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元軍人コーチが注入するFighting Spirit

 今年は昨シーズン崩壊したスペシャルチームの建て直しに力を入れていますが、中でも最大のヒットと呼べるのは、スペシャルチームコーディネーターに招聘したベン・コトウィカかもしれません。

 ウエストポイント卒の元エリート陸軍士官。アパッチヘリのパイロットとしてキャリアを積みました。スペシャルチームコーディネーターとしてのキャリアはジェッツ時代の1年だけですが(アシスタント歴は数年)、今日のワシントン・ポストの記事によると、青年将校として培ったリーダーシップやコミュニケーション能力は抜群のようで、早くも選手たちから厚い信頼を得ているようです。

 今春、最初のスペシャルチームのミーティングで、コトウィカが選手たちに語った一言がしびれます。

 "Who wants to join my special forces?"

 おお~、カッコイイ。この一言で選手たちのハートをわしづかみですな。記事の見出しは、"Coach brings fighting spirit to Redskins' special team"で、主力スペシャルチーマーたちの士気が相当上がっているのが分かります。チーム再建に何より必要なのは fighting spirit ですよ! 去年はこれが決定的に欠けていました。

 長年スペシャルチームコーディネーターを担当していたダニー・スミスがPITに引き抜かれた後、シャナハンが後任に連れてきた子飼いのキース・バーンズは、本当にひどかった。記事には、バーンズのやり方に選手たちが反発していた、という記述もありました。

 シャナハン時代を振り返ると、バーンズに限らず、コーチ陣全般がイマイチだった気がしてならないです。イエスマンの子飼いコーチばかりじゃ、やっぱりダメですわ。しかも、バーンズのように無能な奴はシーズン途中でもとっととクビにすりゃあいいのに、シャナハンは絶対にしなかった。

 その点、今年は有能なコーチを揃えた印象を受けます。コトウィカのほかに、OLBコーチのブライアン・ベイカー、ILBコーチのカーク・オリバドッティは、番記者の間で絶賛されており、LB陣は良くなるんじゃね、と言われています。OC、DCはグルーデン人脈ですが、ポジションコーチは能力重視で選んだ雰囲気があります。HCが新米&童顔でちょっと頼りないので、有能なポジションコーチが脇を固めているのは心強い限りです。




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