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W6結果 またも逆噴射

 後半の逆噴射でモメンタムが一気に変わり、攻守ともに完敗。

スキンズ 20-34 ジェッツ

 u-daiさんとyoCさんが転勤でDCを離れてから、スポーツバーでの観戦会はほぼ毎回、てつさんとワタシの2人だけだったんですが、昨日は久しぶりにまとまった人数が集まりました。てつさん夫妻と初参戦のOさん、さらにてつさんのお知り合いのスペシャルゲストがジョインしました! スペシャルゲストとはじゃ~ん!

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 スキンズ現役チアの森下昌子さん! ハイ、無茶苦茶カワイイです。あまりにおキレイなので、男3人、目が釘付けで、あんまり試合の様子が目に入りませんでしたw ホントに試合のことはあんまり覚えていないので、レビューはさらっと。

逆噴射
 前半、守備陣がターンオバーを3つ奪い、13-10で折り返したのですが、後半のウチの最初のドライブでカズンズがまたも逆噴射。この後、TDを奪われ、試合が一気にぶっ壊れました。

 リーヴィスがレシーバーのすぐそばにいんのに「お前、そこに投げるかよ!」という同情無用のINT。プレッシャーがかかって苦し紛れにパスを投げさせられるといういつものパターンでした。

 きついですねえ、カズンズ。次のTB戦でも逆噴射なら、バイ明けにコルトにスイッチ、なんてシナリオもありそう。

ランが出ない
 OLのスターターが2人欠場していたわりにはパスプロは比較的良かったと思うんですが、ランが出ない。スタッツを確認していないんですが、ラン獲得ヤードは30ヤードくらい? やばいです。

ランが止まらない
 2試合連続でランで200ヤード走られるってアリエナイ。オフェンスがgdgdでディフェンスには気の毒な展開だったけど、あんなに走られたらどうやっても勝てない。ちょっとちょっと奥さん、どうなってんのよー。

CBブリーランド
 いよいよワタシの待望する「ブリーランド・アイランド」の時代が近づいてきましたかねー。前半に2つのターンオーバー。特にINTは最初、何が起きたか分からないほどのミラクルプレー。とはいえ、後半、ブランドン・マーシャルにやられており、シャットダウンコーナーの称号を手に入れるのは、まだ先か。

ST
 エンドゾーンでパントブロックし、そのままTD!(ガベージタイムだけど) NYG戦でもキックオフリターンTDを決めており(ガベージタイムだけど)、最近、STが意外に頑張っている(ガベージタイムだけだけど)。こういう1発は次の試合につながるので、ちょっと嬉しかった。次は試合の流れを変える場面でお願いします。


 しんどい試合でしたが、観戦会のみなさん、どうもありがとうございました! もし「プ」のチャンスがあれば、また集まりたいですね!
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てつ

観戦会、試合は残念でしたが昌子さんのおかげで楽しくなりましたね!写真を見せたら妻や友人達に「鼻の下が伸びきってる」「にやけすぎ」などさんざん言われてしまいました。

さて試合ですが、前半は思ったより善戦したもののカズンズのINTで壊れましたね。ライブで観ててもひどいなあと思ったのですが、このポストの記事を読んでさらにまずいなあと思いました。詳しくは分かりませんが、ゾーンに変わった守備も読み切れてなかったということでしょうか。
https://www.washingtonpost.com/news/football-insider/wp/2015/10/18/a-closer-look-at-kirk-cousinss-two-interceptions-against-the-jets/

カズンズもグルーデンも強気に振る舞っていますが、ちょっと二人とも危ういでしょう。期待値が低かったシーズンとは言え、カズンズがこのままでグルーデンがそれをかばい続けたらチームの士気に影響しますね。ソフィアさんのおっしゃるとおり、もしTB戦で駄目だったらバイ明けでQB交替あり得ると思います。というか、すべきでしょう。

