるでしょう。

オフェンス

 まずは今週のRG3から。
パス 17/22、182YDS、1TD、1INT、RTG97.2
ラン 13ATT、138YDS、2TD
被サック1回

 プレビューでRG3のラン封印と書きましたが、完全解禁でしたw 最初のドライブでRBモリスのランが2回連続でロスヤードになり、普通のオフェンスではMINディフェンスに歯が立たないと判断したのではないかと推察します。RG3をある程度走らせたほうが、モリスのランも生きるし、プレーアクションも生きる。RG3もあまり無理せず、極力ヒットを受けないようにしていました。学習能力の高さ、スバラシイです。

 パスのコントロールも抜群で、プレーアクションからのパスが気持ちよく決まりました。モリスのランは16キャリー、47ヤードに抑えられましたが、RG3のランの使い方が絶妙で、個人的には今季最高のオフェンスだった気がします。OCカイルのプレーコールが見事でした。

ディフェンス

 何と表現したらいいのか。基本的にはいつも通り良くなかったです。特にパスディフェンスのザルっぷりは相変わらず。押されまくった1Qを3連続FGで耐えたことと、決定的なターンオーバーを奪ったことで、辛うじて持ちこたえた、という感じです。

スペシャルチーム

 新キッカー、カイ・フォーバスがデビュー。FGトライは1回だけでしたが、50ヤードをきっちり決めてくれました。ただ、キックオフの飛距離がちょっと短い感じ。パーシー・ハービンに大きなリターンを許しました。これに比べ、MINのキッカーのすごいこと。キックオフを何度もスタンドに放り込んでました。FGも4/4と安定感抜群。いいなあ。

トレンドマイクロダイレクトストア

W6 vsMINプレビュー

 次の相手はMIN。MINファンには申し訳ないですが、4勝1敗というのはかなり意外。守備がいいみたいですね。2年目のポン太も安定しているようですし。プレーオフ戦線に踏みとどまるには負けられない試合。

1、RG3&スキンズオフェンス
 これを書いている時点ではまだ脳震盪のテストをパスしてませんが、RG3の出場は問題ないでしょう。スキンズオフェンスは開幕戦のNO戦をピークに緩やかに下降傾向をたどっているので、そろそろ反転させたいところ。ただ、脳震盪の影響で今まで以上にRG3を無理させられなくなったのは確かで、RG3のランはスクランブル以外、封印せざるを得ないでしょうね。相手にとってはかなり守りやすくなるでしょうし、しかもMINディフェンスは強いようですから、ストラグルしそうな雰囲気。

 ただ、ビックリルーキーRBモリスが元気なのが明るい材料。今季のオフェンスの生命線であるランでリズムをつかみたいところ。一方、足のケガに悩まされているWRガーソンはクエスチョナブルに逆戻り。

2、サードダウン
 今週、どの地元メディアも指摘していたのが、サードダウンコンバージョンの成功率の低さ。14/60、23.3%はリーグ最低だそうです。個人的にはあまり気にしてないんですが、RG3はサード&ロングのシーンでアンダーニースに投げるのが多すぎるという気はします。ダウン更新できない位置に投げるより、もう少し思い切りいってほいしいなあと。

3、LTトレント×DEジャレッド・アレン
 アレンを抑えられるかどうかは、トレントがプロボウルを狙えるレベルまで来たかどうか見極める上でも楽しみなマッチアップ。

4、スキンズディフェンス
 シーズン序盤にビッグプレーを献上しまくったので、過去2試合はセーフティーを後ろに下げて、CBのサポートに専念させている感じです。その結果、セカンダリーのブリッツが激減し、今までブリッツを入れてやっとこ相手QBにプレッシャーがかかるという状態だったのが、まったくプレッシャーがかからなくなってしまいました。それでも、今のほうがマシだとは思いますが。

 本当はDL陣がプレッシャーをかけてほしいところですが、うちのDL陣はパスラッシャーというよりランストッパーの色彩が濃いです。しかもOLBオラクポの離脱によって、ケリガンへのマークがきつくなって・・・。明るい材料が皆無ですわ。とりあえず、ランをしっかり止めて、サード&ロングのシチュエーションをつくり、パスミスやドロップとか他力本願でなんとかドライブを遮断する、くらいしか相手の攻撃を止められる光景がイメージできないです。

5、スキンズセカンダリー×パーシー・ハービン
 デンジャラスなハービンをどう抑えるかが守備陣の最大のポイントですが、今季は相手のエースレシーバーにことごとくやられているので、たぶん止まらないでしょうねー。

6、Kフォーバス
 カンディフ放出で加入したフォーバスがいよいよデビュー。僕がスキンズファンになってから安定したKがいたことは一度もないので、フォーバスが「当たり」であることを祈るばかりです。

