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シャナハン政権の功罪・「罪」編

 本題の前にまずHC探し情報を。アート・ブライルズがベイラー大残留を表明、ビル・カウワーも今年はコーチ業に復帰しないと明言し、「目玉」と見られていた2人がリストから消えました。

 一方、昨日、DALのスペシャルチームコーチ、リッチ・ビサッチアと面談。この人のことは初めて知ったんですが、TB、SDでも同職を務めており、ブルース・アレン&AJ・スミス人脈のようです。選手からの人望が厚いのが強みとのこと。

 また、バンダービルト大HCのジェームズ・フランクリンにも関心を持っているというウワサが浮上。CLEも狙っているらしく、mentaiさんが貴重な情報を提供して下さってます。

 バンディーの試合は見たことがなく、どんなオフェンスをするか分からないのですが、フットボール界の「ライジング・スター」と呼ばれているほどの注目株。バンディーに来る前はメリーランド大のOCだったそうで、地域的なコネクションもあり。ただ、バンディーで3年やっただけでいきなりNFLのHCに抜擢ってかなりの大冒険。今のスキンズなら冒険もアリと思うけど、ちょっとコワイっす。

 個人的には、ウチのフロントはまだ本命候補にコンタクトしていないのではないかと見てます。とすると、本命候補は1回戦バイのないプレーオフ進出チームのコーチの誰か。ワタシは、ベンガルズOCのジェイ・グルーデンが大本命なのではないかと思っております。アレンとのつながりが深いチャッキーの弟ですし。DCのマイク・ジマーも有力候補ですが、この2人ならオフェンス畑のほうを選ぶでしょう。てことで、ベンガルズさんにはプレーオフ1回戦でさっさと負けてもらって、早くインタビューさせていただきたくw

 さて、本題のシャナハン政権の悪かった点について。

3-4の導入
 はっきり言って3-4のインストールは自殺行為。それまでほぼ毎年トップテンだったディフェンスが最下位レベルにまで転落。最初はパーソネル的に3-4が機能するまで時間がかかるのかなと思って我慢してたけど、4年経って何も改善せず。弁解の余地ナシ。最後までDLが良くならなかったことが、足を引っ張りました。そのまま4-3やってたら結果はかなり違ったと思うぞ。

マクナブの獲得
 2巡+翌年の4巡(だったかな?)を献上して獲得したQBを1年ポッキリで放出。この失敗はチーム再建を遅らせる大きな要因になったことは間違いないです。貴重なドラフト指名権を放出したことも痛手でしたが、それ以上に最初の2年間を無駄に使ってしまったことが返す返すも残念。

息子をOCに起用
 ワタシはカイルのプレーコールが好きで、OCとしては相当優秀だといまだに思っております。しかし、どんなに優秀な人物でも息子を参謀にしちゃいかんでしょーよ。ワタシはDCを代えて欲しいとずっと思ってましたが、OCを残してDCを代えたら、「息子だから優遇されているんだ」という批判が起きる可能性があり、それが必要なコーチ人事の障害になったのではないかと疑っております。

 ジェイソン・ラカンフォラが書いていたように、カイルはポジションコーチ人事などでやりたい放題やっていたようで、親父が息子に特権を与えたことがチーム内に不和を招く一因になった可能性があります。

RG3を今季開幕戦から起用したこと
 ケガからの回復途上だったRG3が開幕から出場する準備ができていなかったのは明らか。でも、だだをこねるRG3にシャナハンが押し切られてしまいました。最初の数試合、RG3を温存していれば、大惨事は避けられたのではないかと思うのです。

 RG3がメディアに「絶対開幕から出る」と言い張ってシャナハンに圧力を掛けていたのを今思うと、シーズン前からシャナハンとRG3の信頼関係は崩れてたんだろーな。

補強の失敗
 シャナハン政権のFA・トレード補強は当たりよりもイマイチなのが多かったです。セラート時代の「ハ」のような大失敗はなかったですが。編成権まで掌握してこの結果じゃなあ~。
 QBドノバン・マクナブ
 OTジャマール・ブラウン
 S OJ・アトーグェ
 DEスティーブン・ボーウェン
 WRジョシュ・モーガン
 
 これに対して、当たりはWRピエール・ガーソンくらいというのは寂しすぎ。

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