それにしても観戦会でも話した魔の第3Q。今シーズンの3Qのスコアは46-3らしいですよ。ハーフタイム後のアジャスト力がないのはやはりコーチ陣の責任だと思うのですが。。。。

まあそれはさておき、また集まる機会が持てるといいですね!
by てつ (2015-10-20 10:49) 

O

ソフィアさん、てつさん、お招きいただきありがとうございました。
初参加にもかかわらず、いきなり現役のチアの方からの生情報にふれることができ、日曜午後のひとときを満喫させていただきました。

それにしてもソフィアさんが、各チーム(そしてカレッジ)のチアのユニフォームにも詳しいことに驚きました。アメフト自体本当に素人ですが、これからはカレッジのチアのユニフォームも含め注意してみるようにします。

今週はコルツのファイクパントの失敗や、ペイトンマニングの不調がメディアを騒がしており、スキンズのQB論争はまだ盛り上がっていないようですね。

今MNFを見ていますが、イーグルスもジャイアンツもイマイチですし、スキンズにもまだまだチャンスはあると信じていきましょう。

by O (2015-10-20 12:19) 

u-dai

試合は前半だけちょこっと見ましたが、オフェンスが出なさそうな雰囲気プンプンで、あぁ、これは朝起きたら負けているだろうな、と思ったら案の定でした。前半、あれだけディフェンスが頑張って、3点差だったので。

週末にGAME PASSで見ようと思いますが、やはり、カズンズ、底が見えましたかね。。。

それはさておき、チアの方と一緒に観戦、羨ましいです!めちゃめちゃ綺麗ですね。僕がいたときも、そうしたチャンスがあったな〜、なんて思います(笑)
by u-dai (2015-10-21 00:57) 

ソフィア

てつさん>
カズンズはだんだんひどくなってきましたね。QB交代論が浮上してきましたが、実はワタシはどちらかというとカズンズ擁護派です。カズンズに満足しているわけではないですが、去年のようにQBをコロコロ変える展開だけは避けてほしい、というのが理由です。コルトに試させてみたい気もしますが、かといってコルトで将来が見えてくるわけでもないので、グルーデンはQBをコロコロ変えるより、最初のプランを貫く信念の強さを見せたほうがプラスではないかと。まあ、なんとなくですけどねー。

Oさん>
いきなりチアに遭遇なんてラッキーでしたね。ぜひまた集まりましょう!

u-daiさん>
前半見て、負けを予想されましたか。さすがですねー。もしよければ、ランがなぜ止まらないのか、解説をお願いできないでしょうか。

u-daiさんがDCにいた時、日本人チアの典子さんがいらっしゃって観戦会に参加したいという時に限って、運悪くみんなの都合が合わなくて観戦会がお流れになってしまったことがありました。でも、u-daiさん、またDCに来られる機会、ありますよね? u-daiさんの解説付き観戦が懐かしいです。
by ソフィア (2015-10-21 06:58) 

u-dai

ビデオを見ましたが、今回ランプレーが出なかったのには、様々な理由があります。少なくとも、ランニングバックのせいではないのは明らかで、モリスがすごく可哀想です。

ただ、それ以上にひどかったのが、カズンズ。実は前々から気になっていたことがあったので、今回はかなりリプレイして、レシーバーの空き状況を確認してみました。そこで浮かび上がってきた点がいくつかあります。

問題点1:カズンズはレシーバーはおそらく二人くらいしか見れていない。

3〜4名のレシーバーを配置する体型が多かった今回、相当数、レシーバーがフリーになっていました。にもかかわらず、その空いているレシーバーではなく、自分の投げやすいレシーバーに投げた結果、マークが厳しいので、レシーバーがボールを取れないというシーンが相当ありました。その裏で、2人ほどフリーだったりしていたときに「なんで、あのレシーバーに投げないのだ」とグルーデンも思ったものと思います。あれだけパスプロが持っているのに、インターセプトが怖くて二人くらいしか見れていないのでは話になりません。