7、ホームゲーム
 普通、ホームゲームはアドバンテージなんですが、うちの場合はまったく逆。去年のWeek2でARIに勝って以来、8連敗中。今季も0勝2敗。なんなんですかね、これ。そろそろホームで勝つのを見てみたい。。。

Kカンディフ解雇ほか

 大スランプに陥っていたKビリー・カンディフがカットされました。過去2試合で2/6、成功率33%。30ヤード台のイージーな距離を2本も外しており、内容が悪すぎました。AFC決勝でミスって以来、負のオーラを背負い続けてますねー。

 代わりに、カイ・フォーバスという選手とサイン。去年、ドラフト外でDALに入団し、IR入り。今年はTBにいましたが、開幕前にカットされていました。NFL公式戦でのプレー経験は一度もありません。ただ、UCLA時代、オールアメリカンに選ばれたそうです。

 フォーバスのほかに、ジョシュ・ブラウン、Olindo Mareの両ベテランもワークアウトしましたが、結局、一番若いフォーバスをチョイス。若手を好むシャナハンのことだから、そうなるだろうなーとは思ってました。FA市場に残っているKはそんなに大差はないと思うので、将来性を優先した判断は理解できます。ギャンブルが当たればいいけど。

 また、OLBマークス・ホワイトをリリースし、INDのPSにいたマリオ・アディソンという選手をロスターに加えています。

 あと、RG3は水曜日の練習に参加するようです。まだ、医師のテストをパスしておらず、試合に出られると確定したわけではありませんが、順調に回復しているようです。とりあえず一安心。ただ、次戦はRG3のランはスクランブル以外、完全封印でしょうね。相手はかなり守りやすくなりそう。

W5 vsATL 戦慄のRG3負傷退場!

スキンズ 17―24 ファルコンズ

 シュートアウトになるかと思ったら、意外にもロースコアで試合が展開。あと一歩で勝てそうな気がした半面、攻守ともに力の差を見せられた気も。

オフェンス

 まずは今週のRG3から。
 パス 10/15 91ヤード、0TD、0INT、RTG82.9
 ラン 1キャリー、7ヤード
 被サック2回

 3Qにヒットされた際、頭を打って退場。脳震盪だったため、試合に戻れませんでした。症状は軽いらしく、本人は来週の試合に出られるとツイートしてます。医師の検査をパスしないといけませんが、大丈夫じゃないかと。

 RG3はエンジンがかかる前に退場してしまったという印象。プレーを続けていたら、土壇場でまたミラクルを見せてくれそうな気がしただけに残念。

 今季、レッドゾーンでの勝負強さが光っていたオフェンス陣ですが、今日は2回ともFGトライに終わったのが痛かったです(1回はFGミス)。個人的には、レッドゾーンに入ったらRG3のランを解禁していいと思うんですが、ちょっと慎重になっていた気がしました。ATLにアップセットしようと思ったら、数少ないチャンスをきちんとものにしないとキビシイです。

 RG3退場で緊急登板した4巡ルーキーのQBカーク・カズンズがキャリア初出場。WRサンタナ・モスに77ヤードTDパスをヒットさせた時は、「ラッキーボーイが出現した~!」と思ったのですが、その後はサッパリ。2つのINTはともに、惜しいという以前に誰に投げたのかも分からないダメダメパス。特に、一つ目のINTは、2ミニッツドライブとはいってもタイムアウトは3つ残っており、焦るシーンではまったくなかったです。TDパス以外は判断が悪く、NFLレベルには見えませんでした。

 緊急リリーフさせるなら、経験豊富なグロスマンのほうがいいと思います。見たかないけど。ただ、カズンズに経験を積ませることも大切なことは理解できます。ヒットを受けまくるRG3が負傷退場することは今後もあるでしょうから。

 ビックリルーキーRBアルフレッド・モリスは18キャリー、115ヤードと今週も好調を維持。

ディフェンス

 無失点に抑えた1Qをあんまり見ておらず、試合を通じて守備陣がどうだったかは判断しにくいのですが、ATLオフェンスを24点に抑えたのなら、まあ合格点でしょう。

 ただ、全体的にマット・ライアンにほとんどプレッシャーがかかってませんでした。やっぱりオラクポの離脱はイタイ。DL陣が中央からポケットを破壊するシーンがもっとあってもいいと思うんだけど、それもない。あれだけプレッシャーが掛からなければ、そりゃあパス通されますわな。頼みの綱OLBライアン・ケリガンはかなりダブルチームを受けていた感じでした。

 それにしても、ゴンゾーに13キャッチ、123ヤードはやられすぎ。こうゆうのって試合中にアジャストできんもんですかねー。

スペシャルチーム

 今週もKカンディフがイージーな距離をミス。もうサヨナラですかねー。


 負けたとはいえ、RG3の脳震盪が軽そうなのは不幸中の幸い。変な倒れ方をするのを見た時は戦慄を覚えました。RG3がシーズンエンドになったら、チームのシーズンエンド確定。負けたとはいえ、RG3を失わないほうが重要。まだツキがあると思うことにします。

テディが勝った!

 いや~、ついにこの日が来ましたか。2006年から7年間続いた525連敗の末に、とうとうテディが勝ちました! テディファンのワタクシとしては感無量で胸がいっぱいであります。

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 何の話か分からないかと思いますが、ワシントン・ナショナルズの本拠地では、試合の途中に歴代大統領の着ぐるみが球場内を徒競走するイベントが行われます。出場するのは、ワシントン(ジョージ)、ジェファーソン(トム)、リンカーン(エイブ)、セオドア・ルーズベルト(テディ)の4大統領なんですが、テディだけが一度も勝ったことがなかったんです。

 ファンの間では Let Teddy Win! というウェブサイトができるなど、テディ勝利待望論が高まっていました。ただ、今年はチームが絶好調だったため、下手にテディに勝たせてチームが調子を崩したりしたら、「テディの呪い」などと言われる恐れがあり、勝たせるタイミングが難しかったのではないかと推察します。結局、チームが地区優勝を決めた後、ホーム最終戦でテディが初勝利を挙げるというこれ以上ない最高の形になりました。

 では、その劇的なレース映像をどうぞ。



 なぜか、フィリーズのマスコット、フィリー・ファナティックが乱入し、テディーの勝利をサポートするお助けキャラになってます。

 実はテディ、重要なアイテムをゲットしていたのです。アンダーアーマーの黄金シューズ!



 また、テディは初勝利のために過酷なトレーニングを積んでいたようです。



 この試合、来場者にテディのピンバッチが配られるということで、本当は仕事を休んででも見に行きたかったんですけどね~。歴史的瞬間を見逃しました。

 ワシントン・タイムズ紙にテディが勝利したシーンのどでかい写真(全面2ページ)が掲載されていたので、部屋に飾りました。8月にナショナルズの試合を見に行った際、うちの子供(1歳半)がテディに握手をしてもらったのを覚えているのか、写真を見ては「テディ、テディ」と言って、えらく喜んでますw

W4@TB 炎のスクランブル!

スキンズ 24―22 バッカニアーズ

 最後の2ミニッツドライブで逆転勝利だなんて、今までに記憶にないです(残り10秒以内での逆転勝利は1999年以来だとか)。あの緊張の場面で、自陣20ヤードからビシビシパスを決め、さらにFGエリアまで持ち込んだ怒濤のスクランブルは圧巻。ギブス御大がリタイアしてから、スキンズに欠如していた勝負運のようなものをRG3がチームに注ぎ込んでくれた、そんな感じを受けました。

 今日のワシントン・ポストに「シーズンを救い、シャナハン体制を救ったドライブ」というコラムが出ていました。今シーズン負け越しでもシャナハン体制の終焉につながるかどうかは微妙だと思いますが、「シーズンを救った」というのは激しく同意。2勝2敗と1勝3敗では全然違いますからねー。

オフェンス

 まずは今週のRG3から。

パス 26/35 323ヤード、0TD、0INT、RTG102.4
ラン 7キャリー、43ヤード、1TD
被サック2回、ファンブル1回(ロスト0回)

 ヒットを避けるため、RG3のランは基本的にレッドゾーンとスクランブルに限定していました。これくらいでちょうどいいと思います。

 後半は最後のFGによる3得点にとどまりましたが、ランは安定して出ていたし、全体的にはまずまずだったように思います。ただ、最悪だったのが、WRガーソンのアンネセサリー・ラフネスのペナルティー。あれでドライブが遮断された後、21-6から一気に逆転されましたからね。WRモーガンといい、新加入の大物FAはどうしてこうもキレやすいんだか。モメンタムがぶっ飛ぶああゆうファウル、ホントやめてほしい。

ディフェンス

 後半はヘロヘロでしたが、今季初の20点台に抑えたので、文句はないです。ただ、相変わらずセカンダリーが弱すぎ。前半、ジョシュ・フリーマンのコントロールの悪さに助けられましたが、後半はパスがほとんど止まりませんでした。先が思いやられますね。

 守備陣で良かったのは、OLBライアン・ケリガン。サック、パスブロック、ロスタックルと、試合を通じて安定してました。守備陣の柱になりつつあります。

スペシャルチーム

 Kカンディフが大乱調。最後の決勝FGまで3連続ミス。最後決めてなかったら、即刻解雇だったかも。スキンズはいつになってもKに悩まされますねー。


 あと、試合前のウォームアップ中に、SメリウェザーとWRアルドリック・ロビンソンが激突。衝撃のシーンをどうぞ。



 おそろし~。2人とも急遽インアクティブに。メリウェザーは数週間の間に3度目のヒザ負傷。いよいよ今季初出場かと思ったらこの有り様。厄払いを受けたほうがいいんじゃないの。。。