問題点2:カズンズは右にパスを投げれない&投げたがらない

最初から設計されているスクリーンでない限り、右面にパスを今シーズンは全然放っていません。そのデータを相手も持っているのでしょう。左面のレシーバーにはマンツーマンのカバレッジに加えてセーフティがケアに行っているシーンが多くありました。それはすなわちどういうことかというと右面のレシーバーはフリーなシーンが多いということです。この傾向は、レビスにぎられたときも顕著でした。

問題点3:ターゲットが見つからないときは、真ん中にいるスロットかRBが選択肢。

困ったときにトンプソンかタイトエンドに放っているシーンが多すぎて、本来空くであろうRBにマンツーカバレッジをつけられるシーンが多かったのは、カズンズの悪癖を象徴する出来事でした。今までは、なんとかバレずに来ていましたが、ジェッツは完全に把握していました。結果、そこを封じられて、キャッチしても即タックルのシーンが増え、オフェンスが前に進まなくなりました。

問題点4:ロングレンジのパスが投げれない。精度が極端に悪い。
これは、本人も自覚していると思います。
実は、ランプレーが出ていないこともここに端を発している部分があり、グルーデンからもロングパスを投げるように言われていたのではないか、と今回のプレーコールの設計を見て、思っていました。
ジェッツは、ディープゾーンを思い切って手薄にし、特に右面カバレッジはCBが後ろまで責任を負う形をとっていたように思います。そこでロングレンジのパスがヒットすれば、タッチダウンすら取れたのではないかと思うほどの絵がいくつかありました。
そこでパスが通れば、相手も守備をストレッチせざるを得ず、今度はミドルレンジが通り始める、という循環になり、そして、ランプレーにかける、ということもなくなったはずなのです。
さて、今回も何回かロングパスのシーンがありましたが、そのいずれもが失敗でした。トンプソンが負傷した際のパス、インターセプトされたクラウダーへのパス、いずれも精度が悪すぎて通りませんでしたが、一流のQBであれば通していたと思います。というのも、両方ともWRが裏に抜けれていたからです。特にインターセプトになったパスは奥に投げれていれば、タッチダウンだったでしょう。クラウダーはセーフティすら抜いていたので。
ちなみに、インターセプトにあったこのロングパス、おそらくグルーデンから「だから、もっと奥まで投げろと言っただろ。これじゃオフェンスが出ないんだ。いいからロングパスを投げてくれ」くらいに言われたのではないかと思います。結果、精度が悪くてぎられたわけですが、当のカズンズ本人は「だから言わんこっちゃない」くらいに思っている気がしてなりません。

問題点5:ショートパスを放るタイミングを逸する機会が多くなった
これは今回顕著でした。おそらく、メンタルをやられ切ったからだと思いますが、ショートパスを受けるタイミングでWRが受けれないので、パスを取るタイミングでディフェンダーに寄せられているシーンが増えました。なぜかはわかりませんが、タイミングが遅くなっていて、放るべきタイミングを逸して、どこにも投げない、というシーンもありました。

以上が問題点ですが、もうここまでくると、カズンズはダメかなと思います。RGIIIがスタイルしたのも、グルーデンがカズンズを見限り始めた証左ではないでしょうか。
もはや普通のQBなら、相当なオフェンスを展開している気がしてなりません。それくらいにWR陣の動きが良いです。今回で見限って、実はコルト先発、とかあっても不思議ではない気がしています。

さて、ここまでカズンズについて分析をしましたが、ランプレーが何故出ないか、と言いますと、カズンズのミドル〜ロングレンジのパスが怖くないので、出されると困るランプレーから、ディフェンスが見てきている、これに尽きると思います。

今回、相手のDLが強力だったように思いますが、それでも押せるところは押せていました。しかし、それ以上にLBとセーフティのサポートが良すぎて、カットバックのレーンすらなかったです。

あと、OLのタイミングがずれていました。僕らはランタイという、この合わせですが、一本目メンツから変わったこともあってコンビネーションが悪くなっていて、そこで出てない絵がありました。あと、センターがやられることを見越して、設計を変えたというのもあると思います。

センターは、相変わらずやられていました。リクテンスタイガーであろうが、レリベウスであろうが、ちょっと厳しいですね。センターラインが使えないので、外に走らざるを得ず、最初からそっちに走るので、カットバックも切れず、と厳しい形を強いられていました。
前回も書きましたが、スイープ等のトス系にしてセンターのところで食われないようなラン設計を入れたらどうか、と思っていましたが、やはり入れてきていましたね。5〜6ヤードくらい出ていたかと思いますが、あれが一番、今は出るかもしれません。

ちなみに、ジェッツのセンターがめちゃくちゃ強くて、うちのNTが押されるシーンが多く、LBが大変そうでした。そこから見なくてはいけないので縦に上がると、カットバックを外に切られ、そこでロングゲイン、という絵が多かったです。来年の補強はセンターですかね、と思ったものです。

ちなみに、僕の一押しのシャーフはこの試合、いまひとつでした。もう少しランプレーでは相手を圧倒したいですし、今回はパスプロでも2回ほどやらかしていました。

一方で、ミスをしないのがモーゼス。彼は、今後相当期待できるかもしれません。

いずれにせよ、センターラインが弱いので、グルーデンはランプレーを減らして、好調なWR陣でミスマッチを作る、という設計にしたようです。極めて正解だと思いますが、QBのレベルが低すぎて、パスが苦し紛れのショートしか通らず、結果、相手ディフェンスをストレッチさせることもできなければ、ランプレーファーストから逸らすこともできず、オフェンスプランが崩壊していました。

個人的にはすごくよく練って練ってコールされているように感じ、その分、カズンズへのフラストレーションがグルーデンもたまっているだろうなと思いました。
ちなみに、WR陣は相手CBを置き去りにしているシーンが今でも多いので、デショーンが復帰しても、おそらくさほど変わらないと思います。

ブレイディがいたら、今頃5勝1敗くらいだったのでは、と思います。


あとディフェンスですが、相手のセンターが強力だったので、ランプレーはそこを基軸に作られ、厳しい感じでしたね。ちなみに64番のゴルストンは、全く歯が立っていませんでした。彼はローテに入れるのは危険かなと思います。
ちなみに、そのセンターを避けるようにラッシュを外から中にカップを狭める作戦に出ていましたが、これがうまくいかなかったときに、真ん中にポッカリとレーンがあいて、何回かQBにスクランブルないしはショベルも含めたショートパスを通されてしまっていました。狙いは良かったのですが、ちょっと極端すぎて、もう少しバランスをとっても良かったのではと思います。

それと、ブリーランド。タッチダウンを取られたシーンは不運でしたね。フィッツパトリックのパスがミスパスでなければ、むしろインターセプトしている絵でした。ショートになった分、スリップし、結果、マーシャルに取られ、それをカバーに入ったところ、オーバーフローしたセーフティにぶつかり、転倒、結果タッチダウンという不幸な絵でした。彼は、ゆくゆくはプロボウラーになってもおかしくないですね。

さて、今日の試合がどうなるのか。それにしても、いいQBさえ来れば、ほんと勝てると思うんですが(強いセンターがいなくても)。

by u-dai (2015-10-26 01:06) 

ソフィア

u-daiさん、いつも詳しい解説ありがとうございます。カズンズの出来の悪さがランに跳ね返ってきていることがよくわかりました。カズンズはミドル・ロングが通らないから、相手守備陣が前のめりになってランが出なくなる、まさにその通りだと思いました。

u-daiさんのコーチ目線の解説がとっても有益です。ワタシのような素人には選手のパフォーマンスしか目に入りませんので。「ふむ、ふむ、コーチ陣はそう見ているわけねー」と。グルーデンのゲームプランは悪くないということはちょっと希望が持てます。
by ソフィア (2015-10-26 11:18) 

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